畏れを知らぬ者たちには恐れを
沖縄に住んでいた時に何が気になったかと言えば、有刺鉄線で囲まれた米軍基地内に広がる青々とした芝生だった。油断すれば強靱な雑草が伸び放題の亜熱帯の沖縄で、あの端正な芝目を維持するのは並大抵のことではなかろう。
かつて「銃剣とブルドーザーで地元住民から土地を強制接収した」と言われたように、あの青々とした芝生は米占領軍の、ひいては米国の征服欲の象徴として見てとれた。 . . . 本文を読む
今週はいつになく美術館に行く機会が多く、今日も行って来ました。外はムッとするような熱気なのに、美術館内はヒンヤリ。この内外の温度差が結構不快だったりします。特に涼しい館内から外に出た時。あの地面から立ち上る熱気、体にネットリまつわりつくような湿気を含んだ空気が、体に一気に襲いかかる感覚。大陸のカラッとした空気に慣れた欧米人にはなおのこと辛いのか、白人の太った男性が木陰でグッタリしていました。
ま . . . 本文を読む
昨日は病院へ。先週の検査の結果が思わしくなく、結局投薬治療を行うことになりました。副作用の可能性もあるらしい。当然のことながら、長年の不摂生により崩した体調はそう簡単には回復しないと言うことでしょう。気長に治して行くしかありません。昨日治療にあたった看護師さんにも「虫垂炎で入院されたのは不幸中の幸いでしたね。良いお医者様に巡り会われたんですね。この病気は見過ごすと大変なんですよ」と言われました。外 . . . 本文を読む
今日午後は病院へ。予約を入れていても結局診察・検査、それぞれの待ち時間で所要3時間余り…病院を出たのは5時半過ぎです。そこから駅に向かって歩いていると、道沿いにある全て(!)のコンビニの前で、会社帰りのサラリーマンらが数人固まって喫煙している姿が目に付きました。まるで青空喫煙所ですね。皆さん紫煙をくゆらせて恍惚の表情を浮かべていますが、端から見たら情けないです。タバコを吸いたいがためになりふり構わ . . . 本文を読む
手で枠を作って細部を観察してみる
昨日は、ボランティア仲間数人と自主研修の形で、五反田にあるルーヴル・DNPミュージアムラボに行って、ドキュメンタリー映画『クラス・ルーヴル』を見て来ました。
ルーヴル・DNPミュージアムラボとは、2006年10月から、ルーヴル美術館とDNP大日本印刷(株)が行っている期間限定の共同プロジェクトのようで、私もボランティア仲間を通じて今回初めて知った次第です。 . . . 本文を読む
あんまりおいしいので一気に食べてしまいました。だから外箱だけ。
お伊勢名物「赤福」の冷凍餅を用いた消費期限の誤魔化しが発覚したのは、「赤福」創業300年という節目の年でした。一時は消費者の信頼を失い販売中止を余儀なくされましたが、この一件は起こるべくして起きた「赤福」再生への道筋だったように感じます。
最近名古屋への出張が多い夫の手土産は「赤福」です。あの騒動以来、「赤福」は原点に立ち返り本 . . . 本文を読む
ネットのレシピを参考に作ってみました。
鶏もも肉と冷蔵庫の中のありったけの野菜(10種類以上)を一口大に切って、包丁の腹で潰した1~2片のニンニクと一緒にサッとオリーブ油で炒めてから、コンソメスープの素と塩こしょうを適宜加えて、ル・クルーゼの鍋で水分を一切加えずにコトコト1時間以上煮る。
レシピにはトマトの水煮缶を使用とありましたが、私は生のトマト3個をクシ切りにして加えます。材料は鍋に山 . . . 本文を読む
自宅マンションに最初から設定されていたリビングのエアコンが壊れてから早2週間。どうにか猛暑を切り抜け、何となくエアコンなしの状態に体が慣れた頃に(笑)、新しいエアコンが我が家にやって来ました。
エアコンと言うと白が定番カラーですが、我が家の新しいエアコンの色は”シャンパンゴールド”。名前からしておしゃれでしょう(笑)?実はこの色、買い換え需要で好評な色とか。その理由は新築から10年以上経過し . . . 本文を読む
今日は午前中いっぱいを病院で過ごしました。午前8時に家を出て、8時半に病院入り、その後3時間に渡る検査をし、検査料精算を済ませて病院を出たのが正午近く。予め言われた通りに雑誌や本を持参し、覚悟して長時間の検査に臨みましたが、やっぱり疲れますね!特に絶食状態で採血はキツイ。そもそもこのところの暑さでバテ気味なのでフラフラ。
しかし現金なもので、駅ビルの自然食レストランで(身体の声に従って?!)野菜 . . . 本文を読む
■青柳正規氏
「日本の国立美術館の現状と問題点について」
日本の国立美術館(国立西洋美術館、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立国際美術館の4館)は、平成13年に独立行政法人に移管した。その年の年間入館者総数は約140万人。4年後の17年には400万人を記録しているが、これは「ゴッホ展」効果である。そして昨年度(19年)は、国立新美術館の新規開館もあって430万人と堅調に増加。因みにフラン . . . 本文を読む