自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

GWオープンスクール~歌才ブナ林散策~

2014年05月05日 13時35分53秒 | 子ども向け主催事業
オープンスクール2日目は黒松内町が誇る北限のぶなの森・歌才ブナ林に行ってきました!


斜面を登り、時折でてくるぬかるみを越え、川も渡り・・・



見つけた色とりどりの花、芽吹き始めた木、落ち葉に虫たち。
往復4キロ程の散策の間にたくさんの”きれい”や”不思議”に出会いました。
   

入口から800メートル程歩いたところに天然記念物に指定されているブナ林はあります。
足を踏み入れる前に、これまでの林とこれから入るブナ林の違いをふみぞうが説明してくれました。
入林届けも書いて、いざあらためて出発!


たかぎぃがふみぞうに小人になる魔法をかけました。
そんな、小さくなる魔法なんてかかるはず・・・


あれ?ふみぞうがどんどん小さくなって・・・


小人になっちゃった!!


ちなみに、ふみぞうからみた私達もこんなに小さい!
ブナの木が私達の身長の何倍の高さもあるのがわかります


途中で巻貝を発見したり


ブナの木たちに囲まれながら
 

登って下って、ちょっと疲れてきたけれど
無事に終点へ到着!


帰りの道は子ども隊長が副隊長と一緒に、
皆のペースを気遣ったり、路面の状態を教えてくれながら引率してくれました。


普段はあまり気にしていなかったけれど、
アスファルトの道路を歩くときと、土の上を歩いているときでは
足の感覚が全く違う。ブナ林のなかでは、ふかふかのお布団の上を歩いているようでした。
もう1つ気づいたのは、私が普段どれだけ木をみていなかったか。
落ち葉や、葉っぱが生い茂っている木は記憶にあるけど、
今回ブナ林でみたような芽吹いている木をみた覚えが無いことに気づきました。
私が育った横浜の街中でも木は芽吹いていたはずなのに!
普段そこにあるけれど、見ようとしなければ見えないもの。
もっとたくさんあるんだろうな。こうして新たな発見が増えていく。わくわく!

(ちこ)