Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

2008-01-16 | 想い・雑感
「鳥」 と聞いて怖がる人はそれほどいないでしょう
すずめ、白鳥、トキ、孔雀、鴎に鷺、鶏
バードウォッチングに焼き鳥
あまり怖い印象はありませんなあ

怖いといえば
ヒッチコック監督の映画 鳥 くらいでしょうか

ところが最近では
鳥という言葉が新聞に出るたびに
少しどきどきする

鳥の偽装問題ではありません
そう 鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)
が気になるのです

人への感染症例が増加してきているのとともに
人から人への感染症例も報告されている

鳥インフルエンザはユーラシア大陸全体とアフリカ大陸の一部
それにオーストラリア大陸で報告されており
人への感染報告もその分布と一致している

つい最近中国は南京市で
人から人への感染が確認された
人を宿主とするような遺伝子変異は確認されなかったようだ
(朝日では変異なし、ロイターでは変異を心配する専門家がいるとの報道)

南京と北京は800~1000Kmくらい離れているかもしれないが
北京オリンピックというのは
世界中にウィルスを蔓延されるイベントになることはないのだろうか

感染爆発は すぐそこまで迫っている

現在
国の医療費削減のあおりを受け
救急医療が立ち行かなくなっている
この状況でもし感染爆発が起これば
全くのお手上げ

国は 厚生労働省は
この危機に対してどうするというのでしょうか

厚労省の姿勢は
医療行政は地方の責任ということらしいが
国家的危機に対し
国が先頭を切って立ち向かわずして
国を預かっているといえるのでしょうか