Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

めだま先生

2008-01-02 | 想い・雑感
目玉先生

小学校3年の時の担任は
そう呼ばれていた

確かにくりくりした目をされていたのだが
名前の由来は見た目ではない

その先生は授業の時
黒板の左上に「目玉」
と書いてあり
授業中に集中力がとぎれてよそ見をしている生徒を見つけると
「こら!」
と言われて黒板の左端に順々に名前を書かれていくのだ

だから 「目玉先生」

私も何度も名前を書かれたわけだが
そのお陰で
今でも人の話を聞くときに
話している人の方を向いておくように気をつける

それに人と話すときには
相手の方を向くようにし
できれば目を見るようにしている

しかし
bad newsを伝えるときには
検査結果などで嬉しくないことを伝えるときには
その人の目を見続けることは心苦しい
聞く方も見られたくはないかもしれない

ただ最後に
「一緒に希望を持っていきましょう」
というときには
しっかり目を見つめるようにしている
というか目玉先生のお陰もあって
自然と見つめている

誤嚥

2008-01-02 | 医療・病気・いのち
お正月が来ると
のどにもちを詰まらせる方がニュースになる
お年寄りの場合
ものを噛む力
食べ物をのどの奥に運ぶ力
のどの奥に来たものを飲み込む力
飲み込む瞬間に気管の入り口に蓋をする反射
間違って気管に入ってくるものを外に出す咳反射
などが弱くなっており
もちでなくとものどに引っかかったり誤嚥してしまうことは多い

私たちは普段意識せずに食事をしているが
これらの動きや反射が連動して
無事食事をしているわけである
時に気管へ食べ物や飲み物が入りかけたりするが
すぐに咳が出て入りかけたものを排除する

これらの動きにも筋肉の力がとても大切
嚥下にまつわる筋肉の中には
舌の付け根から繋がっているそうなので
舌を出したり引っ込めたり
舌を出して左右に動かしたりすることによって
鍛えることができる

もしご家庭に高齢者がいて
食事時にむせるようなことがあるならば
普段から舌の運動をしてもらったり
よくお話をしたり(話すときにかなり舌が動く)
することが誤嚥の予防になる