はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

一言に励まされる

2011年01月24日 | はなこ的考察―良いこと探し
 一言が足りないばかりに、人間関係がぎくしゃくすることがある一方で、たった”一言”に励まされることがある。

 私は家事の中で一番、料理が好きだ。その理由は意外にも単純なもの。ほぼ毎晩、夕食を食べ終えた夫が「ごちそうさま。今日もおいしかったよ」と言ってくれるからだ。夫が「ごちそうさま」の後に「今日もおいしかったよ」と一言添えてくれるのが、毎日献立に頭を悩ませている私には、何よりの励ましになる。レパートリーを増やす原動力と言ってもいい。

 私の夫はどちらかと言うと、昔ながらの「男は黙って…」の口が重いタイプ。その夫の一言だから、「今日もおしかったよ」は、私にとって値千金の言葉なのだ。

 もちろん人によって値千金の言葉は違うだろう。そして、どんな言葉が最も喜ばれるのかが一番わかるのは、やっぱり身近にいる人間のはずだ。

 ひとりひとりが、少なくとも自分の身近にいる人に、励ましの一言(←それは相手に、より一層の努力を促す「頑張って」より、「あなたなら大丈夫」のような信頼の表明や、「さすがだね。凄いね」のような賞賛や、「ありがとう」のような感謝の言葉だろうか?)をかけることができたら、ささやかな幸せ(←”今日1日を生きる活力”という意味で、結構侮れないんだな。これが!meromero2)で、この世は満たされるかもしれない。

 自分の身近にいる人の為に、励ましの一言をかけ続ける人間でありたいと思う。 
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