駅地下のパン屋さんでパンを買っている間、外から子どもの叫び声が響いていた。
買い物を終えて店を出ると、人が行き交う通路の真ん中で2~3歳位の女の子が床に大の字になって何やら叫んでいた。
その足元には、女の子に靴を履かせようとしている母親らしき女性がいた。少し離れた場所に、荷物を積んだベビーカーと共に父親らしき男性がぼんやり立っていた。
店とエスカレーターの間にある通路の幅はそれほど広 . . . 本文を読む
私は外出先で注意深く人間を観察している。
このブログでしばしば登場する女子トイレは格好の人間観察の場である。
常に待ち行列のできる映画館や劇場の女子トイレでは列の並び方で、「通常あらゆる場面で"気配り"を見せる女性」の大半が、「他人の目が気にならない場所」において、「利害関係のない他人に対して」はかなり無頓着であることが一目瞭然である。
残念ながら、トイレの個室と洗面所の配置から、ど . . . 本文を読む
東急東横線妙蓮寺駅正面にある妙蓮寺境内。そもそも東横線が妙蓮寺の敷地内を通っているんですね。
当初は線路の敷設の為に東急電鉄側から寺は移転を打診されたらしいのですが、妙蓮寺自体、かつてJR横浜線敷設の為に移転を余儀なくされた寺がもうひとつの寺と合併してできた寺なので、さすがに再度の移転には難色を示して、寺の敷地内に線路を通すことを許した形なんだとか。
昨日は爽やかに晴れて日差しも暖かく . . . 本文を読む
マイ・ベストフレンド~親友と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、郷里にいるKちゃんの姿だ。
彼女とは中学校で1度クラスが一緒になったきりで、高校もそれぞれ違う学校へと進んだのだが、なぜかウマが合う上に家が近所だったこともあってずっと仲が良く、20代で私が上京後遠く離れても、私の人生の節目では常に私の傍にいてくれた人だ。彼女との付き合いはかれこれ40年近いが、彼女以上に長い付き合いの友人達がいる . . . 本文を読む
夫が毎朝六時にラジオが起動するよう設定しているのですが、今朝はいきなり地震警報が流れてビックリしました。
避難の呼びかけも緊迫感があって怖かったです。
つい最近、二ュージーランドで比較的大きな地震が発生したこともあり、二ュージーランドの震災から1ヶ月も置かずに発生した5年前の東日本大震災のことを思い出して、用心はしていました。
福島県沖、深さ10キロを震源とするマグニチュード7.3の . . . 本文を読む
ちょっと無理なスケジュールが祟ってか、喉に違和感を覚え、咳がゴホッ、ゴホッと出始めました。
これはもしや風邪の引き始め?!こじらせたら大変だと思い、葛根湯を飲み、且つ、首、手首、足首の「3首」を冷やさないよう気を付けて、身体を温かくして、いつもより早めに寝ました
風邪は心身の疲れから…
食事にも身体を温めるネギやショウガなどの食材を取り入れ、とにかく身体を温かくして、十分な睡眠をとる . . . 本文を読む
今や「英語帝国主義」と揶揄されるほど、英語と言う言語が「国際語」として世界で広く使われているのは誰もが知るところだ。
幾つかある大学の評価ランキングでも、英語圏の大学が英語の「汎用性」と言う強みで軒並み上位を占めているし、アジア圏でも英語教育に力を入れている国々の大学が近年急速にランクを上げている。逆に比較的英語力に劣る日本の大学はランクが下降気味だ。
結局、ランキングの評価指標のひとつ . . . 本文を読む
私は若い頃、出来れば四年制大学の国文学科か社会学科に進学したかったのですが、それは家庭の事情で叶いませんでした。
私が11歳の時、家を購入した翌年に父が病に倒れ、それまでの仕事を辞めなければならなくなり、その上、父は通院中に交通事故にも遭うなどして、その後長らく家計が大変な状況に置かれたのです。
さらに私が10歳の時に生まれた末妹は両股関節脱臼症で生まれた為に、約4年間コの字型に開脚した . . . 本文を読む
先日、明治神宮外苑で行われたイベント会場で起きた不幸な死亡事故は、火災に遭った展示物を出展した大学生たちの、白熱灯に関する無知が原因であったと特定されつつある。
息子を見ていても思うのだが、理系の「専門バカ」ぶりは、昔以上に加速しつつあるのかもしれない。あまりにも新旧の技術、モノ、情報が彼らを取り囲んでおり、個人でそのすべてを把握することはほぼ不可能に近いのだ。
さらにSNSやゲーム等の . . . 本文を読む
またまた1カ月フリーパスポートで見たのだけれど、この作品ばかりは夫婦で見れば良かったかな。
余命半年を宣告された主人公が放送作家ならではの発想力で、自身亡きあとの妻と息子を想って考えだした人生最後の渾身の企画。
それは奇想天外で、何とも非常識なんだけれど、その根底にあるのが残される妻と息子に対する深い愛情だから、見る者としてはその後の展開も納得できた。
どうせ死ぬのなら、自分が死ん . . . 本文を読む