Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

緊急地震速報は「空振り」を恐れるな

2018-01-06 18:51:44 | 社会・経済
プロ野球の重鎮 星野仙一さんが亡くなられた。1969=昭和44年の中日ドラゴンズ入団以来、四回ものリーグ優勝に選手、監督として貢献され、その後 阪神タイガースを経て、近年は 東北楽天ゴールデン・イーグルスの監督に就き、四年前に 生涯初の日本一達成。我国プロ野球、プロ・スポーツ界に、大きな足跡を残されたのは、ご存じの通り。

二年程前から 膵臓癌に見舞われ闘病中だった由だが、映像は最近まで拝見できただけに、突然の訃報の感強く、哀悼に絶えない。謹んで ご冥福をお祈りする次第であります。

本題に入ります。昨日午前、前後して生じた富山県付近と茨城県沖の 二件の地震を、気象庁が同一の地震と誤って把握、各最大震度3の所へ、緊急地震速報が発せられた件。以下、某ネット記事を引用して、この報の是非を見て参りたく思う。

「二地震同一視が原因 緊急地震速報 富山の地震と同一視=気象庁「改善を検討」緊急地震速報の過大予測」

1/5午前に起きた茨城県沖の地震で、実際の最大震度が 3だったのに 緊急地震速報が発表された問題で、気象庁は同日、地震計データの計算過程で、ほぼ同時に起きた 富山県西部の地震(最大震度3)を、同一の地震として扱ったことが過大予測の原因と発表した。

気象庁の 本多誠一郎・地震動予測モデル開発官は「震源予測を、より精度の高い情報に更新していく中で、結果的に過大評価となった」と説明。「どのような改善ができるか検討していく」と話した。緊急地震速報は、発生直後に速く伝わる地震波を地震計で捉え、規模や震度を自動的に計算し、最大震度 5弱以上と予測される場合に 警報を出す仕組み。

気象庁によると、富山県西部の地震は 1/5 午前11時2分23秒、茨城県沖の地震は、同時同分 26秒に発生。緊急地震速報を判断するシステムは 同 27秒に、富山県と石川県にある二つの地震計で揺れを検知し、震源も富山県内と推測。この時点では「最大震度 3以上」と判断していた。
しかし、同 46秒に茨城県沖の地震を検知すると、一連の地震の震源は 茨城県沖にあると判断を変更。一方で 揺れの大きさは当初の富山・石川両県のデータのみが使われ、震源に近い 茨城県南部で震度 5強程度と過大に推定されたという。(引用ここまで)

確かに、緊急地震速報の発報根拠となる震源位置や 地震規模の推定が正しく行われない可能性があれば、その支障を速やかに取り除き、厳に正確を期すべきは異論がない。しかし、だからと言って 本当に必要な場合の、緊急地震速報の発報を躊躇っていてはならない場合があるのも事実。前述の問題改善に取り組む一方で、どうしても必要と判断される場合には、空振りでも良いから発報すべき場合もある、と拙方は理解している。

緊急地震速報発出⇒異常なし・空振りの方が、緊急地震速報不発出⇒地震発生で、大きな被害を生じるよりは、数等率が良いからだ。勿論、気象庁以下 関係各位の、観測を初め 緊急地震速報の精度を上げる努力に水を差すつもりは全くない。しかし、少しでも兆候や可能性があるなら、敢えて速報発出が大事な場合も、可能性が大きくある様にも感じられるのだが。

今回画像は、熱田神宮東方の、JR東海道線と暫し並行する、名古屋鉄道・名古屋本線の 上り特急列車通過の様子。画像の展望席付「パノラマ・スーパー」も、画像にある 初登場以来の紅白外装での活躍は後僅か。順次 当地東郊の岡崎市内にある整備基地にて、後輩特急車に準じた 更新リニューアルが施されており、年内、或いは来年早々にも完了し、画像の外装は、いずれ見られなくなる見込みです。
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