Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

九州の家畜伝染病に思う事

2010-05-21 00:53:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今月は、月初めの大型連休明け以降、本業を初め何かと忙しく、言い訳になってしまいますが、拙日記の更新も中々叶わない状況が続きます。いつも程とは参りませんが、折を見て記すつもりですので、何とぞご理解を賜ります様。

さて、今年初め以来、在沖縄米合衆国軍航空基地の移転問題が折々の話題となっていますが、今春は九州にての大規模な家畜伝染病流行の問題もありますね。口蹄疫と呼ばれるこの病は、我々人類に感染する事はないそうで、感染した食肉を摂っても問題はない様ですが、やはり不健康であれば、風評被害とかもあり得るでしょう。現に感染した動物は原則殺処分との農林水産省の方針が示され、これに基づいて実に12万頭に近い牛豚が処分される予定であるのは遺憾な事です。

病気の発覚は先月後半でしたが、それに先立ち3月末には最初の異変が認められた由で、この時口蹄疫の適切な診断が下されておれば、その後の感染爆発に近い事態を食い止められた可能性があります。先月来の、言ってしまえば自由民主党政権時代とさして変わらない農林水産大臣の対応不良の問題とも相まって、過去にこの病気の発生を経験したにも関わらず、どうも警戒が手薄になっていた印象を受けます。

農林水産省は、現状以上の感染拡大の阻止と、被害に遭った畜産農家の所得補償を行う意向の様ですが、\数百億は必要とされる公的資金の事を考えても、納税者たる一般国民に、この補償が必要な理由を、言葉を尽くして誠実に説明すべきでしょう。
政権党は、既に政権公約マニュフェストの度重なる修正にて国民の信頼を大きく損ねている。この事の対応を誤ると、最早信頼修復は不可能となりかねず、続く夏の参院選勝利も危うくなる事でしょう。

P.S 少し遅れましたが、今春の拙写真帖新作「春を想えば~弾丸列車の残像」が一応の完成をみました。
拙HP別室写真帖の下段⑮番へお越し下さる様。*(注意)*
コメント
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