橋立鍾乳洞の駐車場。
バイク前で準備をしていたら、前のお店の御主人が話しかけてきてくれました。
しばらく話して、バイクの調子が悪い話をしたら、なじみのバイク屋さんを教えてくれました。
ありがたいことです グーグル地図にチェックを入れておきました。
鍾乳洞が8時半から開いていたので、それまでに水を汲んで、出てきた頃にはホームセンターが開店している頃。
丁度いい時間です。
お礼を言って出発。
バイクの方は、もう完全に回転数が戻ることは無く、30kmで走るのが精一杯。
国道もハザードを出しながらの走行です
バイクの症状は以前に覚えがあって、バッテリーを交換したら治ったので、さほど心配はしていません
バイク屋さんはいざという時の保険です。
ただTZRに合うバッテリーが普通のホームセンターには売ってないんですよね~
他のバイク用のバッテリーを買って、繋いで使うしかありません。
ちょうどカブのバッテリーが死んでいて、自分は特に不便を感じていなかったのですが、、、
今度子供が乗るというので、ネットで買おうか迷っていたところです。
少々高いかもしれませんが、カブ用を買って、帰ってからTZR用のを入手して入れ替えれば、一石二鳥。
金銭的なダメージもそれほどありません。
子供にとってはラッキーでしたね
あらかじめホームセンターの場所はチェック済み、鍾乳洞から1.4kmなので、すぐです。
早速カブ用のバッテリーを購入。
の前に、まずヒューズのチェック。基本動作です。
目視でチェック、異常なし、念のため予備の良品と差し替えても症状変わらず。
ヒューズは問題ないので、予定とおりバッテリーを買いに店内に。
ありました、カブ用のバッテリー。
もともと、普段乗ってないときにすぐにバッテリーをカットできるように、マイナス側をサイドまで引っ張ってきていました。
(コネクターを外すとバッテリーが切れる)
なので、コネクターや配線など材料はそろってるので、カブ用のバッテリーを接続するのは、それほど難しくはありません。
本格的につなぐ前に、仮で接続してみてエンジンがちゃんと回るかどうかチェックします。
あっという間に接続完了!!
さぁて、かかるかな~
「カチッ」(メインスイッチを入れる音)
「え・・・・」
今まで点灯していたメーターの警告灯類が、全く点かない・・・
なんだ? どういうこと?
てっきりバッテリーだと思っていたのですが、これは・・・
しばらく考えて、重大なミスに気付きました。
プラスマイナス逆に付けてしまった・・・
サイドまでマイナス線を延ばすのに、一本の赤黒の線を使用し、行きは赤、帰りは黒にしてました。
つまりマイナスもプラスもどっちも赤い線をコネクタに差すことになるのです。
少し考えればわかることなのですが、適当にやっちゃったんでしょうね。。。
あわてて差し替えてやり直しました。
「カチッ」(ふたたびメインスイッチの音)
「・・・・・」
やはり何も点かない。
おかしいな。。。
「あ、、、そうか。新品のバッテリーなので充電しないとダメなのか」
今どきのバッテリーは、すぐに使用できるようになってると思ってましたが、違ったんですね。
試しに押し掛けしてみると、回転数は上がらないものの、とりあえずエンジンはかかりました。
やっぱり充電しないとダメか。
店内で充電してもらえるか聞いて、、、というか、充電してください、とお願いしてみました。
「あぁ、すみません、充電器が無いもので。。。」
「あぁ、そ、そうですか、、、」
そういうサービスは無いか、、、
ガソリンスタンドまで持っていって充電してもらうか・・・
回転数上がらないまでも、エンジンさえかかっていれば充電するかな
とりあえず、仮接続をちゃんと接続して充電後に備えます。
必要なのはビニールテープとニッパかラジオペンチ。
再び店に入ると、先ほどの店員さんが
「充電器ありました」
とのことで、バッテリーを持参して店内へ。
ガサゴソと新品の充電器を箱から取り出します。
これって、売り物じゃ・・・申し訳ない
バッテリーを接続して。。。
充電にけっこう時間かかるから、どこかの喫茶店で涼むか。
なにせ、7月後半のことです。
朝の10時過ぎとはいえ、遮るものの無い炎天下の駐車場で1時間以上作業しています。
ホームセンターの中が涼しいのは助かりますが、ずっとここに居るわけにもなぁ・・・
「あれっ? バッテリー充電されてますね。満タンです」
「へっ??」
見ると、確かに電圧は12vあります。
バッテリーが満タンだとすると、なぜ? なぜ治らない?
バッテリーじゃなかったのか。
バッテリーではないとすると、一体原因はなに?
ある程度確信があっただけに、闇の中に放り込まれた気分です。。。
「返品されますか?」
「あ、いや、けっこうです」
もう使ってしまってるし、バッテリーが弱っていたのは確かだと思うので、返品はしません。
が、ちょっと見当がつかなくなりました。
ジリジリと焼ける太陽の下で途方にくれるのでした。。。