『かもめ』
おししいはもちろんのこと、
おいしいもありますよん
群ようこさんは、今回初めて小説を
映画のために書き下ろしたそうですね。
今日、帰りにその本を書店で見つけました。
仕掛け人はあの幻冬舎の見城氏。
ほぉ~なるほど、という感じです。
この作品は群ようこワールド全開ですね。
不思議さとおかしみと優しさが同居した世界。
見終わった後…な気分になります。
特に事件があるわけでなく . . . 本文を読む
『明日の記憶』は著名な原作、監督、キャストの割には、
すごく地味な作品だと思います。
ひょっとしたらテレビの2時間ドラマ枠に納まるスケール
なのかもしれない。
それでもあえて映画化したのは、やっぱりテレビドラマは
”消費される”イメージが強いからかな?
”映画”として残したかった作り手の思い、
みたいなものを感じます。
◆堤幸彦監督の日常と共に「明日の記憶」への思いが
綴られています。
*監督の . . . 本文を読む
今や名実共に世界的な映画俳優となった渡辺謙の、
意外にも映画初主演作
(『天と地と』は白血病発症で無念の途中降板だったため、
本作が実質初主演作となります)。
ハリウッド滞在中に原作本と出会い、
その内容にいたく感動し、映画化を思い立ったという渡辺謙。
今回はエグゼクティブ・プロデューサーを兼ねています。
人間の真価が問われるのはどんな時なのでしょうか?
ひとつには、この映画で描かれたように、 . . . 本文を読む
Libertine…放蕩者というタイトルの示す通り、
ジョニー・デップ演じる第2代ロチェスター伯爵
ジョン・ウィルモット(以下、ジョニー)は
放蕩の限りを尽くして、30代の若さで病死する。
しかし、ただそれだけの人物ではない。
才気煥発で洞察力に優れ、時の国王をさえ、
そのシニカルな視点で
容赦ない風刺の俎上に乗せてしまうのだ。
その激しくも哀しい後半生を、本作は描いている。
時代は17世紀。 . . . 本文を読む
先日テレビ番組で、タイトルを伏せてそのタイトルを当てる
というクイズがあった。
詩・まど みちお
あんなに高いところを
人がわたっていく
せっかく みんなでこしらえた
きかいたちが
大いばりで あばれまわるのを
じゃましてはいけないと
できるだけ地球をとおく
よけて あるかなくてはと
あんなに高い雲の中を
よぼよぼ とぼとぼ
人がわたっていく
(『まどみちお詩集』ハルキ文庫・1998よ . . . 本文を読む
ピカデリー・サーカスから徒歩10分の所にあるプリンス・オブ・ウェールズ劇場(Prince of Wales Theatre)。ここで、ABBAの曲を元に作られたミュージカル『マンマ・ミーア』が上演されています。”プリンス・オブ・ウェールズ”と銘打っているだけあって、設備は豪華です。私が高校生の時、スウェーデン出身のポップスグループABBAが、世界的な人気を博していました。私 . . . 本文を読む
バスツアーの後半から降り出した雨が、観光を終えてロンドンへと戻る頃には、どしゃ降りになりました。バスは、コッツウォルズ地方を出てハイウエイに入ってからしばらくすると、雨と雨が原因の事故(だったらしい)による大渋滞に嵌ってしまいました。何と1時間半あまりも殆ど動かない。おかげで予定の帰着時間より2時間近くも遅れることに…。途中下車も構わないというので、私と息子は私達が利用するハマースミ . . . 本文を読む
旅行の楽しみ旅行の楽しみは景色を愛でたり、おいしい物を食べたり、素敵なお土産を買うだけではないのは言うまでもありません。旅先での人との出会いもまた、旅に彩りを添えてくれます。旅の途中のほんのひととき、互いの時間が交差する。こんな偶然は、そうあるものではありません。だからこそ、その出会いは大切にしたいし、短い間でも楽しく意味のある交わりを持ちたいものです。学びたいと思った時が、学びの時今回のバスツア . . . 本文を読む
イギリスの元首相、ウィンストン・チャーチルにゆかりの深いブレナム宮殿。名門貴族マールバラ公爵の居城です。ボートン・オン・ザ・ウォーターで40分ほど過ごし、その後コッツウォルズ地方で最も標高の高いストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow On The Wold)へ移動。そこには昼食時間を含め1時間の滞在予定だったのですが、ツアー会社が斡旋したパブのランチに思いの外時間がかかり結局村を散策することもなく、 . . . 本文を読む
皇居内の枝垂れ桜。やや盛りを過ぎて…色が今ひとつ。
というか…私のカメラの腕も今ひとつ(T.T)。
今、私も含めて5人のボランティアで、夏に実施する予定の
ワークショップ(以下WS)の企画を進めています。
美術館における教育普及ボランティアの活動も3年目に入り
今回初めてボランティアに美術館が夏季に実施する親子向け
WSの企画を任されたのです。
最初に手掛ける私達の仕事いかんで、今後さらにボラ . . . 本文を読む