Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

産業遺構をどう守る?

2010-09-06 00:50:42 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!9月に入っても厳しい残暑。多くの熱中症による犠牲を生じ、歴史上最も暑い夏であったとの話も聞いた。後数日はこんな気候の模様。引き続き、お互い健康安全留意にて。

さて、一昨日土曜日の事だが、岐阜の悪友と再び長野南部の木曽谷へ出かける機会を得た。旧中山道、須原宿の散策などを行った帰途、岐阜・長野県境付近で用途廃止となった軽便規格の小さな鉄道車両の残骸を見かけた。悪友によれば、かつて有名だった木曽森林鉄道の材木搬出などの営林事業に使われていたらしいとの事で、先頭のベージュ塗りの車両は明らかに冷却系を持ち、給油ハッチなどを備えている事から、林業関係や沿線住民の各位が利用されたガソリン動車であると見られ(小さいので、半世紀前の当時はディーゼル機関の搭載は無理だったろう)、材木を運ぶ運材車を介して列車の後部を固める車掌車こと緩急車の3車が残っている模様。特に車掌車は今、全国に殆ど残っていないと思われる木造車体である事には驚かされた次第。

長野県下にては、同じ南部の赤沢森林鉄道の一部が観光用に残され、動ける列車もある様だが、木曽森林鉄道の方は、その遺構が年毎に失われている様だ。画像の様な車両を初めとする遺構も、このままではいずれ解体され失われる事だろう。歴史的価値もあるだけに、自治体による寄付募集などの対応策が強く望まれる所だろう。

007

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人 ここに在り

2010-09-06 00:24:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!先程まで、世界の心臓手術に革命をもたらした名外科医、須磨久善(すま・ひさよし)さんの軌跡を取り上げたTVドラマを拝見していました。

手術の難度が高く、以前は移植しか道のなかった心臓治療に、動脈バイパス手術や、「バチスタ」と呼ばれる高度にしてリスクの高い技法を敢えて導入し、深刻な失敗に直面しながらも、患者各位や関係各位の理解協力に支えられ、果敢に乗り越えて行く姿は、正に技術大国(のはず)の祖国日本の姿そのものであり、「ただ、栄光のためでない」救える患者の命を救う為との崇高な使命感にも大きな感動を覚えた次第。

この物語、元々は確か昨年、ある知友の方の勧めで、同医師の軌跡を綴ったノンフィクションを読んだ事があり、ある程度は存じていたのですが、やはり映像を見ると、想像を超える困難を超えての技の確立だった事が、少しは分かる気がしたものであります。先日、東京都内の某大学病院にて、犠牲を伴う院内感染事件が発覚するなど、相変わらず大変な我国の医療事情ではあるが、こうした先端技術は、これからも大切に育成して行って欲しい所です。

さて、話は少しプロ野球の方へ。
一昨日9/4(土)の中日DX読売巨人Gにて、拙中日の山本 昌投手が史上最年長(45歳)にての完封勝利を遂げ、双方の観客より称賛された由。60年ぶりの記録更新とかで、まずはこの快挙を一地元ファンとして、祝いたく思います。
「チャンスだから 頑張ろうと思った」同投手の言葉には、少し前まで二軍にての鍛錬を余儀なくされ、それを乗り越えた勇者の誇りと自信が感じられ、私も勇気をもらえた気がしている所です。

もう一つ、これはモノ造りに関する事かもですが、信越にお住まいのある方が、自作PCにて円周率の5兆桁までの計算に成功したとか。事実なら、これは今までスーパー・コンピューターでも不可能だった世界新記録であり、これからの我国の機械部品製造の更なる精度向上に、大きく貢献できる可能性を秘めていると私は思います。何よりも、別に本業をお持ちの方の、無償の努力の賜物である所に、凄さを感じます。

この所、今一つ元気のなさそうな我国の社会経済ではあるが、文化スポーツの面共々、未来へ向けての好材料もしっかりある事を今は信じたいですね。こうした努力をきちんと活かせれば、再び世界上位への復帰も叶う事でしょう。
「まだまだ 日本も捨てたもんじゃない 」と言う事でしょう。*(日本)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする