Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「空の 2030年問題」と 自衛隊の役割

2018-01-20 21:18:11 | 国際・政治

大雪対応の拙さなどが揶揄される JR社だが、先日 首都圏に近い常磐線の車中で、久しぶりに良い報に接した。乗車中だった、妊娠中の二十代女性が急に産気づき、下車前に車中出産となった由。乗り合わせた、ご自身も出産経験のある 四十代女性の助力もあって、無事出生。まずは、新たに母親となった当該女性に祝意を述べ、助力された女性の勇気にも、心よりの称賛を贈りたい。又、周囲の乗客及びJR関係各位の理解協力があった事にも触れておきたい。

さて 今回の本題は、鉄道の話題を離れ、空の上の事を少し。近年に至り、低価格運賃を武器にする、格安航空便LCC(ローコスト・キャリア)の台頭もあって、航空界は 機長を初め 操縦士不足に陥り始めている様だ。所謂「空の 2030年問題」。大手ではまだ聞かないが、格安便の一部で、操縦士のやり繰りができず欠航を余儀なくされたケースか出始めているとの話も聞いた。最大の養成門 航空大学校は、再来年度から、育成人員の増員を発表してはいるが、それだけでは間に合わないとの見方もあり、最近では 一部の私立大学などが、操縦士養成に向けた動きを見せ始めている様だ。

拙者は、これらの報道に接してふと思ったのだが、以前から、航空自衛隊と民間航空界の関係がどうなっているのか、少しく疑問が生じた次第だ。全く実行していないとは申したくないのだが、民間航空操縦士不足を少しでも緩和する為、空自出身者の有効活用が図られているのか、一度国民市民向けに、その実態を公表願えないものかとも思う。

以前よりは、人材が集まり易くなったとも聞く自衛隊だが、今回は 空自に関して申せば、除隊後の進路に、民間航空の機長を初め パイロットの道が大きく開かれている事を 今以上にアピールできれば、より優秀な人材を集め、錬成の上 民間航空界に多く送り出す事も可能だろう。海外では、各国空軍と民間航空界の人事交流は、普通に行われていると聞く。

この様に記すと、左派野党や、所謂「お花畑」と言われるエセ平和勢力などから、直ぐに「産軍接近だ!」などと揶揄されかねないのは自覚しているが、民間航空界は、れっきとした平和産業。そうした世界への貢献が、とやかく言われるのは筋違いと言うものだろう。既に始まっている 民間航空操縦士不足。その緩和の為にも、航空自衛隊との、必要な連携を深めて頂きたいと願う次第である。これは、他分野における、陸上、海上の各自衛隊にも言える事ではないだろうか。今回画像は、昨年訪れた、夜の羽田空港の様子。拙ブログで主に載せている、鉄道画像からは少し離れるが、都心とのアクセスでは重要な二路線が乗り入れているのは 広く知られる所。日立運輸・東京モノレール線と、近年開通した 京浜急行電鉄・空港線がそれです。

コメント (4)
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