Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

平成バカ大合併

2006-04-04 00:00:40 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!4月も当ブログを宜しくです。

さて、平成の大合併とか称して、地方自治体の合併が相次ぎましたな。あれは先年度までに合併した自治体に対し、財政面での少なからぬ便宜があるらしいとかで、その恩恵に浴したいとの思惑からでもあった模様。この合併再編の結果、全国の自治体総数は以前の約6割にまで減少した模様。

ただ、合併による合理化、能率化が進んだとは一概には申せない面もある様だ。

例えば群馬県のM市。ここは3つの村が合併して市制施行したのだが、新しい庁舎は統合されず、以前の3村の役場の建物がそのまま使われている由。市の各部署がそれぞれの建物にバラバラに入っている訳で、離れた部署間の距離は実に約20kmにも達し、新たに各部署の伝達役を置く破目になったそうな。

この原因は市制施行に際し、3村が対等合併を目指した結果だった由。それぞれの村の意地と面子の張り合いが、この様な不便かつ非効率な状態をもたらした訳で、そうなる前に、本当に市民の利益に繋がる事は何かを周到に打ち合わせ、面子を捨てて円滑な行政を行える様努めるべきではなかったのか。

この様な「変な合併」はこの群馬県の例だけではないらしい。財政難の折でもあり、関係各位は地域住民の利益を尊重しつつ、費用抑制にも繋がる方策を良く考えて下されたいものである。Dscn1681

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする