当地名古屋は梅雨中休み中。南方の沖縄+奄美両地方は梅雨明けした模様だが、こちらは明日から梅雨第2章となりそうだ。又鬱陶しく、且ついかがわしい?空模様となりそうだが、だからこそくだらない作り話をと言う事で・・・。
さて今回より暫くは、前回予告の「偽!桃太郎伝説」を連載させて頂く。
本物同様「桃から生まれた・・・」の出生の経緯は割愛させて頂くが、何しろ育ってみれば「優等生」叶わず、どうしようもない「寝太郎」状態。就寝も起床も遅く、しかも睡眠中は放屁、脱糞、寝小便、果ては夢精、と粗相何でもあり状態。これにはさすがの人生の達人、義理の両親も手を焼いている。
「寝太郎・・・じゃない桃太郎、もうええ加減にせんかい!」義父の忍耐も限界だ。つい叱声も大きくなる。
かく申す俺も幼少の頃、似た様なものだったから大きな事は言えないか・・・苦笑。
義母はさすがに声は小さめだが「この前電車の中で車掌さんに、粗相の後始末はよろしいでしょうか?なんて訊かれたらしいよ」と義父に向って渋面にて報告をしたりしている。
「あんな事だから、ロクな部下が集まらんのだ」とこぼす義父。
その低レベルな手下共の事を少し。メンバーの犬と雉が今日も言い合いをしている。
犬が雉に向い「コラお前!今朝そこで、残飯を漁っていただろう。」と突っ込めば、すかさず雉も「そう言う貴様も昨日、お館(やかた)のご両親のお客に向かって乞食をしていたではないか!」とやり返すってな具合。全くこう言うのを「上が上なら下も下」と言うのだろう。
さて実は、最も問題多いのが猿なのだが、こいつの事は、すぐに記すのが憚られる位程度が悪いので、又次回とさせて頂こう。(続く。本稿はフィクションです。)