きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

神様のカルテ

2011年10月04日 | 日本
神様のカルテ  2011年
監督:深川栄洋
出演:櫻井翔、宮崎あおい、柄本明、加賀まりこ、要潤

神様のカルテ

“本屋大賞”を受賞した夏川草介のベストセラーを映画化した作品。夏川草介さんのインタビューを前に見たことがあって、印象に残ったのはすごい愛妻家ってこと、イチさんも作家の地を行くような愛妻家で微笑ましかったです。

救急医療の最前線で働く医師の葛藤と、そして生きることの意義が温かく描かれてた。悪い人は一人もいなくて心温まる話。実際の現場はいろんなことがあるかもしれないけど、生死と向き合う辛い現場の話だからこそ映画の世界はひたすら温かであって欲しい。最近しみじみ思うんですよね。

この夫婦が暮す古びた旅館(御嶽旅館だっけ?もう営業はしてない)の雰囲気が良くて、友人と暮らしているんだけど、彼らとの関係の説明がないのでよくわからない。さらに学士との別れも、何とも唐突な印象で消化不良。多分、小説では彼らの話がもっと触れられてるんだろうなぁっと推測できるんだけど映画では描ききれてないです。でも男爵(原田泰造)と学士(岡田義徳)と旅館は独特の世界を作ってて、あそこだけで面白いビハインドストーリできそうです。

私としてはぶっちゃけ翔君目当て。おばさんパーマの翔君は予告で見てたからわかってたけど、宮崎あおいとの静かな夫婦の会話とかマイペースな(心に秘めた)仕事ぶりとか、雰囲気があって好感度は上でした。
翔君のなで肩ぶりがリアルで良かった。親近感☆(ウチの旦那もなで肩なので、笑)
一止の、いや翔君のようなお医者さんがいたら安心して診てもらえそう~☆



美しい自然に囲まれた信州の一地方都市・松本。勤務5年目の青年内科医・栗原一止(櫻井 翔)は医師が不足しながらも「24時間、365日対応」で大勢の患者を抱える本庄病院に勤めている。この小さな病院では専門外の診療をしたり、働き詰めで睡眠が取れなかったりすることが日常茶飯事。それでも一止は厳しい地方医療の現実と向き合いながら激務を凌いでいた。