太白山脈(原題:태백산맥) 1994年 ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イム・グォンテク
出演:アン・ソンギ、キム・ミョンゴン、キム・ガプス
長い~~
重苦しい状況が延々と続くような錯覚に陥りました(笑)
あまりにも大きくて重いテーマだし、歴史的に理解し切れない部分もあったけど
でも最後まで面白く見ました
あとで調べたら168分だった(3時間越えてるかと思った)
主演アン・ソンギかと思ってたけど、どっちかというとキム・ガプスかなぁ
キム・ミョンゴンとキム・ガプスの兄弟をめぐる話と
中立の立場のアン・ソンギってとこでしょうか
朝鮮戦争勃発の少し前の話で、舞台は全羅南道にある筏橋(ポルギョ)という小さな町
これは後で調べてやっと納得したことなんだけど
全羅道でのパルチザン闘争は南独自の組織であった南朝鮮労働党が朝鮮戦争の前に行ったもので、この映画はその時の話
北はこの動きをむしろ危険視し、見殺しどころか戦後には徹底的な粛清さえあったそうです
ポルギョという小さな町のなかで左翼と右翼が対立して隣人や家族同士が殺し合う
左翼に占領された町で人民裁判が始まると地主たちは射殺され、左翼たちは土地の無償分配を農民に約束する、でも右翼の巻き返しで町から左翼が一掃されると、今度は左翼シンパへの凄惨なリンチが始まる
町の人たちはただ自分の土地を持って耕して生きていくことを望んでるだけで、確たるイデオロギーなんて持ってないのに、支配者によってころころ変わる価値観や正義に翻弄される
そんな様子が淡々と描かれる映画でした
力のないものが支配されていく場面が、とくに女性がね、、
最後に巫女が死んだ魂の「恨」を救いたいと願うところで終わりました
映画は面白かったけど、はぁ、、けっこう疲れた
第2次大戦終結後、日本帝国は去ったが朝鮮半島では息つく間もなく米ソの意向に左右され激しいイデオロギー・政治対立の混乱を迎える。韓国南部の都市、麗水・順天では1948年に労働党派の反乱と凄惨な鎮圧戦が起こり、朝鮮戦争に入っても左右入り乱れての混乱が周辺地域で続いていた。サンジン(キム・ミョンゴン)とサング(キム・ガプス)は兄弟ながら左と右に別れ憎み合う。教師キム・ボム(アン・ソンギ)は左右どちらからも疎まれる穏健派民族主義者だった
監督:イム・グォンテク
出演:アン・ソンギ、キム・ミョンゴン、キム・ガプス
長い~~
重苦しい状況が延々と続くような錯覚に陥りました(笑)
あまりにも大きくて重いテーマだし、歴史的に理解し切れない部分もあったけど
でも最後まで面白く見ました
あとで調べたら168分だった(3時間越えてるかと思った)
主演アン・ソンギかと思ってたけど、どっちかというとキム・ガプスかなぁ
キム・ミョンゴンとキム・ガプスの兄弟をめぐる話と
中立の立場のアン・ソンギってとこでしょうか
朝鮮戦争勃発の少し前の話で、舞台は全羅南道にある筏橋(ポルギョ)という小さな町
これは後で調べてやっと納得したことなんだけど
全羅道でのパルチザン闘争は南独自の組織であった南朝鮮労働党が朝鮮戦争の前に行ったもので、この映画はその時の話
北はこの動きをむしろ危険視し、見殺しどころか戦後には徹底的な粛清さえあったそうです
ポルギョという小さな町のなかで左翼と右翼が対立して隣人や家族同士が殺し合う
左翼に占領された町で人民裁判が始まると地主たちは射殺され、左翼たちは土地の無償分配を農民に約束する、でも右翼の巻き返しで町から左翼が一掃されると、今度は左翼シンパへの凄惨なリンチが始まる
町の人たちはただ自分の土地を持って耕して生きていくことを望んでるだけで、確たるイデオロギーなんて持ってないのに、支配者によってころころ変わる価値観や正義に翻弄される
そんな様子が淡々と描かれる映画でした
力のないものが支配されていく場面が、とくに女性がね、、
最後に巫女が死んだ魂の「恨」を救いたいと願うところで終わりました
映画は面白かったけど、はぁ、、けっこう疲れた
第2次大戦終結後、日本帝国は去ったが朝鮮半島では息つく間もなく米ソの意向に左右され激しいイデオロギー・政治対立の混乱を迎える。韓国南部の都市、麗水・順天では1948年に労働党派の反乱と凄惨な鎮圧戦が起こり、朝鮮戦争に入っても左右入り乱れての混乱が周辺地域で続いていた。サンジン(キム・ミョンゴン)とサング(キム・ガプス)は兄弟ながら左と右に別れ憎み合う。教師キム・ボム(アン・ソンギ)は左右どちらからも疎まれる穏健派民族主義者だった