浜田屋遼太

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赤飯の不思議

2023-08-16 | 日々是好日
我々成人男子は赤飯とは縁が薄い。

滅多なことでは赤飯を食べない。

おそらく一年に一回か二回、ゼロという人もいるに違いない。

お盆なので母が赤飯を炊いた          

余ってももったいないので、冷えきった赤飯を食べる。

冷えきった赤飯は硬い。

ほんの一口取り上げようとしているのに、予想通りの抵抗にあい周辺一帯が密着して離れようとしない。

ここで大抵割り箸が折れる。

ここで大体怒りがこみあげる。

甘くみたのがいけなかった。

と反省し、新たな決意をもって慎重に箸を突入させ、慎重に掘り起こし、ようやく一口分を取り上げて口に入れる。

ゴマ塩の味が懐かしい。

ゴマ塩があって、初めて赤飯の味は生きる。

こうしてみると赤飯といのもなかなかいいもんだね。

ということになり、これからはときどき赤飯も食べてみようという気持ちになる。

そう思ったはずなのに、次の機会はなかなかやってこない。

一年や二年はすぐ経ってしまう。

たまには赤飯を食べようという気になるはずなのに、そうならないところが「赤飯の不思議」である。
コメント (2)
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