中国山地の奥地、島根県奧出雲町にある、たたら製鉄の原料となる砂鉄を採取していた施設、「羽内谷(はないだに)鉱山鉄穴(かんな)流し本場」であります。
鳥取県との県境に程近い山奥
にひっそりとあります。
約1キロ上流で砂鉄を含んだ山土を掘り出し、谷へ流し込みます。
途中で石やごみを取り除き、谷川をへた土砂はこの本場へ流れ着き、ここで砂鉄を精選するそうです。
比重の重い砂鉄は底に沈殿して次第に純度が高くなり、最後の桶にたまる段階で、砂鉄分90パーセントくらいになっているそうです。
昭和47年に稼動を終えましたが、現存する遺構としては全国で唯一のもので、いつでも稼動できる状態で保存されています。
最後の砂鉄の溜まる桶の所に磁石を近づけると、砂鉄が採れるかと期待しましたが、稼動してないのでゼ~ンゼンダメであります。
おとづれる人も無く、草ボーボー状態でしたが、こんな山奥で古来には製鉄が盛んだったなんて…
ちょっと信じがたいような雰囲気でした。
鳥取県との県境に程近い山奥

約1キロ上流で砂鉄を含んだ山土を掘り出し、谷へ流し込みます。
途中で石やごみを取り除き、谷川をへた土砂はこの本場へ流れ着き、ここで砂鉄を精選するそうです。
比重の重い砂鉄は底に沈殿して次第に純度が高くなり、最後の桶にたまる段階で、砂鉄分90パーセントくらいになっているそうです。
昭和47年に稼動を終えましたが、現存する遺構としては全国で唯一のもので、いつでも稼動できる状態で保存されています。
最後の砂鉄の溜まる桶の所に磁石を近づけると、砂鉄が採れるかと期待しましたが、稼動してないのでゼ~ンゼンダメであります。

おとづれる人も無く、草ボーボー状態でしたが、こんな山奥で古来には製鉄が盛んだったなんて…
ちょっと信じがたいような雰囲気でした。