この一週間、咲き始めた光則寺のヤマアジサイをご紹介してきましたが、今日は、先週土曜日に撮った舞岡公園へ行った折の花を少しご紹介したいと思います。
舞岡公園の少し手前にある小さな公園は、昨年秋にハダカホオズキを初めて見ることのできた場所。
今回も何かあるかもしれないし、ハダカホオズキの株の様子も見たい、、、と立ち寄ってみました。
散策路脇に黄色の小さな花の群落、最初はコメツブツメクサだと思っていたのですが、良く見ると少し大きめ。。一度見てみたいと思っていた「クスダマツメクサ(薬玉詰草)」でした♪
4枚目に写っているアカツメクサと見比べていただくとわかるように、大きめと言っても十分小さい花です。
マメ科シャクジソウ属でヨーロッパ原産の1年草です。
花序が薬玉のように見えることから付いた名ですが、受粉後に下を向き大きくなった花弁の形がホップの雌花に似ていることから、“ホップツメクサ”という別名もあります。
花弁に艶があり縞模様が入っているのを見て、こんなリボンがあったなぁ・・・なんて思い出していました。
こちらも栄養不足のアザミかと思っていましたが、良く見ると葉が柔らかくて普通のアザミの葉とは様子が違っていました。
とにかく撮るだけ撮って、帰宅後に調べると「キツネアザミ(狐薊)」だとわかりました。
キク科キツネアザミ属で、道ばたや田畑、空き地などに普通に見られる高さ60~90cmの2年草だそうです。
普通に見られる、、、と図鑑には書いてありましたが、私には初めて目にした花でした。
環境の変化や宅地開発などによって、以前は普通に見ることのできた花もなかなか見ることができなくなっているのではないかと、あらためて考えさせられました。
( 2012年5月19日撮影 )