はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

【感想】十三人目の刺客?もとい『十三人の刺客』Ver.2

2010年09月29日 | 映画(今年公開の映画を中心に)
 ベネツィア国際映画祭でも好評だった(上映終了後、7分間に及ぶスタンディングオベーションだったらしい)と言う三池崇史監督、役所広司主演の『十三人の刺客』を見て来た。今から47年前の1963年に公開された『十三人の刺客』(工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演)のリメイクらしい。本作は、密かに集められた十二人プラス一人の刺客が、暴君の名を欲しいままにする、将軍の腹違いの弟で明石藩主の松平斉昭の暗殺を企てる、と . . . 本文を読む
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花は咲く、されど実はつかず(T_T)(5)パプリカ栽培146日目

2010年09月27日 | やさい栽培観察日記
 今日は朝から雨模様。気温も昼で17度と肌寒い1日。つい数日前の猛暑が嘘のように、一気に秋めいて来ました。  久しぶりのパプリカ観察日記です。8月下旬から9月上旬にかけては旅行に出かけていた為、大学の部活で家に残った息子にパプリカの世話を任せていました。まだまだ猛暑が続いていたので、毎日の水遣りはけっして怠らないよう強くお願いして。1日でも水遣りを忘れると、もう可哀想なくらい萎れてしまうパプリカ . . . 本文を読む
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面倒臭い話

2010年09月26日 | 日々のよしなしごと
どうも世界どこを見渡しても、隣国同士は仲が悪い。イスラエルVSパレスチナ然り。ギリシャVSトルコ然り。そして日本とその周辺諸国も。どれもこれも、ちっぽけな人間のエゴが絡んでいる。 あ"~面倒臭えぇ~ 地球さまからご覧になれば、どの国も、どこの人間もただの間借り人じゃねえか? 人間が地球さまを自分の所有物だなんて思っているのは、傲慢以外の何ものでもない。 勝手に地球さまの表面に線引きして、勝 . . . 本文を読む
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上村松園展

2010年09月24日 | 文化・芸術(展覧会&講演会)
 現在、東京国立近代美術館で開催中の『上村松園展』を見て来た。上村松園は、「東の鏑木清方、西の上村松園」と謳われた「美人画」の名手である。これまで日本画の展覧会で、彼女の作品を何点か見る機会があったが、初期から晩年までの作品が一堂に会した回顧展を見るのは今回が初めてだ。  「画風の模索、対象へのあたたかな眼差し」「情念の表出、方向性の転換へ」「円熟と深化」の3章構成でその画業を展覧する、これまで . . . 本文を読む
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スペイン周遊

2010年09月21日 | 海外旅行(旅の記録と話題)
 8月終下旬から9月上旬にかけて、8泊9日の旅程で、阪急交通社が催行するスペイン周遊ツアーに参加した。(右写真はコルドバのメスキータ<スペイン語でイスラム教寺院モスクの意>内部)  25才で初めて(←意外に遅い)イタリア・フランスを旅して以来、スペインで15カ国目の訪問になる(海外渡航回数は25回程)。英、仏、伊、米、トルコは複数回訪れているのに、ヨーロッパの中でも好きなアーティスト . . . 本文を読む
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『悪人』(日本、2010)

2010年09月16日 | 映画(今年公開の映画を中心に)
 深津絵里が先のモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を獲得して話題となっている映画『悪人』を見た。  芥川賞作家、吉田修一の小説が原作で、今回は原作者自身が李相日監督(『フラガール』)と共に脚色を担当している。本作は原作者が作家生活10年と言う節目に手がけた初の新聞連載小説で、それまで書いた中で最も長編の意欲作。自他共に「代表作」と認める作品だけに、その思い入れも一入なのだろう。  ポスター . . . 本文を読む
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流行り廃り

2010年09月12日 | 日々のよしなしごと
ブログと言う情報発信ツールが日本のネット上に登場してから10年にはなろうか?この「ブログ」も、誰もかしこもが手を染めたひところのブームは去ってしまったようで、私が懇意にしていたブログの中にも、もう更新が止まってしまったものや削除されたものがある。 私は2005年の11月末からブログを始め、始めた当初は新作映画レビューをブログの柱としていたせいか、できるだけ多くの人に読んで貰いたくて、そのきっかけ . . . 本文を読む
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書きたいことは多々あれど、時間がない

2010年09月09日 | 日々のよしなしごと
台風9号は日本各地で被害と混乱をもたらしたようだが、我が家の周辺では何の問題もなかった。昨夜はニュース報道を見て心配した九州の母が電話をくれたが、何事もなかったと言う私の返答に、ホッとすると同時に拍子抜けしたようだった。 改めて振り返ると、今の場所に住み始めて15年近くになるが、自然災害らしいものに遭ったためしがない。近くに大きな河川はないし、山もない。海も遠くはないが、自宅から見える程近くもな . . . 本文を読む
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