はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!甲州秩父ツーリング12 有馬の湧水 寺坂の棚田 

2023年10月03日 23時28分31秒 | ツーリング(バイク)

「有馬の湧水」は有馬ダムの湖畔にあります。

夕暮れのダムの上でたたずむバイク乗り達の横をすり抜け、誰もいなさそうな対岸に向かいます。

 

到着。

冷たくておいしい水。

庚申の水はどこかから水を引いてきているようで、冷たくなかったんですよね。。。
水のおいしさは温度が左右するので、湧いている水はおいしいのです

 

さて、だんだん陽も傾いてきて、当初の予定だった寄居町のかわせみ河原キャンプ場ですが、、、

到着がかなり遅くなりそう。

晩ご飯はカップ麺とかではなくちゃんとしたものが食べたいし、お風呂も入りたい。

真っすぐ向かえばよかったのですが、水を汲むために山の中の道を走ったら、当たり前ですが時間がかかってしまいました。。。

ちょっと計画変更するか。

ここからだと、近いのはあしがくぼキャンプ場ですが、お休みでした。

武甲キャンプ場は2200円とちょっと高い。。。

けど隣に温泉もあるし、、、予定変更!!

 

隣接する温泉でチェックインを済ませ、荷物御置いて街に繰り出す、、、前に。

明るいうちに、すぐそばにある棚田を見ておかないと。

甲州秩父の棚田、全く期待はしていなかったのですが、ここはいい

向こうが開けているのプラス、正面の山と、セメント工場っぽい人工物が、棚田の里山の雰囲気にアクセントを加えています。

そしてなにより、風が通る。
夕暮れ時というのもあって、とても気持ちがいい

ずーっとここに居たい、と思わせる場所でした。

そうこうしているうちに、日が暮れてしまいました。

まだテントも張ってないし、はやくご飯を食べないと、風呂の時間に間に合わない。。。

急げ!!


激走!!甲州秩父ツーリング10 庚申の水

2023年09月28日 06時50分05秒 | ツーリング(バイク)

本日の宿は、寄居町のかわせみ河原キャンプ場(のつもり)。

明日の朝お金を払うことで了解をもらっているので、気は楽です。

 

途中で「庚申の水」に寄ります。
なになに、、、う、、、車一台につき、管理費100円・・・

困りますね。

大抵隣にお金を入れる場所や、お地蔵さまや神様がおられるので、毎回なにがしかお金は入れるようにしていますので、全く抵抗は無いのです、、、

100円と言われると、ちょっと高いな と思ってしまいます。

「ちょっと飲むだけだし、バイクだし、20円でいいよね」と、思う。

車出来てポリタンクに大量に汲んでいく人を想定すれば、そう。

ただ一回の設備利用料と考えると、誰しもこの場所を利用するのに平等に負担すべきかもしれません。

確かに自分は相当なケチではありますが、「ここで100円くらいいいやん」とも思いますが、、、

でもすぐそこに別の湧水もあるし、ここで飲まずに行っても全く困らない状況で、100円。

 

もし管理者に話せば、「あぁ、いいですよ、いくらでも。気持ちの問題なんで」と快く了解いただけるのではないか、とも思います。

でも、今その管理者はここにいません。

この状況で、勝手に管理費を20円にしたりすると、一人のうちはいいですが、それを利用者全員がやりだすと、モラルハザードを起こして、秩序が無くなってしまう。
利用者一人一人の良心が大事なのです

「ううう、、、」

しばらく悩んだ末、

「車1台につき、ということは、汲んでいくことを想定していて、徒歩で旅人が喉を潤す程度であれば、管理費は不要」

と解釈しました。

汲むのは、ここから4㎞先の「有馬の湧水」があるので困らないし、

「自分は旅人なので・・・」
ちょっと飲むだけにしました。

隣の馬頭観音様にはお賽銭を忘れずに入れましたよ。

気を取り直して、「有馬の湧水」に向かいます。


激走!!甲州秩父ツーリング9 三ツ合鍾乳洞 大岳鍾乳洞 旧宮崎家住宅 旧稲葉家住宅

2023年09月27日 00時11分22秒 | ツーリング(バイク)

ここからは棚田に替わり、鍾乳洞三昧。

まずは三ツ合鍾乳洞です。

こんな人も来ないような場所で、若いお兄さんが受付で、ちょっとびっくり。
そして入場料1000円も、かなりびっくり

中は、、、鍾乳洞というよりは、穴ですね・・・

まっ白い鍾乳石がいくつも垂れ下がって、、、みたいなのを期待して行くと、かなり裏切られます。

湿っているのは仕方ないとして、ドロドロです。
これが土ならいいのですが、蝙蝠の糞かもしれないと思うと・・・
以前は気にしていませんでしたが、コロナの後だとちょっと怖いです

鍾乳石見つけました。

涼む間もなく、あっという間に出口です。

寒いかもしれないと上着を持って行ったのですが、不要でした。。。

 

気を取り直して、すぐ近くの大岳鍾乳洞に向かいます。
が、コレは・・・
路面状況が悪いな、と思ってはいましたが、全面ダートとは・・・

ダートはすぐに終わりましたが、最悪の路面状況は続く。

やっと到着、大岳鍾乳洞。

入場料は600円。

ここらあたりが妥当な値段ではないでしょうか。。。

冒険好きな人のために、狭い穴をくぐるコースも準備されています。
まぁちょっと腰をかがめるくらいのもので、少し回り道をして得した気分

先ほどの鍾乳洞とは違い、さすがにちゃんとしています。
鍾乳石もあり、けっこう堪能できました

しかし、、、体が全然冷えないですね。。。
鍾乳洞に入った時は、たいてい最後凍えながら出てくるのが常だったのですが

体の芯まで熱くなっていて、少し鍾乳洞にいたくらいでは治らないんでしょうかね。。。

出口の辺りの涼しい風が吹き上げてくる場所で、しばらくボーっとします。

あぁ、気持ちいい。

このままずっとここに居座りたい気持ちをぐっと抑え、炎天下の外界に戻ります。

暑い。。。

さて、県道201を北に上がって、釜の水(東京の名湧水57選)に行こうと思っていたのですが・・・

ナビで行こうとするとぐるっと遠回りになります。

(緑の旗が鍾乳洞)

よく見ると、、、道が繋がってなかった!!

仕方なく青梅市を経由するコースに変更。
旧い家を2軒見れたから良かったのですけどね~

旧宮崎家住宅。

釜の淵公園の中に移築されています。定休日で中は見れず。

旧稲葉家住宅。江戸時代の豪商の家ですが、こちらも中は見れませんでした。

この時点では、まだ寄居町のかわせみ河原キャンプ場にいくつもりだったのですが・・・

(つづく)


激走!!甲州秩父ツーリング8 三頭の名水 旧高橋家住宅 小林家住宅 カフェハイイロチョッキリ 

2023年09月21日 23時24分25秒 | ツーリング(バイク)

奥多摩湖の湖畔道路。
細かいワインディングが続く楽しい道です

調子に乗って走っていたら、三頭の名水を通り過ぎてしまったようです。

Uターンしてもどります。

調子に乗って走っていたら、通り過ぎてしまったようです。

Uターンしてもどります。

調子に乗って走っていたら、通り過ぎてしまったようです。
細心の注意をしながら走って、やっと見つけました

左コーナーの右車線側にあって、視野に入らないんですね~

しかもわかりにくい。

反対車線にある場合は、バイクでなければずっと先まで行ってUターンが必要です。

ここで水分を補給。
写真無くてすみません

 

旧高橋家住宅は、現在カフェになっています。
あいにくお休みでした。。。

 

さて、本命の小林家住宅、定休日ではないのは確認済みです。

駐車場に到着、でも周囲にそれらしき民家はありません。。。

途方に暮れていると、少し下ったところに看板を見つけました。

モノレール!! 楽しそう!!
なになに、、、事前予約が必要!! ダメやん・・・

電話番号があったので、ダメもとで電話してみました。

「11時に予約のお客様が居るので、その便に一緒に乗ってください」
助かった~

 

しばらくして、トロッコ電車登場!!

橋の上に駅があります。

到着!!

話好きの運転手さん、、、乗り込んだ後もずーっと話しています。

出発!!

グイグイ急坂を登っていきます。

この角度、落ちそう・・・

13分で到着。
しかし、モノレールが無かった時代、どうやって暮らしてたんでしょうね。。。

中は意外と新しい感じ。

座敷童がいます。

・・・違います、一緒にトロッコに乗った一家のおこちゃまです。

床とか建具がツルツルピカピカで、古さを感じない。

普通に暮らせそうな感じです。
冬は寒そうですが・・・

帰りのトロッコは・・・・時刻表(がありました)では13時頃。

2時間はちょっと居られない、ということで、トロッコ同乗家族の奥さんが交渉してくれて、

今下に迎えに行ってるトロッコが帰ってきたら、すぐ出発するよう話してくれることに。
運転手のおじさんは人が良いので、頼まれたら昼ご飯の最中でもトロッコを出してくれるそうです

 

なかなかトロッコが帰ってこない。。。
運転手さん、話好きなので、きっと下でしゃべってるに違いありません

15分ほど歩いたところに湧き水があるらしく、汲みに行きたかったのですが、トロッコ待ちで断念したのですが、、、
こんなことなら行っとけばよかったかなぁ。。。

別に歩いて降りても良かったのだし。

でもトロッコには乗りたいので、良しとしましょう。

 

駐車場に着いたら、もうすっかりお昼時。

途中で「カフェ・ハイイロチョッキリ」の案内を見つけて、寄ろうかと思ったのですが、時間も無いし、そのままパス、、、

したのですが、下に見える川べりに、キャンプ場のような小洒落たスペースがあるのを発見。

「え、、、あれがカフェなのか?」

行って見たくなりました。

道路わきにバイクを停めて、川に降りていくと、気持ちよさそうなスペース。
ここで食べるんですね~

奥まで進むと、なんだか楽し気な空間が。。。

カフェ・ハイイロチョッキリは、写真の左側のところに窓口があり、食べ物が注文できます。

メニューは、おにぎりセットが800円くらい、カレーが1400円くらいだったかな。

最近、ツーリングでは「食費をケチらない、食べ物では贅沢をしよう」と、心に決めたのですが、、、

昼間っから1400円は贅沢すぎる。
おにぎりは、、、コンビニで買って河原で食べたら300円で済むな~

いやいや、もうケチらない、でも節約しておにぎりに、、、

「おにぎりは15分ほどお時間をいただきます」

「え、、、、」

おにぎりになぜそんな時間がかかるかは分かりませんが、時間的な焦りがとどめを刺しました。。。

「あ、じゃあいいです、すみません」

カレーにしておけばよかったかな、、、

などと後ろ髪引かれながら、カフェをあとにします。

あとから考えると、ここで食べといた方が良かったかもね。。。

やっと見つけたコンビニでおにぎりを買い、河原で食べた時には、すでに13時半を回っていました。。。

つづく


激走!!甲州秩父ツーリング7 一の瀬高原キャンプ場

2023年09月19日 21時10分00秒 | ツーリング(バイク)

昨日はキャンプ場までの道は真っ暗で何も見えず、せっかくのワインディングもあまり楽しめなかったのですが。。。

この日はまだ明るいうえに、道がいい!!

クルマも少ないし、とても気持ちがいい。
と思っていましたが、幹線道路から脇道に入った途端、狭い。。。

そしてだんだん陽が暮れてくる。

キャンプ場付近に到着した時には薄暗くなっていました。
受付を済ませ、場所の指定を受けその場所に行ってみると・・・

誰もいない森の中、真っ暗で街灯も無い。

「これはキャンプ場だか、ただの野宿だか判らんな・・・」

 

唯一街灯のある駐車場にテントを張ることにしました。
誰もいないし、これから来ることも無かろうから、いいですよね。。。

何も買ってこなかったし、晩ご飯はカップ麺とご飯。
ちょっと食べ過ぎかな。。。

ここも夜はけっこう涼しかったので、ダウンジャケットを着こんで寝ます。

 

気持ちの良い朝。

朝ごはんは食べずに、荷物をまとめます。

 

昨晩は暗くてよく分からなかった炊事場。
コンセントがあったので、スマホの充電ができました

トイレです。
こんなふうだったんですね。。。

そのほかのサイト。

けっこう広く、下の方は川が流れています。

こうやってみると、けっこういいキャンプ場ですね~

 

受付でもらった地図です。

一泊1300円くらいだったと思います。

この値段なら十分なのですが、、、一夜の宿としてはちょっと遠いかな。

昼間も川遊びしたり一日中いるならかなりお得だと思います。

(設備は値段相応)

朝ごはんは、途中の見晴らしの良い崖。
昨日通った時、なにか照明を当てて撮影してたのですが、何だったのかな。。。

木陰に座って、コーヒータイムです。

下は崖です。

太陽が登ってきたら、木陰の移動にしたがって自分も場所を変えようと思っていたのですが、

木陰がなくならないのでよく見ていたら。。。

太陽が木陰になっている木に沿ってほぼ垂直に登っているので、木陰が無くならないのでした。。。

夏ですね。。。(7月のツーリング記事を今書いています・・・)

つづく


激走!!甲州秩父ツーリング6 ナチュラルカフェ 塩山下小田原上条伝統的構造物群保存地区 峠の湧水 

2023年09月14日 23時53分33秒 | ツーリング(バイク)

前日のカフェがとっても良かったのに味をしめ、この日もカフェに。

自然の中にあるっぽい、ナチュラルカフェ。
「おいおい、こんなとこにほんとにあるんかい

というような道を通って、どうやら裏の方から到着。

駐車場もいい感じです

木がたくさん植えてあり、ナチュラルですね~

屋外の席がいっぱいあります。

奥に見晴らしの良い席を発見!!
暑いけどやはり外ですよね~

遠くの山で、雨が降ってるのが見える・・・おそらく土砂降りになってます。。。

サービスでスモモが出てきた、、、と思ったら
おみやげでもスモモをいただきました。

これが現在のスモモ王者らしい。
このあとで、前回王者のスモモもいただいてしまいました~
甘いだけでなく、けっこうな酸味があって、これがたまらない!!

キャンプ場も始めた、とのことで、ここならいいなと思ったのですが、確か5000円くらいしたので断念。
ロケーションも良く、のんびりさせていただきました

 

少し戻って、塩山下小田原上条伝統的構造物群保存地区に行きます。

家の真ん中に家が建ってるみたいな独特の景観の家がたくさんあります。

ちゃんと観光用のルートが設定されていて、住んでいる人のプライバシーにも配慮されています。
ホントは裏道とかに入ってうろうろしたいのですけどね~

養蚕を始めた時に、改築されたものが多いそうです。

明かり取りのためですね。

 

峠の湧水で水を補給します。

そして、本日の最終目的地、一の瀬高原キャンプ場に向かいます。

つづく


激走!!甲州秩父ツーリング5 安藤家住宅 高室家住宅 おかめ麹 御領の棚田 武田信玄公の墓 八田家書院 旧高野家住宅 西川家住宅 長宝の泉 

2023年09月01日 06時12分32秒 | ツーリング(バイク)

「棚田はもういいや、、、

地元では特に珍しくない規模の小さな棚田は、わざわざ行くようなものでもなく。。。
この辺りは普通に走っていてもハッとするような美しい風景がたくさんあるので、いいかなと

 

相変わらずの旧い家です。

安藤家住宅。

武田氏の家臣が、武田氏滅亡後に帰農し、村の名主を代々務めたそうです。

建築は宝永五年(1708年)なので、300年以上経ってます。
よくこんなのが残ってるもんですね~

カッコいいです。

高室家住宅。

中は入れませんでした。

屋根の真ん中に小さい越屋根が載っていて、安藤家とよく似た感じです。

暑い。

甲府市の街中を、昼過ぎに炎天下の下通過中。

はやく山の方の御領の棚田に行って(懲りずに棚田・・・)涼みたい。

昼飯は。。。

孤独のグルメみたいに、あちこちの美味しい店を巡ったりしたいけど、、、

旧い家を巡る趣味があると、なにせ公開時間のオシリが決まっているので、時間が無い。

おにぎり買って棚田で食べようとコンビニに寄った時に、ヨメからのメールを思い出した。

「どっかで味噌か醤油買って来て」

思い出しちまった・・・

調べたら、片道10分のところに良さげな店アリ。

10分とは言え、往復と店内にいる時間を考えると30分コースです。
でも仕方ない、行くか。。。

おかめ麹。

創業明治27年、添加物に頼らない、昔ながらの手作り味噌。
1kgのしかなかったのですが、少量のがないか聞いてみたら500gに小分けしてくださいました

1kgのは重いんですよね~ 

醤油/味噌蔵に寄るたびに1kgづつ増えて行ったらかなりの重さなってしまう。

小分けは非常にありがたいです

御領の棚田付近。

棚田でなくてもきれいな風景です。

棚田はこれかな??

まぁこのあたりでよくあるやつですね。

 

武田信玄公の墓

1573年に他界し埋葬された後、魔縁塚と呼ばれ誰も近寄らなかったそうですが、200年後に発掘され、信玄公の墓と確認されたそうです。
有名どころななのに、駐車場も無いし、分かりにくい。。。

でも静かな時が流れていました。

日光東照宮や菅原道真のように神格化されて祀られるよりも、ゆっくりと眠りたい人もいるでしょうし、これはこれでよいのでしょう。

旧高野家住宅 甘草屋敷です。

真ん中だけ3階縦の変わった造り。

甘草は甘味料や漢方薬に使用される貴重な植物ですが、日本では栽培は難しいらしく、今でもほとんど輸入されています。

ここではたまたま栽培していたのを幕府の役人が見つけ、御用達になったようです。

ボランティアの方が丁寧に説明してくれます。
が、暑くてほとんど忘れてしまい、残った記憶もうろ覚えです。。。

二又になった木がそのまま使われています。

帰り際に、土間でおしゃべりしていたボランティアの方たちから、スモモをたくさんいただきました~
親切な人たち、ほんとにありがたいです

 

長宝の水はめずらしく汲み上げ井戸形式。

井戸なのか??

飲めません、と書いてありますが、気にしな・・・ん?
ぬるいし、なにやら濁ってる気がする

キャンプ場に行くまでにはもう一つ水場があるので、ここはパスしました。

(つづく)


激走!!甲州秩父ツーリング4 ヨシヤーの湯 ひまわり畑 ハイジの村 矢崎家 平岡の棚田 中野の棚田 平林の棚田 春米の棚田

2023年08月29日 01時15分19秒 | ツーリング(バイク)

昨夜走った時も一応路面を見ながら走っているので、当然気付いてるはずなのですが、改めて明るいところで見ると、けっこうな山道でした。

 

キャンプ場からしばらく下ったダム湖のところに、ヨシヤーの湯があります。

「湯」だし、入浴禁止なんて書いてあるし、てっきり温かいと思ったら、水でした

しかも、この大きさの湯船で入浴は難しいのでは・・・?
ちょっと飲んでみましたが、塩辛いはずなのに、それほどでもなかったです・・・

 

ヨシヤーの湯から河原に降りて、ここで朝ご飯です。
最初は良かったのですが、だんだん暑くなってきました。。。

途中、ひまわりがものすごくきれいな場所を発見!!

ひまわり畑で有名なところがその先にあるのですが、あまりにもきれいなので、戻って写真を撮ってしまいました。

ラッキーなことに、その少し先には駐車場があって車がいっぱいでしたが、その横のひまわり畑はほとんど咲いてなかったです。。。

 

ハイジの村発見。

テーマパークなのか、、、

結局どういう場所だったのか、分からずじまいでした。

 

矢崎家住宅

悲惨な状態でした・・・

市の重要文化財らしいのですが、こんなになるくらいなら寄贈するか、もっと早くに市の責任でどうにかして欲しかった。。。もったいない

 

ここからは棚田地獄です。

興味の無い方はすっ飛ばしてください。

平岡の棚田

中野の棚田は比較的きれいですね。

違う場所からの眺め。

おぉ~!! いい感じです。

平林の棚田

春米の棚田

これはちょっと・・・

(つづく)


激走!!甲州秩父ツーリング2 長澤の棚田 津金の棚田 津金学校 ほたる食堂

2023年08月26日 22時32分43秒 | ツーリング(バイク)

カフェでのんびりしたあと、棚田に向かいます。
宿がもう決まっているので、気持ちも軽い

長澤の棚田

津金の棚田

う~ん、棚田か?
確かに棚田と言えば棚田ではありますが・・・

これを棚田と謳うなら、ボクの地元は至る所棚田だらけになりますね。。。

 

近くに明治時代に建築された津金学校があるのですが、カフェやイタリアンレストランになっているようです。
ご飯を食べて行こうかと思ったのですが、けっこう高級っぽい所なので止めました

値段ではなく、イタ飯が問題。

スパゲッティーってお腹がいっぱいにならないのです。

蕎麦、ソーメン、冷や麦もそう。

つまりはご飯(コメ)のおかずとならないものや、イタ飯のように、コメが無いのが原因です。

いくら食べても満足できないもの、そんなものに高いお金は払えないのですよね。。。

 

いろいろ探して、そして見つけたのが「ホタル食堂」

古民家を改修して使用、名前からして映画に出てきそうな感じで、趣深い。

キャンプ場に行くのに少しだけ遠回りですが、是非行って見たい。

ここなら高くてもいい。

 

しかしこれ、旧い集落の中にあり、看板も何もなく、とても不安になります。
駐車場に停めて玄関まで行って、やっと確認できました

隠れ家的な感じが堪りません

ガラガラっと戸を開けて入ると、薄暗い店内にボーっと黄色い明り、こちらも雰囲気満点、期待感がほとばしる!!

「あのぉ~、申し訳ございません、予約制となっておりまして・・・」

「あ、、、そうなんですね、じゃあまた来ます、、、」

慌てて退散。
しかしほんとに残念
絶対また来たいお店でした

(つづく)


激走!!甲州秩父ツーリング 肉揚ラーメン 井詰湧水 旧平田家住宅 大滝湧水 三分一湧水 ギャラリーカフェ折々

2023年08月25日 01時27分31秒 | ツーリング(バイク)

甲州秩父方面にツーリングに行ってきました。

四国や島根という手もあったのですが、なにせ暑いのと、高速で500㎞の道のりを考えただけで、気持ちが萎えてしまいました

中央自動車道の諏訪南ICで降りて、昼飯は「てんほう」というラーメン屋で。

何にしようか迷ったのですが、「肉揚げラーメン」という名前が気になったので聞いてみました。

「肉の(、)味の付いた揚げです」

と店員さんが言うので、安かったし興味もあって頼んでみました。
てっきり油揚げが載ってるかと思ったら、豚肉の唐揚げでした。。。(うれしい誤算)

このあたりでは「揚げ」は唐揚げのことなんでしょうか。

 

暑い中、とても有難いことに、この辺りは湧き水が多いのです。

まずは飲み水の調達です。

小淵沢の道の駅の近く、井詰湧水に行ってみました。

辺りは湧水というよりかは川の感じです。

大きなもみの木

 

例によって、古民家巡りです。

旧平田家住宅は、資料館に隣接していて高台にあるので不思議に思ってたら、どうやら山の中にあったのを町おこしのために移築したようですね。

馬がいます。
・・・造りものです

あ、おばちゃんは本物です。

 

次に行くのは大滝湧水。

ここはどうやらけっこうメジャーな観光地のようで、バスが来てました。


神社の境内に水が湧いている、というよりは水が神様なんですね~

ものすごい量の水が流れ出ています。

湧水2連発!!

三分一湧水は公園になっていて、遊歩道もあります。

ここも大量の水が流れていて、10秒と手を入れてられないくらい、無茶苦茶冷たい

これでは水遊びは無理ですね・・・

 

このあとライフワークの棚田巡りをしてキャンプ場に行くつもりでしたが、、、
途中で見つけてしまいました。。。

道の脇にポツンと立つ小さな看板を。

「ギャラリーカフェ折々」

一旦は通り過ぎたものの、ひどく気になって引き返して行ってみると。。。

ちょっと高級な感じで気が引ける・・・と、思ったら

「うわぁぁ~」

入った途端に眼前に広がるテラス席!!

カフェ本体は写真左側の建物で、

ギャラリーが2か所

暑かったので悩んだものの、やはりテラス席にしました。
コーヒーも旨し

森に囲まれて、静けさの中で飲むコーヒーは、格別なものがありますね。

ツーリング初日、あまり巡れてなくてちょっと焦り気味だったのですが、これで落ち着きました。
キャンプ場もここで予約が取れ、ほっと一安心です

(つづく)


熊野古道ツーリング11 玉置神社 帰宅

2023年06月04日 00時50分20秒 | ツーリング(バイク)

狭い山道を走って玉置神社に到着。

以前に来たことがあるはずですが、こんな駐車場あったっけ。。。

その駐車場はすでに満杯で、入りきらない車が列を作って並んでいます。
こんな山奥ですが、さすがGWですね。。。

 

少し歩きます。

 

いかにも山奥の神社って感じですね。

帰りみち、一人で歩いてる女性がいました。
ライダーっぽい格好をしていたので、バイク一人旅かな、、、と思っていたら、なんと!!
50ccのスクーターで来てました・・・すごいなぁ~

でっかいバイクを乗り回すのもそれはそれでカッコいいですが、、、
こうやって今手元にあるモノを最大限使い倒す方が好きですね

背伸びしてないというのと、冒険心があるのかな。

それで、別に旅に排気量なんか関係ないというのが分かってて、賢い気がします。

今回のツーリングでは女性の一人旅をたくさん見ました。

昔はこんなに居なかったのに。
ちょっと時代がオープンになってきた気がしますね

 

玉置神社からは44kmひたすら山道を走ります。

和歌山でお土産を買いたかったのですが、すでに奈良県だったんですね。。。

途中の川でお昼ごはん(カップめん)。

 

ヘッドライトの球切れで暗くなる前に家に帰りたかったので、寄り道はしないと決めていたのに、、、
結局玉置神社で時間を使ってしまい、ギリギリ・・・

いざとなったら伊賀の町のバイク屋で調達するか。

 

という状況なのに、ちょっと違う道を走ってみたり、水を汲んだり、、、

伊賀の「竜王水」

とてもまろやかで、そんなはずないのにとろみがある気がしました。
なのに持って帰って数日置いたら、苦味が出てましたが、なんでしょうね。。。

 

結局家まであと1時間のところで日没を迎えました・・・

ハイビームは点くので、ガムテープをライトの上半分に貼って上をカットして帰りました。

誰からもパッシングされたりしなかったので、まぶしくはなかったのだと思います。

とにかく周りに存在を示すためのヘッドライトです。

多少暗くても、前に車がいればついていくだけなので問題なし。

無事家に帰りました。

 

今回のツーリング、高速に乗れなくてけっこう苦労したのですが、、、

う~ん、これはこれでとても充実していてよかった気がします。
高速は単につらいだけの無駄な時間でしかないのに対し、一般道はなんだかんだ楽しいんですよね~

思う存分走ってきた気がして、とっても満ち足りた気分でした。

それとTZRはなにかと気を遣うことが多い(未舗装じゃないかとか、舗装されてても路面状況とか、外装の盗難とか)のですが、KDXは気楽でいい

KDXで行って正解でした~

よし、次回はTZRでつらい思いをした四国の林道をKDXでリベンジだな・・・


熊野古道ツーリング10 玉置龍神水 ジムニー前後輪脱輪で絶体絶命 そこに現れたのは、奇跡の・・・?!

2023年05月28日 22時47分09秒 | ツーリング(バイク)

本日は最終日。

昨日ヘッドライトの球が切れたので、日暮れまでに帰りつかないとまずい。

寄り道せずに、真っすぐ帰ります。

 

でも朝飯はどこか道の途中で食べます。

川沿いの見晴らしの良い所を見つけました。

寄り道はしないと心に決めていたので、瀞峡の看板も見て見ぬふりをして通り過ぎたのですが・・・
このまま帰ると16時過ぎには家に着く、日暮れは18時半まで大丈夫か・・・

などと考え始めたところに「玉置神社」の看板が目に飛び込んできました。

反射的に曲がってしまう。。。
位置関係は、遠回りではあるが戻ってはいない、ということは認識していましたので、まぁいいか、とそのまま進みます

 

玉置龍神水がありました。

水を汲んでいると、先ほど道を譲ってくれたジムニーが通っていきます。

狭い山道なので、バイクの方が圧倒的に速く、すぐに追いつくと思うのですが、何回も譲ってもらうのは心苦しいんですよね~

 

水を汲み終わって出発。
しばらく行くと、案の定ジムニーが、、、

溝にハマってる!!

左側の側溝にタイヤが落ちて大きく傾いています。

直感的に、自力での脱出は無理と感じましたが、何かできることがあるかもと思い、バイクを停めて助けに向かいます。

 

でも、勝算が無い訳ではありませんよ

そのうちアレが、、、強力な助っ人のアレが・・・

 

来たーーーー!!

三菱ジープ 昭和56年式!!

なんて頼もしい、ゾクゾクしますね

さっき龍神水で停まったとき、ちょっと話をしたのです。
で、ついさっき道を譲ってもらったので、来るのは分かっていたのでした

 

完全にタイヤが落ちていて、このまま引っ張っても上がってこないと思ったので、タイヤの前に石を積んでおきます。

ロープでつないで、引っ張る。

「バチっ!!」
ロープが切れた!!

万事休すか・・・

 

「私のを使いましょう」

えー!!あるんですか、、、あるんでしょうね、このクルマなら。。。

ジープのオーナーが自分のロープを出してきます。
なんて頼もしい・・・

ジープのエンジン、ひと吹かし。

頼むぞジープ・・・

 

「ぐぉグォーーン、ブッブッブッブ

うおーーーー!

上がったーーーーー!!

タイヤが溝にハマったまま、ガガガガと引っ張られていく最悪の事態も想定していましたが、

一瞬のうちに上がりました。

さすがジープ!!

思わず拍手。

「カッコえーーー!!」

思わず叫んでしまう。

 

悪路もものともしないジムニーが動けなくなる最悪の事態、

そこに現れる、これ以上ない適合性120%の超スパルタンなクルマ、往年の三菱ジープ。
役者はそろったって感じですよね~

ジープが現れた時は、鳥肌モノでした。

一発で上がったのもよかった。

ジムニーの車体のダメージも少なくて済んだと思います。

 

いやぁ、よかったよかった

ジープの方、セダンのクルマの方、お疲れさまでした!!

ジムニーの方は大変でしたが、事故直後に近いタイミングでジープが来るなんて、不幸中のものすごい幸いですね!!

ツーリング最終日に、とてもいい体験をさせていただきました~


熊野古道ツーリング9 那智の滝 勝浦 神倉神社 速玉神社

2023年05月27日 00時32分03秒 | ツーリング(バイク)

那智高原公園に到着。

ここから那智の滝までは下ってすぐです。

でも、青岸渡寺まで500mくらいかな、せっかくなので歩くことにしました。

 

展望台から那智の滝を望む。
この時点で「あそこまでは結構な距離があるはず」と気付くべきだったのですが・・・

 

けっこうな下り坂。
ここを登らなければならない帰りがコワイ・・・

青岸渡寺に到着。

 

那智の滝を目指します。

今、地図を見ていて気付いたのですが・・・
お寺の横に「那智大社」がありました。。。

那智の滝で頭がいっぱいで、社殿があったとは。

昔家族で下から登った時にお参りしたはずですが、全く覚えてないや

 

青岸渡寺から那智の滝まで、結構な距離がありました。

まったく想定外。

帰りは汗だくでした。

 

汗で濡れたTシャツも、地面に置いとくだけで驚異的な速度で乾いていきます。

とはいえ、時間が無いので、新しい服に着替えて出発。

11時にここに着いて、もう14時前です。
2時間もかかってしまった・・・

昼めしは那智勝浦の美味しい魚を堪能しますよ!!

 

那智の滝まで登ってくるクルマで反対車線は激込み大渋滞。

ふもとから延々と車列が続きます。

 

途中、捻木の杉で会った名古屋のライダーが反対車線で手を振ってくれました。

和歌山の朝日夕陽百選を巡っている若者ですが、行く先々で遭って、これで4度目です。
走るペースが同じだと遭う可能性は高くなるのですが、見る対象が全く違うのにここまで遭遇するのも珍しい

 

途中道に迷い、適当に走っていたらお酢屋さんを発見!!

駐車場に停めたら、お水がありました。

お酢を作る名水です。

ペットボトルを準備して蛇口をひねると・・・出ませんでした。。。

お酢屋さんも14時で閉店。

 

さて、那智勝浦のお店ですが・・・

14時を過ぎるとどこも開いていないです

定食屋から中華料理屋から、店という店が全て閉まっています。

唯一開いてそうな観光市場は激込みで、とてもすぐにありつけそうではない。
グーグルマップで開いてる(ことになっている)店を巡ってはことごとく裏切られ、、、

あっという間にもう15時。

行きたかった海の見えるカフェ「熊野カフェ」も閉店

これ以上は時間を無駄には出来ないと、美味しい魚はスーパーで刺身でも買って食べようかと思ったら、、、

刺身はこれだけ。

もういい。弁当にする。と、チキンカツ弁当を購入。

海で食べようと、公園のようなところに入りました。

なんだか弁当がひもじくて、揚げたこ焼きを購入。

 

弁当温めるの忘れた。。。
揚げタコ焼き油っこい。。。


夜は豪勢にいいものを食べようと思っていましたが、胸焼けしてきました。。。

 

ここから新宮まで30分、速玉大社に着くのはギリギリ17時です。

急げ!!

渋滞!!

脇道に入ったら、目の前に神社が現れました。

神倉神社。

 

以前に来たことがあったので、一旦は素通りしたのですが、、、

誘われるようにこの道に入ってきたのには、何かわけがあり呼ばれている気がしたので、戻りました。

500段の急な階段を上り、ご神体のゴトビキ岩にたどり着く。

まだ陽はあるし、来てよかった

 

何度も来たことがある速玉大社。

でも熊野古道を走って、ここに来てお参りしないのもね。

旧チャップマン邸

西村伊作記念館。当然閉まっていました。

 

晩ご飯は新宮で食べるつもりだったのですが、胸焼けして何も食べる気になれない・・・

豪勢に刺身を買って、昨日と同じキャンプ場でいただくことにしました。

お風呂に入ったので、多少お腹もこなれた感じ。これで半額500円。

 

そろそろ寝ようか考えていた夜中の11頃に、ワゴン車で到着した2人組。
すぐ横にクルマを停めて、そこからBBQを始めました。。。

大声ではなく、ぼそぼそ話すのですが、耳元でささやかれているのと同じで眠れない。。。

「この時間からさすがにそれは無いやろ、、、」と言ってやりたかったのですが、耳栓があるのを思い出し、
そこからは熟睡でした

確かに、まだ暗くはなってなかったとはいえ、自分が到着したのも遅かったし、他人のふり見てちょっと反省です。

キャンプで耳栓は必需品ですね。。。


熊野古道ツーリング8 深山にて、変質者と間違われ・・・

2023年05月25日 23時01分41秒 | ツーリング(バイク)

熊野古道を歩いてる人は、外国人が多い。

6~7割は外国人。

日本人はなぜか女性が多い。

男性一人はあまり見かけなかったですね。

女性一人旅が意外と多く、目が合うと会釈してくれたり、話しかけてくれたり、皆さん愛想のよい方ばかり。
何かあった時のために、山に入る人は必ずあいさつしますが、それ以上に人懐こいというか。。。

なので、自分もすっかり調子に乗っていた気がします・・・

 

熊野古道の案内標識の前で停まって見ていたら、外国人の女性が一人で現れました。

さっそく話しかけてみました。

「おひとりですか?」

「〇△〇××--□□、えいご、えいご」

あぁ、英語で話せと言ってるのか。。。

「えぇっと、ワン パーソン?」

「×〇△・・・・by myself?」

おそらく、私一人で来たのかと聞いているのか?と言ってるので、

「Yes!!」

すごいですね~と言いたいのだけど、なんて言ったらいいのか分からない。

ワンダフル、違うな、ちょっと上から目線のような気もするけど、これか。。。

『ビシッ!!(親指を立てて)』

「グッジョーブ!!」

一瞬考えたあと、顔を上げ、カッコつけて言い放ったそこに彼女はおらず、、、
元来た道を足早に去っていく後姿が・・・

「え、えぇ、、、??」

完全に空を切った親指を恥ずかし気に降ろしながら考えてみる。

「何か悪いこと言ったかな。。。」

グッジョブがまずかったか、、、いや、言ったときにはもう背中を向けてたので違う。

先に進むのではなく、元来た道を戻るというのは、単に無視されたというわけではない。
明らかに、拒否されている・・・

なんだろう・・・

ショッキングな場所を離れ、頭を垂れながらトコトコ山道を進みながら考えていたら・・・

やっと自分のしでかしたことの罪深さに気付きました

 

ひと気の無い異国の奥深い山の中で、ヘルメットを被ってオートバイにまたがった薄汚い風体の見も知らない男に

「お前は一人で来たのか?」と聞かれたら・・・


そりゃあ逃げるわな・・・

バイクに追い掛けられたら逃げられない、古道を戻って誰かに助けを求めよう。

理にかなった、しごくもっともな行動ですね。

本当にごめんなさい、せっかく日本に来てくれたのに、怖がらせてしまいました。。。
これ以外は良い旅であったことをお祈りしております


熊野古道ツーリング7 谷口の石炭層 沈下橋

2023年05月24日 23時39分38秒 | ツーリング(バイク)

今日は那智の滝まで行って、新宮でご飯を食べてもう一度同じキャンプ場に帰ってきます。
時間的にはかなり余裕があるので、のんびりできそうですね

まずは朝飯購入もあり、少し戻って本宮から那智の滝までの熊野古道を走ります。

 

通行止めの看板も、「4t以下は通れるのね」とつぶやきながら通り過ぎます。

GWのため工事が休みということもあり、ほぼほぼ通れますね。

 

和歌山県朝日夕陽百選の場所ですが、、、何も見えません・・・

ここでも女性の一人旅を見かけました。

バイクで通り過ぎると会釈をしてくれます。
やはり、ひと気の無い山の中では心細いのかもなぁ。。。

などと勝手に考えていたので、後程ショッキングな出来事に遭遇するのですが

 

谷口の石炭層、奥に見える水平の黒い筋がソレです。

坑道が残っていれば見に行きたいんですけどね~

 

一旦国道168号線に出ます。

四万十川にあるので有名な沈下橋がここにもありました。

増水時には水面下になるのですが、水の抵抗を少なくするためガードレールなど出っ張りが無く、ちょっとコワイ。

 

再び山道に入り、深山に分け入り、途中、絶景スポットで朝飯をいただきます。

半島のように突き出していて、270度の眺望が開けていて、最高の場所ですね!!

1時間近くのんびりさせていただきました。

遠くに海が見えます。

 

此処も絶景、あそこも絶景。

 

熊野古道と交差するところで休憩所があり、けっこう人が居ました。

ほとんど外国人でした。。。

 

山の神様を拝んでいると、作務衣の方が話しかけてきます。

熊野古道を歩く人のサポートにクルマでついてきている人で、この先の道路が通れるかどうか気にされていたのですが。。。

「大事に乗ってるねぇ」

「え? 分かります?」

「わかるよ、昔はボクもバイク乗ってたんでね」

確かに大事にはしているものの、見てくれ上は決してきれいではないKDX。

何度もこかしていて傷だらけだし、カウルは色あせて白い粉を吹いています。

「古いんでボロですけどね~」

「うん、でもわかるよ、大事にしてるの」

なんだかとてもうれしくなりました

TZRと違ってあまり意識していませんでしたが、こいつはTZRよりも古いので、もう30年にもなります。

オフロードバイクなんて、みんな同じに見えますが、分かる人にはわかるんですかね。
でもそれで十分です