へなちょこの日々

プラナリア飼育記録から始まったブログ。

恐怖の胃カメラ

2022-08-05 16:54:14 | 日記
1年でいちばん恐れている日が来た。健康診断である。健康診断そのものは怖くないのだけど、とにかく胃カメラが恐怖。
胃カメラは胃腸科で数回やっているが、その時は鎮静剤を使っているので大した苦痛はない。
去年から受けている職場近くの病院は鎮静剤バージョンがない。鼻から入れるのをしたのだけれど、カメラが胃にある間ずっとえづいていて死にそうだった。今年も地獄の15分間に耐えなければならない日が来た。

水以外は絶食、薬もNGなのに間違えて6:30ごろ抗うつ剤とステロイドを飲んでしまう。まあ3時間もあれば消化されて大丈夫だろう。一応検査前の問診でそのことを伝える。
胃カメラ最後かと思っていたが、身長体重測定の後「次は胃カメラ」と言われてギャーとなるが、たまたま京阪電車が踏切故障のため遅れていて、そのせいで先生が到着していないということで後回しになる。
待ち時間もなくサクサク進み、いよいよ胃カメラ。
まず胃の発泡を消すドロっとした薬をコップいっぱい飲み、両方の鼻に鼻腔を広げる薬と2回の麻酔、計3回をシリンジのような物で注入。3回目の注入後、そのまま検査室へ。

メガネをはずし、左下で横向きになって寝る。腕に血圧計、指にパルスオキシメーターを装着すると「では入れますね」。
鼻からうどんより太い内視鏡(見た感じ伊勢うどんくらいの太さに見える)、「そんなの入るわけないやん!」と思うけれどするすると入っていく不思議。喉を通過する時はオエっとなり、その後も何度かゲボーゥと空気が出てきて気持ち悪いが、去年よりは全然マシ。胃まで到達したら、画面を見る余裕もあった。朝飲んだ薬が溶けかけてて、粉状になってへばりついてるのを水で吹き飛ばしたりしてて笑いそうになる。

はい終わりでーす、と5分も経たないくらいでスルスルと内視鏡が引き上げられ「もう終わり?」とびっくり。苦痛も時間も去年の1/3くらいだった。うまい先生に当たったのだろうか。「荷物を持って待合へ」と言われるけど、よだれや涙を拭いたり、鼻を噛むティッシュが欲しかった。仕方ないので握りしめてた手ぬぐいで全部拭く。

最後に内科の先生の問診。どうも普通の診察の合間にしているようで恐縮(健康診断専門医院ではなく、普通に患者さんが来てる病院)。不整脈気味と指摘されるが後は大丈夫そう。不整脈だと言われてもどうすることもできないし。せいぜい血圧高くしないように頑張ろう。

帰ってしばらくは食欲もなく、布団でひっくり返る。おならがぶうぶう出る。鼻の奥、喉との境目が風邪を引く前の時のようにスカスカする。2時間ほどたって、食欲が湧いたのでごはんの上に目玉焼きとウインナ炒め、茄子ときゅうりの浅漬けをのっけたプレートを作って食べた。