きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

青の炎

2011年10月07日 | 日本
青の炎  2003年  ☆☆☆☆☆
監督:蜷川幸雄
出演:二宮和也、松浦亜弥

青の炎


原作は貴志祐介の小説
ニノの映画ということで期待して観たけど遥かに期待を上回る演技力でした
良かった
ちょっと前の映画だけど観る価値ありだと思う

17才の少年の脆さ危さが身につまされて辛かった
これは完全に母親目線だわ
最後はそうならないでくれーって祈ったけど
そうなっちゃいました

ニノのドキッとするような表情あった
水槽であややと見つめあうシーン
あれはちょっとやられちゃいます
あの年代の男の子にしか出せない色よね
いい時にいい映画撮ってもらったなぁ、、

あややはあくまであややで
もうちょっと違う人の方が私としては嬉しかったけど、、

小説を読んでみてもいいと思った
原作とイメージ変わらない気がします



17歳、高校生の秀一(二宮和也)には、殺したい男がいた。10日前から家に居座り、母・友子と妹・遥香との平和な暮らしを乱す元継父の曾根(山本寛斎)だ。警察や法律が自分たち家族を守ってくれないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺す決意を固める。インターネットの裏サイトや医学書を調べて完全犯罪のシナリオを練った秀一は計画を実行する。


BIG BANG!~撃ちまくれ~

2011年10月07日 | 韓国
BIG BANG!~撃ちまくれ~(原題:쏜다)  2007年  
監督:パク・チョンウ
出演:カム・ウソン、キム・スロ、カン・ソンジン

BIG BANG!~撃ちまくれ~


原題が『撃つ』
邦題も『撃ちまくれ』
予告編見てもあらすじ読んでも、破れかぶれなハッチャけたイメージ
確かに本編もドタバタアクションコメディーな雰囲気はあるんだけど
破れかぶれな状況になればなるほど
スッキリしなくて、逆にストレスがたまるのはなぜなんでしょ

そんな予感が的中して、結末は想像以上に悲しい状況でおわりました
ほれ、、やっぱりドタバタアクション映画じゃなくて
シリアスな映画だったんじゃん、、って内心思ったもん

映画のイメージと受ける印象のチグハグさが居心地悪かったんだわ
ラストになってやっと納得
キムスロがこんな世の中嫌だったって呟いたラスト10分間だけちょっと感動しました

主人公は2人のようだけど実は3人よね

ちょっとスリムになって若返ったカン・ソンジン
いつも何かに苛立ってる警察官で問答無用な横暴な態度が苛々してなかなか良かったわ
カム・ウソンが暴れるたびに刑の予想をするキム・スロも面白かった

カム・ウソンのキャラが一番苛ついた
自分で正当化してるけどあなたはやっぱり世の中から浮いてます
そんなこと感じる私も汚れてるのか
その年齢で父親の教えから逃れられないのは韓国男性の常?

世の中に憤懣やるかたない怒りを持つ3人の主人公の話
あんなラストを迎えるならもっと激しく撃ちまくってもよかったかも~




誰よりも真面目に生きてきたパク・マンス(カム・ウソン)。ある日突然妻から「真面目過ぎて刺激がないから離婚する」と宣言され、職場では上司の不正に融通を利かさなかった為「リストラ」の対象に。父親の言いつけ通りに真面目に生きてきた人生を後悔するマンスは生まれて初めて立小便をしてしまうが、何とそこは派出所の垣根。マンスはそのまま現行犯で逮捕される。一方、ヤン・チョルゴン(キム・スロ)は、病気の母の入院費を稼ぐために罪を犯し、ほとぼりを覚ます為に軽い罪を犯しては刑務所に入るという生活を送っていた。今回も、無銭飲食を犯して自ら派出所へ。生まれて初めて派出所に捕えられたマンスと刑務所に入りたいチョルゴンは強行班から左遷されて、機嫌が悪いマ・ドンチョル刑事の執拗な取調べを受ける。家に帰りたい一心のマンスは移送されるパトカー内で暴れ、とっさにドンチョル刑事の銃を奪取して手錠につながれたチョルゴンと一緒に脱走してしまう。