世間一般でいうオバさんという人種は…3つの基本条件がある。
その1 相手の話が終わらないうちに自分の話をはじめる
その2 したがって話を途中でもっていかれた相手のオバさんも同じように対抗する
その3 それが双方エンドレスで展開する。
恐ろしいのは2人のオバさんが3人になっても、5人になってもその基本の法則は変わらない、ということである。
そしてやがてはしゃべり疲れる…
と思うのだが、しかしオバさんは絶対に疲れない。
恐るべきオバさんパワー。
しかし新聞をひらけば、週刊誌をパラパラやれば、テレビをつければ芸能人のスキャンダル(アラ探し)に暮れている。
マスコミって凄いなぁ、恐ろしいなぁ、マスコミこそ最大最凶のオバさんだなぁ、と改めて感心したりする。
テレビのワイドショーのキャスターが最もらしい顔をして「許されないことです」などと言ってる顔が、もう隠しようもないヨロコビに満ち溢れてる。
久々の大漁に沸く漁師ってこんなかな、などといったら漁師が怒るわね。
「落ちた偶像」は、みんなが優越感をもって安心して見られる。
主役の名前こそ知っていたが、スキャンダルのヒステリックかつ嬉しそうな報道の嵐によって、芸能界音痴のアタクシもかなり詳しくなったりしてね。
そんなスキャンダルの進展が気になって、週刊誌の出るのが待ちどおしくなったりして…
自分にはまったく関係のない世界の人のことなどどうでもいいと思ってたのに、アッというまにどうでもよくなくなっていたのだ。
気がついたらアタクシも、オバさんデビューの仲間入りしていたのでした