Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
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鎌倉・光則寺(5)  ハクウンボク、オドリコソウ、ミヤコワスレ

2012-05-10 23:31:56 | 鎌倉

Img_7429blog Img_7421blog 本堂奥のハクウンボクも白い花を咲かせ始めていました。

いつも境内の足元に咲く花ばかりを見て歩いているものですから、つい気付かずに通り過ぎてしまいますが、今年はしっかり見つけることができました。

「ハクウンボク(白雲木)」

エゴノキ科の落葉高木で、木全体に白い花房が下向きにつく様子は、名の通り白い雲のようです。今年は少し花付きが悪いようですが、これから蕾が開けばもっと見ごたえ十分になると思います。

                                                        

Img_7414blog Img_7416blog ハクウンボクの下を通り、池の周りを一周する道の傍らでも様々な花が出迎えてくれます。

今は、ツツジのオオムラサキと白いシャガ、そして山側の斜面にはシラユキゲシなど、他にも小さな花がいろいろ。

毎回、花を探しながら行ったり来たり、2周はしてしまいます。

                              

                                                       

                                                       

                                                        

Img_7403blog Img_7375blog 2種類のオドリコソウ、左はアジサイの根元でひそやかに咲いている深窓の麗人の風情、右は比較的日当たりのよい場所に置いてある鉢植えの元気印。。

生えている場所で雰囲気も違って見えます。

花の形を笠をかぶった踊り子の姿にたとえた「オドリコソウ(踊り子草)」

シソ科オドリコソウ属で、山野や道ばたの半日陰に群生する高さ30~50cmの多年草です。

花の色は淡黄色のものと淡紅紫色の2種類があるようですが、光則寺のは淡紅紫色の方のようです。

                                                       

Img_7458blog_2 Img_7457blog_2 古代紫のような色の「ミヤコワスレ(都忘れ)」

山野に自生するミヤマヨメナの日本産園芸品種として栽培され、花の色は濃青のほか、薄いブルーや白、ピンクなどがあります。

和名の由来は、鎌倉時代に承久の乱で北条氏に敗れ、佐渡に流された順徳天皇が「この花を見ると都への思いを忘れられる」と言ったことからだそうで、そんな悲しい話のせいか、花言葉には「別れ」「短い恋」などがあります。

ミヤコワスレの小さなブーケなんて素敵だと思いますが、贈る相手を考えないといけませんね。

                                                       

                                                        

( 2012年5月6日撮影   鎌倉・光則寺 )

コメント (2)
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