謹賀新年。2009=平成21年も拙ブログを宜しくお願い致します。
新年と言えば、前年の暮れより続くお祝いムードで酒気に親しむ事も多いのは各位ご存じの所。悪友達も、又彼らの親御様やご親族もそれぞれに酒を楽しんでいらす事と思う。
ある悪友の父上は、健康上好いとかでワインを嗜んでいらす様だ。又、「酒は百薬の長」なる言葉をお信じになっている方も多そう。それに対し「結局、アルコールは全部毒!」と断言して憚らないのは我が父である。まあ若かった過日、相当懲りる事態を経験しての事だろうか。俺は不問に付したが、どうもその様に想像される節がある。
勿論父の見解も半分は正論であろう。どんなに健康的でも、度を過ごしてしまっては体調を支障し、甚だしければ急性酒毒などの生死に関わる事態となりかねない。適量をわきまえて嗜むのが正解だろう。そして肝要なのは自分に対してのみならず、周囲に対してもそうした姿勢で臨む事。明らかに相手が拒むのに、無理に勧める様な行為は許されない。以前は慶事や接待などの宴席で良く見られたらしいが、最近は流石に減ったのは、社会がそれなりの成熟を遂げたと見て良いのだろうか。又、近頃の若者は総じて酒量が減って来ていると言う。「頼りない」などと言う前に、それはそれで好ましい面もあると我々大人は受け取るべき。煙草と同様、度が過ぎれば好ましくない面が増えるのは事実なのだから。