私は基本的に下は小学生から上は大学生まで、主に学生を対象にギャラリートークをさせていただいていますが、年に1~2回、自治体や団体が主催する生涯学習の一環で訪れる成人の方々に対しても、ギャラリートークをさせていただくことがあります。
実は今日実施したギャリートークが、その年に1回あるかないかの、成人を対象としたギャラリートークでした。都内とは言え、かなり遠くからバスでいらしたその団体さんは、あいに . . . 本文を読む
九州在住の甥っ子が昨年入学した旧帝大系の国立大学を中途退学して、今冬、大学受験に再挑戦した。どうしても国立私立を問わず東京の大学に進学したかったらしい。
もともと地力のある子なので、無事、慶応大学に一般入試で合格した。今やマスコミ報道を見ても、巷の評判を聞いても、はたまたネットの書き込みを見ても、慶応のブランド力は東大・京大に次ぐ強さだ。日本のトップクラスの企業への就職率や就職後の人的ネットワー . . . 本文を読む
今年に入って昨日までに31本の新作映画を見ている。私は基本的に好き嫌いのない雑食系なので、いつもの如くジャンルは多岐に渡る。現時点で私がベストだと思うのが、タイトルの作品だ。原題はジュディ・ディンチが演じる主人公の名前。邦題は、幼い頃に生き別れた息子との再会を切実に願う、主人公の心情に寄り添ったものとなっている。
本作は実話に基づいた作品。近年は映画界が物語を創り出す力を失ってしまっ . . . 本文を読む
2年間家庭教師を担当した生徒さんが無事、第一志望校の合格を果たし、その後は暫く休んでいた息子。
3月に入って、ひと月海外に短期留学する人の代打で、再び家庭教師をすることに。
先日、その家庭教師先のお宅から、これまで見たこともない、直径13CMの巨大な柑橘を持ち帰って来ました。
主に贈答用として、デパ地下で販売されているような代物ですね。
まず、えも言われぬ爽やかな香り。何度でもその実に鼻を . . . 本文を読む
夫の発案で5年ぶりに、今回は夫婦で、春の訪れが間近い江の島に行って来ました。前回の江の島訪問記:『つぶらな瞳に魅せられて~江の島賞美』(2009.3.21(土)訪問)
今日も前回の訪問と同様、天候に恵まれ、抜けるような青空の下、遠望では紺碧の、岸辺では透明感を湛えた海が、陽光に照らされて、それはそれは美しく、見惚れるほどでした。
今回は江の島1dayパスポート" eno=pa . . . 本文を読む
息子の美術館デビューは生後4カ月だったが、以来、私の趣味に付き合わせる形で(笑)、これまで国内外の数多くの美術館の、のべ100近い数の展覧会に息子を連れて行った。さすがに大学入学後は勉学や研究、部活に忙しいのと、彼なりの嗜好もあって、以前ほどは一緒に連れ立って行くこともなくなったが、幼い頃から場数を踏んだことで、彼なりに美術作品との向き合い方を学んでくれたのではと思っている。彼が10年通った絵画教 . . . 本文を読む
待望の我が子を授かって私が思ったことは、「我が子をできる限りいろいろな所に連れて行き、さまざまな経験をさせてあげたい」だった。
生後3カ月の息子をベビーカーに乗せて動物園に行ったのを皮切りに、私なりに(まあ、殆ど私の趣味に付き合わせた形だけれど)いろいろな所へ息子を連れて行った。
無謀と思いながらも、生後4カ月の息子を背中におぶって、渋谷の美術館にも行った。初めて訪れる美術館の雰囲気に、息子が . . . 本文を読む
久しぶりに横浜MM地区を夫と散歩していたところ、赤レンガ倉庫前広場にて、ドラえもんを発見
写真に納めようとしたところ、ドラえもんは逃走しました
これは、その時の写真です。ギリギリのところで、フレームに納まりました
. . . 本文を読む
美術館で、主に子供たちを対象にギャラリートークを始めて、もう10年になる。毎回、どんな子供たちに出会えるのか楽しみであり、また、不安でもある。
不安と言うのは、私自身の力量の問題だ。果たして自分の案内で、子供たちに美術館を楽しい場所として捉えて貰えるのか、場数を踏んでもなかなか確信が持てないでいる。
と言うのも、来館する子供たちのコンディションが、例えば「過去の美術館・博物館体験の有無」「学校 . . . 本文を読む
できれば縁あって出会う人とは、親しくなりたいものです。しかし、残念ながら、それが難しいこともあります。
例えば私の場合、お互いのことを知らない段階で、相手を見下したような態度で接する人には、心を開けません。私の基本的な考えとして、「他者には敬意を持って接すること」が、人と接する時の最低限なマナーだと思うからです。
高飛車な態度を取る人は、瞬時に自分と相手との力関係を"自分の物差し"で測っている . . . 本文を読む