きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

熱血男児

2010年11月13日 | 韓国
熱血男児(原題:열혈남아) 2006年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イ・ジョンボム 
出演:ソル・ギョング、チョ・ハンソン、ナ・ムニ

熱血男児


文句なしの☆☆☆☆☆5つ
私の韓国映画best10にまちがいなく入る好きな映画でした(人によっては好き嫌いはありそうだけど)
ここんとこソル・ギョング祭り状態だけど、彼は観れば観るほど嵌る、素晴らしい!
「オアシス」「あいつの声」に「熱血男児」を合わせて私のbest3ofソル・ギョングだわ
出てくる俳優が全部いいし、痺れるようないい場面がたくさんあって
私的にはヤクザ映画の中では最高に感動した映画かも

年老いて一人でクッパ屋をやってる年老いたオモニはナ・ムニ
ナ・ムニはこういう役をやらせたら韓国一の名俳優よね
オモニって言ってもソルギョングが殺そうと狙う男のオモニなんですけどね

新米ヤクザのチョ・ハンソンもほーんとに良かったし
タバンの彼女、初めて見たような気がする女優さんなんだけど
出番はそんなにないけど彼女もいいのよ~

ソル・ギョングが相手に緊張感を与える嫌なヤクザで、剃刀みたいな危険な雰囲気があって
テコンド教室では子供だってお構いなく脅しちゃうのに
田んぼでは子供みたいに無邪気にいっしょに追いかけっこしたり
タバンの彼女にスケベ丸出しに迫っちゃうところとかさ
本当にいそうだもんこういうヤクザ
っていうかソルギョングじゃなくてゼムンよね

南洋にいる次男に荷物を送るナ・ムニもさ
どうして郵便局の人が変な顔するのかわからなかったんだけど
次男はもう死んじゃってるのね
わかってるけど絶対に認めたくないから荷物を送り続けるんだよね
ヤクザをしてる長男への道を外した息子を育てたという後悔と
同時に子供への愛情が伝わってきて切なくてしかたなかった

運動会の日に食べられちゃう運命の犬をゼムンは逃がしちゃうんだよね
ヤクザとして切り捨てられた自分はその犬と同じだと思ったんだよね、きっと
殺しあってるけど、結局意味の無い報復をし合ってるだけでしょ
人間違いして殺しちゃったり、大事な友達殺されちゃったり
結局犬死だもん

最後に死にそうになって訪ねていくところが、殺そうとしてた男のオモニのところしかない
寂しい人生よね、きっと謝りたかったんだと思うの、こんな人生を送ってしまったことを
誰にかなぁ
やっぱりお母さんにかなぁ
彼は孤児だっけ?
でもやっぱり最後はお母さんにごめんっていいたかったんだと思うの
切ないよ~~
悲しくて切なくて、誰かに優しくしてあげたくなる映画

あちこちレビュー見ると意外と評価低いのよね
こんなに感動した映画なのになぁ
私は大絶賛する映画です

タイトルが謎でしたけどね
原題も「熱血男児」なのよね、、意味がわからない(笑)

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少年院出身のヤクザ、ゼムン(ソル・ギョング)とミンジェは組の命令で人を殺すが間違って違う人を殺してしまい相手組織の報復によってミンジェはゼムンの目の前で殺される。復讐を決意したゼムンは弟分のチグック(チョ・ハンソン)を伴い、復讐相手デシクの周辺の下見を始める。デシクの母親(ナ・ムニ)が営む食堂に出入りするようになるが、デシクが現われるのを待ち続けるうちに次第にデシクの母親との間に親子のような情を感じるようになる。


燃ゆる月

2010年11月13日 | 韓国
燃ゆる月(原題:단적비연수) 2000年  
監督:パク・チェヒョン
出演:キム・ソックン、ソル・ギョング、チェ・ジンシル、キム・ユンジン、イ・ミスク

燃ゆる月


ストーリは最初チンプンカンプンでしたけどね
メンツが凄いので、それだけで楽しめます(ファサン族の青年の中にコン・ヒョンジンがいる~)
私的にはソル・ギョング見ただけでOKでございます
若い頃から老けてたのねって思ったけど(成人した青年の役だもんねぇ)
この頃33才(?)若くなかった

500年間辛酸を嘗め尽くしてきたファサン族のために我が子を生け贄にするス(イ・ミスク)
敵対するメ族とファサン族の血を受けついたピ(チェ・ジンシル)
全てを捨てても愛を貫こうとするジョク(ソル・ギョング)
「ピはお前を選んだけれど、ピを愛したのは俺だ」
ジョクの傲慢だけど愛を貫き通す姿勢はなかなか潔かったですわー☆

途中からはそれなりに面白くて、結末はどうなるんだろって思ったけど
結局どうなったの?(聞くな笑)

この映画は「銀杏のベット」のパート2ということで
パート2だけどこの映画の続編が「銀杏のベット」というややこやしさで(笑)
どっちを先に見たほうが楽しめるのか、、
生まれ変りの役割としては
 ジョク(ソル・ギョング)→ ファン将軍(シン・ヒョンジュン)
 タン(キム・ソックン) → スヒョン&ジョンムン(ハン・ソッキュ)
 ピ(チェ・ジンシル)  → ミダン姫(チン・ヒギョン)
 ヨン(キム・ユンジン) → 女医(シム・ヘジン)
ということですね

最後銀杏の木の場面で終わったのはあまりにも不自然ですけど
「銀杏のベット」に(無理やりでも)話は繋がりました
自分の生まれ育ったファサン族を売ってメ族(鷹族)になってまでもピを選んだジョクは
鷹となって1000年も二人で並ぶ銀杏の木の周りを飛んでたってことなのね
それはそれでちょっと切ないかも

そんな風に書くと「銀杏の木」と「燃ゆる月」両方観なくちゃって思っちゃいそうですけど
そのために2本セットで観るほどのお薦め映画ってほどではないです(一応言っとこ、笑)

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神が宿る神山(シンサン)の麓にはメ族とファサン族が暮らしていた。だが、天下を支配しようとしたメ族は戦いを引き起こし、神罰によって荒野へ追放されてしまう。すべてを失ったメ族はひたすら部族再生の日々を待ち望む。