Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今回自民党総裁選雑感

2024-09-27 22:51:42 | 国際・政治
注目された 今回与党自民総裁選は、予想された決選投票の結果、石破 茂(いしば・しげる)元党幹事長が 高市早苗(たかいち・さなえ)経済安保相を逆転で下し、第 28代自民党総裁に選出された。まずはこの結果を尊重する者だ。

来月初 10/1の臨時国会にて、首班指名を経て第 102代内閣総理大臣を拝命見込み。組閣人事には、党総裁選史上最多の選挙戦となった候補者を多く登用する事も見込まれ、難しさを増す内外の諸事に的確に対応できる態勢構築を願いたい。

その上で、野党側や報道各社が煽る様に話題にする 衆院解散総選挙も遠くないとされる。第一野党の野田佳彦・立憲民主党新代表などは 確実な政権交代の機会としたいなどと息巻いている様だが、事はそう単純ではないのも事実だろう。以下 今日の時事通信ネット記事を引用して、今日のこの出来事を振り返りたい。

「自民新総裁に石破氏=衆院解散『国会論戦後に判断』ー決選投票で高市氏逆転・10/1に首相就任」

岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は 9/27、同党本部で投開票され、石破 茂・元幹事長が決選投票で 第 1回投票でトップだった 高市早苗・経済安全保障担当相を逆転で破り、第 28代総裁に選出された。10/1召集の臨時国会で第 102代首相に指名される見通し。石破氏は記者会見で、衆院解散について「野党と論戦を交わした上で(国民に)判断いただきたい」と語った。

石破氏は「新政権が発足する。なるべく早く審判を賜らねばならない。適切な時期を判断したい」とも述べた。党役員・閣僚人事に関し「共に戦った方に それぞれ最もふさわしい役職をお願いするのは当然だ」と述べ、他の候補を要職に起用する意向を示した。

石破氏の総裁任期は 2027=令和 9年までの 3年間。石破氏は選出後に両院議員総会であいさつし「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度 皆が笑顔で暮らせる国にするため全身全霊を尽くす」と表明。派閥裏金事件による政治不信を踏まえ「一丸」となるよう呼び掛けた。

(自民党)総裁選には 1972=昭和 47年の推薦人制度導入以降で最多の計 9人が立候補。1回目の投票は 棄権 1人を除く国会議員票 367票と党員・党友票 368票の計 735票で争われ、高市氏が 181票で 1位、石破氏が 154票で 2位となった。上位 2人による決戦投票は 党員票を 47票に圧縮して計 414票で行われ、石破氏が 215票を獲得し 194票の高市氏を 21票差で破った。

石破氏は 直ちに幹事長などの人事に着手。9/30に新たな党執行部の陣容を決定する。臨時国会召集日に首相に指名され、石破内閣を発足させる見通しだ。党内では衆院選の日程について、10/27や 11/10の投開票が取り沙汰される。(引用ここまで)

他サイトなどによれば、今回自民党総裁選に際しては 党長老クラスの意向や、これは内政干渉の可能性もあり 踏み込んだ言及は控えるべきかもだが、海外の同盟国や同志国などの意向が一定反映されたのではないかとの見方もある様だ。石破新総裁への一言の祝意と共に、大いなる健闘が光った 高市経済安保相も称えたいと拙者などは思う所だ。

石破新総裁への祝意は、一部左派勢力からも寄せられていると聞く。これなどは、やはり政権交代を狙うべく 衆院解散総選挙を近づける為の策動ではないかと拙者などはみる。

野田立憲民主新代表からは「国会論戦を楽しみにしている。今から腕が鳴る」の表明があった由だが、与党側の政権運営がそうである様に 野党側の政権交代志向もそう簡単には意図通りにならぬは当然だろう。そも立憲民主以下、諸野党に現状政権担当力は 残念ながらないのが実情ではないのか。

対する石破新総裁にも、果たして与党自民をまとめ切る力量があるのか?一抹の疑問が残る。歴代内閣では閣僚を務めるも「背後撃ち」の芳しからぬあだ名が物語る様に、しばしば時の総理と対立も演じてきた。自民内の対立者も少なくないとされ、党内一丸の態勢などおよそ無理との見方も聞く。

それ以外にも、皇統の関する問題などで「ブレた」姿勢も見られ、この辺りは注意して見守る必要もありそう。安保を含めた政策面での学習力の高さなど評価すべき所多いのも分かりはするが、拙者も保守側の一員として そうした問題点には留意の上、石破新内閣の動向をみて参ろうと思う。

今回画像も振り返り恐縮だが、その石破新総裁の選挙区、山陰・鳥取を含む西日本と首都東京を結ぶ JR夜行特急「サンライズ」が横浜を発って、終点東京へ向け ラスト・スパートの様子をもう一度。石破さんも、選挙区との往来にしばしばご乗車の様で。
コメント (2)
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