ＭＵＳＡ－武士－

ＭＵＳＡ－武士－（原題：무사）　　2001年　　☆☆☆☆
監督：キム・ソンス
出演：アン・ソンギ、チュ・ジンモ、チョン・ウソン、チャン・ツーイー




面白かったーー！
評判良いとは聞いてて楽しみ観たんだけど、さらに想像以上に良かった

観終わってからポスターや予告編を見てそっかーって思ったんだけど
もしかしてチョン・ウソン主演の映画だった？
最初はチュ・ジンモが主役だと思いながら見てて
もしかしてアン・ソンギ主役の映画かなって思いながら見てて
チョン・ウソン美味しい役じゃ～ん、って思ってたら、へぇー主役だったのか！って（笑）

でもみんなすごく良かったんですよね
大好きなパク・ヨンウは気の小さいずる賢い通訳かと思ったけど
子供好きな戦うことが苦手な優しい人だったのね
ユ・ヘジンは（髭で最初わからなかった）最後は両目をやられて血まみれでカッコよく死んだし
チョン・ソギョンはオモニを思い出しながら漢族のおばあちゃんに看取られて
身重の妻を残してきた若者が漢族の妊婦をいたわって、、泣けるよねー
僧侶（どっかで見たって思ったら不滅の李舜臣のヨンガプだ）も壮絶に戦って死んじゃったし
チュ・ジンモを助けようとして死んじゃう副将もかっこいいし
敵の蒙古軍だって決して悪じゃないのよね、これがまたかっこいいんだ
もちろんチュ・ジンモもチョン・ウソンも当然かっこいいし
もうかっこいい！連発しちゃう（笑）

でも一番はアン・ソンギだな～
以前も「デュエリスト」であまりの軽やかな身のこなしに驚いたことあるんだけど
ソンギさんってかなり運動神経のいい人じゃないですかね

戦闘シーンはかなりバッサバッサと人が切られて埃まみれ血まみれでもありますけど
壮大で綺麗でロマンを感じる映画でした



1375年、朝鮮の高麗は明と友好関係を築くため南京城へ使節団を遣わした。城に辿り着いた使節団はスパイ容疑をかけられ、広大な砂漠地帯へ流刑されてしまう。途中、一行は元（蒙古）軍と遭遇し彼らに捕らわれていた明のプヨン姫を成り行きで救い出す、しかし追撃する元軍「姫を渡さなければ皆殺しにする」と宣告される。彼女を引き渡せば闘いは終わる、誇りのために闘いつづけるのか?、生きて故郷へ帰るため姫を引き渡すのか?、それぞれの想いが交錯する。

肩ごしの恋人

肩ごしの恋人（原題：어깨너머의 연인）　　2007年　　
監督：イ・オニ　
出演：イ・ミヨン、イ・テラン




常に恋愛に翻弄されてないと生きていけない鮫科の女「るり子」
仕事も恋ものめりこめないクールな理屈や「萌」
唯川恵の小説「肩ごしの恋人」はすごく面白くて
イ・テランは絶対に萌役のイメージよね、しかしな～んとるり子役でした

映画はかなり原作と違ってて、似てるけど全く非なりって感じ
ジョンワンは仕事して恋もして気ままに生きてて、ヒスは金持ちの旦那を持つわがままオバサンに見えなくもなくて、ちょっと前の日本のオシャレなトレンディドラみたいでもあります
原作はもっと複雑だったよー、最初はるり子（ヒス）はメチャメチャ嫌な女だったしさ
最後は萌とるり子を応援したい気持ちになって、自分も元気になれる小説でした

でもガッカリしたかと言うと全然そうでもなくて
だってイ・ミヨンとイ・テランですからね
ここまで魅力的な女優の共演ですから、最初から最後まですごく楽しく見ちゃいました
二人の大人なガールズトーク（おばさんトーク？）も面白かった～
監督のイ・オニさんも若い女性だからかなぁ、上手く言えないけど安心して楽しめる感じで
もしかしたら男性には理解不能な楽しさがあるかもです

物足りないのは魅力的なキャラの男性が登場してないってことかな、、
ヒスのおじさん顔の旦那ユン・ジェムン氏、ある意味キュートでしたけど
性格もそうだけど経済力が彼の魅力？（笑）あはー、現実はそんなもんかもしれないけど～

最後は福山雅治のコンサートを見に日本に行くわけですからかなり日本を意識した作られ方してて、ストーリも破綻したところなくて日本のドラマを見てるみたい
しかし、不倫に姦通罪が適用する韓国でこういう自由に誰とでも恋愛しちゃう話って許容されるのかぁ～

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シングルライフを楽しむ新進写真家のジョンワン(イ・ミヨン)。妻のいる恋人に割り切ったように「愛してるって言わないでね」と言いながら仕事相手のふりをされた携帯電話に傷つくこともある。女の幸せはお金持ちとの結婚とマダムライフを楽しむヒス(イ・テラン)。「浮気するくらいじゃないと男なんでおもしろくない」と言いながら夫の若い浮気相手に敵対心を燃やす。ある日ジョンワンの部屋に夫の浮気が原因で家を飛び出したヒスが転がりこんでくる。