もう10年以上も前になりますが、海外駐在時、友人夫婦が
英国駐在だったこともあって、何度か英国を訪ねました。
英国はロンドンも良いけど、カントリーサイドが絶品です。
キーラ・ナイトレイ主演の☆『プライドと偏見』は、
そのカントリーサイドの風景がふんだんに盛り込まれていて、
とにかく映像の美しさには魅了されます。
肝心の物語の方は、正統派メロドラマといった趣。
互いの誤解を解き、身分違いの恋は果 . . . 本文を読む
19世紀ロンドンを舞台とした、
孤児オリバー・ツイストの物語。
家族で安心して見られる作品ですね。
先頃見たミュージカル『ベガーズ(乞食)・オペラ』は
18世紀のロンドンが舞台でしたが、貧しい人々の暮らしに、
18世紀も19世紀も大差ありません。
不衛生な街で、着たきりスズメで、食うや食わずの生活。
そもそも19世紀までヨーロッパにおいて、子供は
”幼く未熟であるがゆえに保護される存在”ではな . . . 本文を読む
土曜日に家族で見て来ました。
既にご覧になった方の感想をブログ等で拝見する限り、
原作を読まないことには理解し難いとあったので、
私は原作を読んでからと思っていたのですが…
やっぱりジェットコースターな展開で、肝心の?謎解きの
部分はあまり理解できなかった、というのが正直なところ。
それは夫も、息子(←の場合、当然か!『ナイロビの蜂』でさえ
理解できないとボヤいていたのだから)も同じ。
謎解 . . . 本文を読む
自宅マンションの敷地内にひっそりと一輪だけ咲いていた。
どこから飛んできて、ここに根付いたのか?
小ぶりで、まるで迷子になった子供のような心細さを、
その姿に感じてしまう。
実際はどんな場所でも根付いてしまう逞しさを持って
生きているのだろうけど。
【追記】06.05.28
翌日には無惨に茎がへし折れて地面に横たわっていました。
前夜の雨に打たれて折れたのか、
無断駐輪の自転車に踏み潰された . . . 本文を読む
美しいので、夢中でシャッターを切ってしまいました。
ひとつひとつ色合いも違うし、花弁の形状・数も違うし、
中には頭(こうべ)を垂れるものなどもあって
(その特徴から花のトンネルを作る際に用いられるそう)、
多彩で、豪華で、気品のある美しさは、
昔から人々を魅了して止まないのですね。
だから多くの人々によって改良がなされ、多くの品種が
開発され、それぞれに素敵な名前が付けられている。
まさに蘭と双璧 . . . 本文を読む
今日は友人宅に招かれ、彼女が育てた自慢の薔薇の花々を愛でて来ました。今なら花屋で、手軽に素敵なものが手に入りますが、株から丹精込めて育てられた鉢植えの薔薇には、育てた人の愛情の深さが窺えて、味わい深いですね。写真の薔薇には《プリンセス・オブ・ウェールズ》と言う 名前が付いています。故ダイアナ妃ゆかりの名ですね。清楚で気品ある雰囲気を湛えています。(携帯より送信。移動中の車中にて。)
. . . 本文を読む
今年の見初めはジム・キャリーのコメディから。
主人公のディックが夢に描いた幸せは、
突然の会社の倒産から脆くも崩れ去ってしまう。
上昇志向の強いディック。夫婦共に少し見栄っ張り。
しかしいくら生活が困窮したからって、
犯罪に走るのはどうなんだろう?
コミカルに描いているけど、
結局自分本位な身勝手な行為だ。
一応それも、ディックやジェーンの”勝ち組”志向を
皮肉った描写らしい。
本作では、大 . . . 本文を読む
最近たまたま見た番組で世界的に有名なバレリーナ
上野水香さんを見かけました。
プロのバレリーナに憧れる少女が
「外国人バレリーナの四肢の長さを見ると、
容姿的に見劣る日本人は太刀打ちできないのではないか?」
と、その揺れる心打ちを吐露すると、
上野さんは愛くるしい笑みを浮かべながら、
「そんなことはないですよ。
日本人には日本人ならではの良さがある。
技術的には何ら遜色はないし、
日本人が持つ . . . 本文を読む
映画『ホテル・ルワンダ』
現時点で、今年一番の印象深い作品です。
繰り返しになりますが、普段、備忘録として細々と興味関心
の赴くままに書いているので、今回の『明日の記憶』を
きっかけとして、(私にしては)たくさんのTB&コメント
を多くの方からいただき、その返信にてんてこ舞状態です。
できるだけTBやコメントをいただいた方のブログへは訪問
して記事を拝見し、TBはもちろんのこと、コメントも
書 . . . 本文を読む
試写会に招かれておきながら言うのも何ですが、
試写会の意義とは何なのでしょう?
いつの頃から一般向け試写会が、これほどまでに盛況と
なったのでしょう?今や、一般公開に先駆け試写会を
実施するのは常識となっています。
映画愛好者の口コミ効果は、絶大な宣伝効果をもたらす
のかもしれませんが、同時に諸刃の剣でもあります。
もし、試写会での評判が芳しくなかったらどうするのか?
不評は好評と同じく、いえ . . . 本文を読む