Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「沖縄復帰の日」に想う事

2010-05-15 23:56:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今日5/15は、戦後米合衆国の統治下にあった現在の沖縄県が我国に復帰した日。1972=昭和47年の事でありました。

先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争に際してはその末期、我国内にて唯一の戦場となり、実に23万を超える方々が犠牲となった事、又一部で敵方スパイと誤解された地元の方々が、自決を求められる遺憾な事態をも生じた事を、我々は良く記憶して参る必要があるでしょう。
戦後にあっては、米合衆国軍の戦略拠点となり、日米安全保障条約の下、我国に駐留する在日米軍の半分を超える兵力、7割を超える基地施設が集中し、我国の安全が沖縄の犠牲と負担によって支えられている実態を、我々本土の日本人はしっかりと心に留め置くべきであると思います。

今回は、沖縄県の市街地に近い主要基地、普天間飛行場の移転問題が顕在化、鳩山民主党連立政権は、沖縄負担の軽減をも図って、県外又は海外への移転をも視野に入れてその方向性を探った様であるが、移転先候補の鹿児島県徳之島の自治体の支持が得られず、早期の引っ越しの線はなくなった様です。このままでは、市街地に近い普天間飛行場の移転計画は頓挫して引き続き多くの周辺住民が訓練飛行の米軍用機に引き続き安全を脅かされるだけでなく、沖縄県に危険負担を押し付けて戦後数十年を周辺諸国の脅威に晒される事もなく、安穏と生き続けた戦後日本人の「安全はタダ」との不良思潮をこれまでと変わらず蔓延させ続ける事となりかねません。

沖縄県の米軍基地負担の問題は、近現代の歴史教育においても、是非若い世代に知ってもらいたい大事な項目のはずですが、適正な歴史教育は行われて来なかった。まあ以前の文部省、現在の文部科学省にも、日本教職員組合や教育関係の専門家にそうした重い歴史の事実をきちんと教えられるかも疑問だし、それはこれからの歴史教育見直しの項目として強化して行って頂きたい所。

本土の日本人は特にそうですが、国家の安全保障とは、本来他の誰かに守ってもらうものではなく、国民自らの努力と知性にて守るべきものであると私は見ています。そうした思潮を前進させる為にも、まず我々は沖縄の歴史の不運と、基地負担低減へ向けた我国本土の、言わば「痛み分け」をも含めた努力を行う気概を持ち続ける事を、今から模索すべきであると強く感じます。*(椰子)*


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花より新緑へ~

2010-05-15 07:39:15 | 日記・エッセイ・コラム

各位お早うございます。ここ数日、東北日本同様、当地名古屋も気温の低い日々が続いた。特に朝晩、季節はずれの肌寒さには体調を崩す方々も少なくない様だ。寒気は来週も降下し易く、今月中は低温気味の日がまだあるかも知れない。お互いに引き続き、健康安全留意にて。

さて、北の大地札幌の桜も満開の報に接し、季節は花より新緑へと移ろっている様だ。今月初の大型連休が明けてからは拙勤務先が多忙を極め、本日もこれから行事に顔を出す予定。少しく問題も生じてやや参っている所だが、何とか今日一日を乗り切り、お久の明日日曜休日に繋げられればとも思う。来週末は、叶えば山峡の新緑が美しい会津只見へ出かけようかと画策中。夜の美酒共々、この後の楽しみでもある。

021

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