先日、とある温泉宿に忘年会という大義名分(いささか大袈裟か…?)のもとに泊まった。
温泉宿に到着して最初にすることといえば、温泉につかることである。
部屋に案内されると、とりあえずという感じで大浴場もしくは露天風呂に向かう。
部屋の片隅に置いてある浴衣に着替え、ビニール袋に入った備え付けのタオルを一本とりあげ、ピリッと破って肩にかけ、スリッパつっかけて浴場に向かう。
「いやいや、私はその前にポットから急須にお湯を注ぎ、卓上のモナカなどを食べます」
などという人もいるが、この祭無視。
こういう人いるんだよね、卓上のお菓子を必ず食べる人。
食べて必ず、不味いっていう人。
不味けりゃ食うなっての
食わないでさっさと風呂へ行けってーの。
あぁお菓子の話ではなくタオルの話であった。
問題はお宿のタオルなのだ。
温泉旅館のタオルは例外なく薄くて貧弱で小さい。
旅館のタオルが厚かった、という話は聞いたことがない。
なんせタダなんだかんな…という態度がアリアリなのだ。
とにかく切り詰めました、お金かけてません、業者泣かせました、というタオルで薄くて向こうが透けて見える。
絞るとキュウリ、と言いたいところだがネギぐらいに細くなる。
ほとんど手ぬぐいなのに、かろうじてタオルです…と言うところが憎らしい。
だからこういうタオルが浴場や脱衣所などにみすぼらしく捨てられているのを見ると、ザマミロと思いわざと近寄って踏んづけたりするのであった。
ではタオルはうんと厚ければいいのか、というとそうでもないところが難しい。
厚すぎるのも困る。
ようく絞って太めのキュウリぐらい、というのがいい。
ヘチマだと厚すぎるし、もちろんネギではいけない…と思うのであった。
クリスマスイブの夜に、こんなバカバカしい記事しか書けないアホなオジさん(アタクシのことですが…)は、ヤッパリ空気が読めないなぁ~
などと反省。
困った