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はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

富士を望む。山から、海から。

2015年01月04日 | 国内旅行(旅の記録と話題)
 遅ればせながら、明けまして おめでとうございますhinode

 (こんな私ですが…ase)本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
 

 今日(4日)は、このところ正月休みの恒例となっている、はとバスツアーに参加して来ましたexclamation2

 参加したのは御殿場「時の栖(ときのすみか)イルミネーションと富士を望むロープウエイ&ミニクルーズと言うコース。

 浜松町を出発して、バスは一路、静岡県は伊豆の国市(って、市を今回初めて知りました!これも平成の大合併で出来た市なんですかね?!)にある伊豆の国パノラマパークへ。

 そこで、まずはバイキングの昼食です。

 地元の食材をふんだんに使ったと言う和洋中の料理。ネットでの評判の割には十分おいしくいただけました。味覚と言うのは個人の普段の食生活に左右されるものだし、そもそも観光地によくある、団体御用達の大型レストランに、グルメな味を期待するのが間違いなのかもしれませんねwinkイマドキの日本人の舌は贅沢だものなあ…それを満足させるのは並大抵のことではないでしょう。

 昼食後は、レストランと同じ建物の2階から、ロープウエイで標高452mの葛城山山頂へと向かう、約7分間の空中散歩。4人乗りの小型で、座ってノンビリ景色を眺められるのが最高!昔、スイスのグリンデルワルトで、同型のロープウエイに乗った時のことをふと思い出しました。

 今日は天候に恵まれ、何度もツアーで当地を訪れているガイドさんも絶賛の富士の姿を拝むことが出来ました!(普段は、この時期でも<午前中はともかく>日中は、山頂付近が雲で隠れていることが多いそう…)

葛城山山頂から望む富士
その雄大な眺めに、しばしウットリ…meromero




 この後、駿河湾での約25分のミニクルーズ。小型船を貸し切りです。100円のかっぱえびせんを手に、いざクルーズ船へ。

 かっぱえびせんは、クルーズ船の周りを飛び交うウミネコ達へのエサnikoかっぱえびせん1個をピンと立てて持った手を船から突き出すと、船の周りを飛んでいるウミネコ達が急接近して来て、かっぱえびせんに食らいつくらしい。しかし、ウミネコは警戒しているのか、間近まで迫って来ても、かっぱえびせんに食らいつくことなく、また離れてしまう。なかなか上手く行きません。

 試みに、船の周りを飛び交うウミネコ達に「ほーら、投げるよ」と呼びかけ、彼らの注意を引いた後に(ウミネコと一瞬目が合います・笑)、かっぱえびせんを彼らに向かって投げると、彼らは見事にくちばしでダイビングキャッチbikkuri

 たまに、かっぱえびせんひとつ目掛けて数羽が突進し、ケンカになることも。さらに、上空で旋回していた一羽が急降下して来て横取りすることもあり、ウミネコ個々の性格も窺えて、興味深かったです。

 手でつまんだかっぱえびせんは頑張ってもせいぜい4個程度しか捌けなかったのに、ウミネコとの阿吽の呼吸で空中に放ったかっぱえびせんは、短時間のうちに10個以上ウミネコ達のくちばしへ。

 これは、ウミネコ達と心が通じ合ったような楽しい体験でしたmeromero2


駿河湾から望む富士

 しかし、ウミネコのエサやりに夢中になっているうちに、あっという間にクルーズの時間は過ぎ、慌ててシャッターを切ったのでした…ase


 海上から見る富士も、やっぱり絵になります。いにしえから現代に至るまで、数多の画家が富士を描いたのも、納得できる姿です。



 もちろん、携帯やコンデジで撮った写真よりも、肉眼で見る方が何倍も何百倍も迫力があり、神々しく、美しいです。まさに眼福です!

 午後4時半頃、最後の目的地、御殿場の高原リゾート「時の栖(ときのすみか)」へ到着。高原だけあって、底冷えのする寒さでした。帰りは9時過ぎになるので、ここの露店で腹ごしらえ。ご当地コロッケ等をつまみに地ビールを飲んだり、甘酒を飲んだり…

 しんしんと冷え込む空気の中、夜の闇にイルミネーションはよく映えます。やっぱり冬の風物詩。



 Uターンラッシュは前日がピークだったせいか、帰路は殆ど渋滞もなく、予定より40分ほど早く終着地の東京駅に到着。聞けば、1月2日のツアーはUターンラッシュに巻き込まれ、バスは深夜の12時着で、終電に乗り遅れた人もいたらしい。その意味でも、今日の日を選んだのは正解でした。

 今回参加したコースは、天候に恵まれれば、ランチ・バイキング、ロープウエイ、ミニクルーズ、イルミネーションと内容も盛りだくさんで、とても楽めるコースだと思います。

【参考画像】葛飾北斎『富士 神奈川沖浪裏』






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