Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

海上警備行動を躊躇うな

2008-09-15 19:16:37 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!Cafe表日記にても記したが、8月下旬に続いて再び雨がちの時期がやって来た様だ。まだ先月の大雨被害が癒えていない地方もあり、土砂災害に警戒すると共に、四国の様に少雨から来る渇水に悩む所へは、少しでも恵みをもたらして欲しい所ではある。

さてその四国沖太平洋にて昨日、遺憾な領海侵犯事件が発生した。国籍不明の潜水艦が我国領海を約1時間以上に亘り侵犯、又領海内を潜望鏡のみを上げて航行。これは他国領海内にては潜水艦浮上航行を義務づけている国際海洋法条約にも違反している疑いが強く、潜水艦の国籍を特定しての厳重抗議が強く求められる所である。

防衛省と海上自衛隊上部の見解によれば、今回の侵犯事件に際しては、相手艦船の侵犯行為が短時間だった事などの理由により、武器使用を含めた海上警備行動を見送った由だが、この判断は甘くなかったか?今でこそ我国領海は12海里=約22kmだが、それ以前の領海3海里時代の甘い認識が残ってはいなかったか?それ故に今回を含む度々の侵犯行為を許したのが事実とすれば、問題は明らかであろう。

海上警備行動の指針をもっと厳格に見直す必要があるのではないか。今回は軽度だったのは事実であろうが、より悪質な事例に対しては武器使用も辞さず、との断固とした姿勢を防衛省と海自は示すべきだ。侵犯艦の追跡を試みたのは今春太平洋上にて漁船と衝突する事故に関わったイージス艦「あたご」だ。夏前の千葉県沖漁船遭難も、潜水艦衝突の疑いがあると言う。犠牲になったと言われる漁業関係各位の御霊に報いる為にも、いざと言う時には沈着冷静にかつ適切に行動し、同じ失敗を繰り返さぬ様努めなければなるまい。

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