Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

JR山手線はなぜ停まったか

2005-11-08 23:53:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨日の事ですが、首都東京にて大事件がありました。
東京都心の大動脈、JR山手線が午前中ほぼ半日に亘って運転不能に陥り、約17万人の方々に影響が及びました。平日の朝だっただけに出勤時間と重なり、地下鉄など代替交通があるとは言え、停止による各方面へのダメージは大きかったと思います。
原因は電車の動力源たる電車線を支え、弛みが出ない様引っ張るウェイト=重りを支持する金具が破断し、重りが落下して電車線を支えられなくなった為とか。
東京初め、大都市圏の鉄道は、その殆んどが燃費効率の良い電車を用いた電気運転。
線路と並んで、架線と呼ばれる電力を送る電車線は、現代鉄道の命綱と申して良いでしょう。
あるいはご存知かも知れませんが、全国の鉄道線路は不測の事態に備え、定期的に厳しい点検整備が施されています。
さて電車線の方は、線路の様に折々人の目による検査管理が行き届いていたのでしょうか?
報道によれば、電車線を支える重りとその金具は、既に20年以上交換される事なく使用を続けていたものも少なくない様です。
大都市の鉄道は、一旦停まると時間帯に関係なく、大きな混乱の原因となり得ます。
路線によっては踏切事故などが原因となる事もありますが、特に今回の様な電力系統のダウンは極めて深刻な影響を及ぼす事が改めて理解できました。
この路線を管理運営するJR東日本には、線路に匹敵する厳しい電力関係設備の再点検を望みたい所です。
既に実施を決めた様ですが、利用者の信頼を失わない為にも、少しでも老朽している設備部品は、早急に交換などの強力な善処を願いたい所です。*(新幹線)*

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする