自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

どんな花より たんぽぽの花を

2014年05月14日 16時31分05秒 | 自然
自然学校では、たんぽぽが咲きに咲いています

特に晴れの時にはその黄色の主張が激しこと、激しいこと。



中には、ひとつ?の株からこんなにたくさんの花が咲いているものもあります。
私のくつは26センチなので、全体で30センチくらいあるかな?




そういえば「たんぽぽ」といっても、日本のタンポポとセイヨウタンポポの二種類があったなぁ、と思い出し、自然学校に生えているものはどっちなのだろうか、見てみました。

見分け方として、花の下のペロッとした部分が反り返っていたらセイヨウタンポポ、そうでなかったら日本のタンポポだったはずです。

見てみると…




反り返っていますね! セイヨウタンポポです!

名前がわかったと安心して図鑑を見てみますと、おっとっと。
北海道のたんぽぽだけでも5種類くらいあるそうです。二種類じゃなかった。

しかも、アカミタンポポ というタンポポも反り返るらしい。困った。


よく図鑑を読んでみると、セイヨウタンポポとアカミタンポポは種ができたときに区別できるらしいです。アカミタンポポは文字通り”赤実”ができるとのこと。


というわけで、ひとまず名前を決定するのはちょっと先送り。
今は「たんぽぽきれいだなぁ」としみじみしつつ、隙あらば名前を決めてやろうと思います。



(たつみ)