北鎌倉駅から大船方面に向かった線路沿いも、いつも立ち寄るコースです。
ホームと道の間の石垣上には、ムシクサ、キュウリグサ、ムラサキケマン、オオイヌノフグリ、タカサブロウなど小さな花が咲いています。
コースの途中にある民家前の小さな花壇には、もう「ウツギ(空木)」の白い花が咲いていました。
円覚寺の塔頭・白雲庵の前の参道にも、小さな花をはじめ椿やキヅタなどの木の花も見ることができます。
お寺にはちょっと似合わないかな…と感じるハーブの「ボリジ」が斜面にたくさん咲いています。
ムラサキ科の1年草で、ここ数年、毎年白とブルーの花を見ることができるので、楽しみに。。
花は砂糖漬け、若葉は天ぷらやサラダに使われるそうです。
2~3年前に剪定をされてしまって、花があまりつかなかったのですが、今年はたくさん咲いていました。
少し高いところに咲いていたので、花のアップは撮れなくて残念でした。
バラ科ヤマブキ属の落葉低木「シロヤマブキ(白山吹)」です。(花が純白で4弁花のものをそう分類をしているようです)
ヤマブキと言えば、黄色の花を思い浮かべると思いますが、鎌倉では意外にこの白花をよく見かけます。
黄色のヤマブキは実ができませんが、白は黒い実をつけ実生で育てることができるそうです、また、この黒い実は年を越して、翌年の花と一緒に見ることができることもあります。
(2012年4月29日撮影 円覚寺・白雲庵参道 )