本堂から孔雀舎へ抜ける途中にある「ヤブデマリ(藪手毬)」の大きな木に純白の花が咲きました。
スイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木です。
白色の花に見えるのは装飾花で、中心の小さな花の集まりが両性花です。花だけをみるとヤマアジサイかと思ってしまいます。
8月になると果実が赤く熟し、そのあと黒くなりますが、その様子をみればガマズミの仲間だということが理解できます。
ヤブデマリの隣に植えられている「ヒョウタンボク(瓢箪木)」にも、たくさんの白と淡いクリーム色の花が咲き、甘い香りを漂わせています。
スイカズラ科スイカズラ属の落葉高木です。
葉の付け根に仲良く並んで2つの花をつけます。
名の由来の、赤い瓢箪に似た果実は、この木ではあまり見ていないように思います。(目にできる高さに果実が生っていないのかもしれませんが…)
( 2012年5月6日撮影 鎌倉・光則寺 )