Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中共軍、対台湾演習との向き合いは

2024-10-14 20:49:18 | 国際・政治
今朝の速報で知った事だが、中国大陸・中共軍が 台湾を包囲する様な形での軍事演習を行った由。まぁ「強行」と呼んでも良いレベルだろう。

頼 清徳(らい・ちんとう) 現台湾総統が先日発出の、台湾自治の維持と中国大陸との対等な立場の対話を目指す表明を根に持った形だろうか。中共による威嚇的な対台湾軍事演習はこれまでにも行われており、2022=令和 4年のケースでは、中共側の放った弾道ミサイルが 我国の排他的経済水域EEZ内着弾という遺憾な事態も生じている。

確かに脅威は事実であり、沖縄・尖閣界隈にては 中国海警船艇などによる対日威嚇などもしばしばで、住民生活への影響は 決して軽視してはならない事は理解する。その上で 台湾域内の市民生活は努めて平穏が保たれている様に、相当の無理は分るが 我々日本人も台湾各位に倣い、一定は冷静な対峙姿勢にて臨む事も必要かとも思う所。

つまり「中共のこの行状も 基本静かに見てはいるが、我国に対し何かすれば考えがあるぞ」という強い姿勢だ。静かに以下 今日の TBS NEWS DIGネット記事を引用して、みて参る事に。

「石破総理『どういう事態にも対応できる態勢整えておく』中国軍が台湾周辺で軍事演習」

中国(中共)軍が 台湾を取り囲む形で軍事演習を始めたことについて、石破総理は 10/14、どういう事態にも対応出来るような態勢は整えておく」と強調しました。

石破総理「この地域における状況の変化・推移というものを注意深く見守っていきながら、我が国として どういう事態にも対応できるような態勢というのは整えておくと、常にそういうことでありたいと思っています」

中国軍が 台湾を取り囲む形で軍事演習を始めたことを受け、石破総理は 10/14、中谷防衛大臣や 岩屋外務大臣と会談し、報告や意見を聞きました。

石破総理は「台湾周辺の平和と安全は、我が国のみならず 地域にとって極めて重要な問題であり、我が国はこの状況を注視している」と話し ”どのような事態にも対応できる態勢を整える” と強調しました。

中谷防衛大臣は、日本の EEZ=排他的経済水域への弾道ミサイルの飛来は確認されていないものの ミサイル等の可能性もあるため「情報収集や警戒監視に 引き続き万全を期してまいりたい」と警戒感を示しています。(引用ここまで)

石破総理には、表明された以上 信頼性高い誠実な施策の実行を求めたい。既に、台湾に近い与那国島を初め 八重山群島の相当カ所から避難シェルターの整備や、有事の際の島民避難手段の整備を求める声が高まっているというではないか。国会期間外も衆院選対や外交日程などで大変な折は分るが、石破総理は合間に台湾近くのこの地域を視察し、的確な施策の一助にもして頂きたいものだ。

もう一つ。前述島嶼部住民各位の悲痛な訴えにも関わらず、玉城沖縄県政の反応は鈍い様だ。石破総理は早めに玉城県知事と会い、前述対応を強く促すべきではないのか。在沖縄米軍の不良な所への対応もそれは必要だろうが、台湾危機への適切な対応は 最低でも米軍基地問題などと同等以上にみられるべきである。

復習にもなるが、それらの難しさを踏まえた上で 中国大陸の対台湾脅威には 台湾各位とも連携しながらの冷静な対峙をして参れればとも思う次第。我らが自衛隊の力を借りなければならない場面もそれはあるかもだが、そうなった場合でも 我々は台湾各位がそうである様に、努めて冷静に向き合えればとも思う次第。

当然だろうが、中国大陸が挑発的挙動に出ても易々と乗ってはいけない。自由で開かれたインド太平洋地域の平和を守るとは、一つはそういう心がけではとも思う次第。

今回画像も振り返り恐縮。「スポーツの日」よりも「鉄道の日」たる事にも因み 新潟・福島両県境付近にて目撃の、新潟市内と福島・会津を結ぶ JR磐越西線・蒸機列車の様子をもう一度。先導する旧国鉄 C57型機は 石破現総理の地元、鳥取界隈の山陰本線でも大きな足跡を残した因縁のマシン。更に驚いた事に、台湾にても我国から輸出の同型機が健在とか。
コメント (2)
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