コナサン、ミンバンワ!今日より7月。当ブログも品性不良モード中、恐れながら宜しくです。
さて前回、偽!桃太郎が手下共に突っ込まれ、明確な返事のできなかった敵役、鬼共の事にそろそろ触れようかと思う。この事は偽!桃の義理の両親も大いに心配している様だ。
義父「なあ桃太郎。手下達の訓練もええけども、鬼達の動向はどうなんだ?」
偽!桃「ああいや、大丈夫でしょう。あちらは赤鬼と青鬼が1匹ずつ。後は若干の小物がいるだけです。力量はそーですねー。エテ位ですか?」
義父「お前、何か敵をナメている様だな。余り軽く見てると後が痛いぞー。」
義母「そうですよ。ここはお義父さんの仰る様に、万全を期さないとー・・・。」
偽!桃「ご心配感謝。心得ております。」
義理の両親は内心にて「ホントかね」とでも言いたげである。
さて場所は変わって敵陣の鬼共である。武術訓練を終えた赤鬼と青鬼の2匹がPCの画面に向かい、サイト検索、所謂ネット・サーフィンに興じている。
青「なあ赤どん。良いサイトが見つかったぞ。」
赤「お主の言う良いサイトは、優良サイトとは必ずしも一致せんでなあ。世間の目で見りゃ不良サイトと紙一重じゃないのか?」
青「うん。そうかも。タイトルは・・・人妻と憩いの一時を・・・だって(苦笑)。」
赤「馬鹿者がー!結局は性風俗絡みではないかー!(軽蔑)」
青「そう言う貴様も夕べ、出会い系とか言う画面を血眼になって追っていたではないかー!」
赤「馬鹿ぬかせ!あれは眼が疲れていただけだー!」
つまらぬ事で、すぐ泥仕合となる鬼共であった。こんな事では偽!桃太郎の手下共並みか、それ以下かも知れない。
青「所で画面を変えよう。あの偽!桃太郎のイカレた手下共の事も、少しは知っとかんとのー・・・。」
赤「おお、そうだそうだ忘れかけておった。残り時間で是非やろうではないか。」( これはとりも直さず自らの娯楽にその時間の大半を注ぎ込み、戦術は合間にしか考えない事を認めた様なものである。)
青「あの3匹を見てるんだが、やっぱり一番の馬鹿はエテ公・・・かな。」
赤「ああ、聞いたぞ。出陣の度にエロ生写真を持ち歩き、戦役を適当にサボっては自慰行為に耽っているらしいな。あれではどの位戦力になってんだか・・・。」
青「犬と雉も概して品性不良だな。犬は偽!桃やその義理の両親の来客がある度に、すり寄って乞食行為に勤しむのが日課だし、雉は雉で、毎朝の残飯漁りが習慣になっとるらしい。全く我国の四足と鳥類の代表と言う誇りも矜持もない連中だ。」
赤「戦力分析をすると、まずはそう手こずる相手じゃないな。」
青「左様。こちらの段取りと戦術で、大きな狂いがない限りはな。」
2匹「では、明日に備えて早めに休もうかのー。」
事前情報の威力か、余裕の笑顔の鬼共である。ただ、情報が正確ならばの話だが・・・。
(続く。本稿はフィクションです。)