はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!鳥取ツーリング 貝田棚田 御机の茅葺小屋 鍵掛峠展望台 旧国鉄倉吉線廃線竹林 

2022年09月24日 23時35分53秒 | ツーリング(バイク)

本日の宿は、岡山県美作市の後山キャンプ場に設定しています。

何日かかけて走った道のりですが、真っすぐに行けば十分走れる距離。

でもせっかくなので、大山の周りをまわっていくことにしました。

 

で、地蔵滝の泉に、ペットボトルを忘れてきてたので、捨てられていた子猫も気になるし、丁度帰り道だし、寄っていくことにしました

猫はもういない。
誰かが引き取っていったのでしょうか、ホッとしました

ペットボトル発見。

 

あいかわらず、大山は気持ちいい。

移住したくなった。

 

貝田の棚田。
傾斜がなだらかなので、写真が撮りにくいです・・・

御机の棚田。

遠くに大山を望む。

手前に茅葺小屋も見えます。
いい風景です

 

水路の脇に茅葺小屋。
時間が許すなら、ここでのんびりしたかった。。。

 

と、いいつつ、寄り道して鍵掛峠の大山展望台まで登ります。

この時点で15時過ぎ。
この時間から大山を目指す車はほとんどいないので、気持ちよく走れますね

バイク仲間がいると、話すわけでもないのですが、なんとなく心強い気がします。

 

旧国鉄倉吉線廃線竹林・・・
看板があったので寄ってみましたが、なんのこと?どこ?有名なの?

結局分からずじまいですが、けっこう広い駐車場があったので、メジャーな場所なのか・・・

 

だんだん陽が傾いてきて、寂しい感じになってきたところ。

風光明媚な場所があったので、ちょっと休憩。

ここで17時過ぎ、このまま行くとキャンプ場到着は、天空の棚田に寄るので、19時くらいかな。

そんなに遅くない時間ですが、でも陽が傾いてくると、だんだん寂しい気分になってくるんですよね。
しかも山の中のあまり人けの無い道を延々と走ってると、特に

早く到着するために、
「天空の棚田に寄るのをやめようか、いやいやライフワークの棚田を外せないでしょう。。。
迷いだしたところに、キャンプ場の看板が!!

空いてないだろうし、手ごろな値段のキャンプ場は全てチェックしてあるので、どうかなぁ・・・

と、思いながら、フラフラと吸い寄せられるように入っていってしまいました

「昨日までいっぱいだったんだけどね~」

空いてました!!
しかも一泊1500円

しかも乗り入れ可。

決めてしまいました~


激走!!鳥取ツーリング 地蔵滝の泉 本宮の泉 天の眞名井 門脇家住宅 美甘家住宅 塩谷麹味噌

2022年09月03日 00時01分46秒 | ツーリング(バイク)

大山の周りは湧き水がいっぱい。

全部回るのは厳しそうですが、できるだけ行ってみます。

 

地蔵滝の泉

お地蔵さんの後ろで湧いています。

名水100選に選定されています。

段ボールの中に、子猫が捨てられていました。。。

まだしっかり目も見えてないくらいの生まれたて。
リュックに入れて持って帰りたかった

 

本宮の泉

グーグルの地図がおかしいので、ちょっと迷いました。

道路からちょっと入ったところにあります。

公園になっていました。

山の中腹から湧き出ています。

こんなところにある家って、いいですよね。。。
のどが乾いたら、いつでも冷たいおいしい水が飲める

スイカとか冷やせるし、いつでも水遊びできますね~

 

天の真名井

けっこう水を汲みに来る人がたくさん。

やっぱり大山の水はおいしいんですね。

 

ひとしきり水を汲んだら、昨日見れなかった門脇家に向かいます。
ホントは9時の開店と同時に入る予定だったのですが・・・
到着したのは、お昼前でした。。。

家の持ち主の方が居て、来客対応をされていました。

重文の家を持つと大変です。。。

 

中で、おにぎりやさんが店を出していました。

近所にキッチンカーも来ていたし、鳥取は民活が進んでいるようです。

一部の業者に便宜を図るような行為でもあるので、昔は敬遠されていた感もありますが、

最近は、それが市民の利益にもなるということで、見直されてきているのだと理解しています。

みんなWin-Winで幸せってことです。

とてもおいしそうだったので、買いたかったのですが、お昼は行き先が決まっているので断念。

柴犬がぐったり。

美甘家にも行きました。

ご自由に、みたいなことが書いてあるのですが、どこまで自由なのか分からず、玄関の前と庭園の入り口まで行っただけ。。。

溶岩の岩を配置した珍しい庭だそうです。

 

お昼は、ちょっと遠回りですが、御来屋漁港直販店地魚料理恵比寿に決まっています。

グーグルマップでたまたま見つけたのですが、こんなとこにあるの誰も知らないだろう、、、
と、穴場的な感じで大いに期待できます

と、思ったら・・・

ゲロ混みでした。。。

待ち時間は40~50分。

皆さんどこでこんな辺鄙なところの店を知るのだろうか。。。

なんでこんな来るんだよー!!

と、嘆いてもしょうがない。
待つか、あきらめるか・・・

予定よりかなり遅れているし、そもそも待つのはキライです。

なにか他の店を探すことにしました。

地図を見ていたら、すぐ近くに、チェックしていた味噌屋さんがあるのに気付きました。

「塩谷麹味噌」


ですが、あいにく閉まっていました。。。

せっかく、何かがうまくつながった気がしたんですけどね~

と、思ったら・・・

 

後ろから声がかかりました。

「あの、、お味噌ですか?」

「あ、はい」

「あ、じゃちょっとお待ちください、今開けますので」

お店の方がたまたま用事で来られて、お店を開けてくれました!!

昔ながらの製法で作る昔ながらのお店。

たくさん買ってしまいました。。。

 

さて、肝心なお昼ですが、この近辺にはホントにご飯屋が無い。

コンビニでおにぎりとコロッケを購入して、海で食べました。
これはこれで、楽しいのです

この後は再び大山をぐるりと回って、やっと帰路に入ります。

目指すは後山キャンプ場(今知りましたが、岡山県でした)。

その前に、よいカフェでもあれば寄っていきましょう


激走!!鳥取ツーリング 鳴り石の浜 天皇水 船上山 桝水地蔵尊の名水 大山まきばみるくの里

2022年09月01日 00時03分58秒 | ツーリング(バイク)

まずは朝飯、海に向かいます。

海岸に降りれる場所が無くてウロウロしましたが・・・

やっぱり海はいい。。。

さて、まずどこに行こうかな、、、と、地図を見たら・・・

すぐ近くに「鳴り石の浜」がありました。

最初っからここに来て、朝飯にしておけばよかった。。。

石のアートで有名のようです。

石一個の初級編にチャレンジ!!
意外と簡単に、といっても10分くらいはかかったかな、出来ました!!

 

天皇水で水を汲もうと思ったけど、場所が分からず、人に聞いてやっと辿り着きました。

水を汲んでいると、前の家の方が話しかけてきます。

このコロナの世の中、他県から来ている身として少し恐縮するのですが・・・
こうやって人懐っこく話しかけてこられる方々は本当に有難く、感謝です

昔、近くに家畜の研究所があって、研修目的で全国から人が来ていたようですね。

駅の近くで泊って、牛車に乗ってやってきてたそうです。

天皇水や近くの船上山の歴史等も教えてもらいました。

 

門脇家住宅が9時に開くので、時間調整で大山の周囲を時計回りするつもりだったのですが、、、

船上山を勧められたので、左回りに予定変更。
昨日走った道と一部ダブりますが、せっかく教えてもらったし、これも何かの縁なので

 

船上山を下から眺める。

 

登山口があったので、時間もあるし、登ろうかと思ったのですが、、、

登山の方に聞いたら往復で何時間かかかるということだったのでやめました。
(ちなみにこの方、バイク乗りだったようで、TZRを見て懐かしがっておられました

ただ後から地図を眺めたら、後醍醐天皇船上山行幸碑までは直線で500m程度。
そこまでは行けばよかったなぁ~

 

バイクでなくても感じられると思いますが、大山はほんとに気持ちいいです。

景色もいい、空気もおいしい、風はさわやかで、なだらかなワインディングが続きます。

 

山頂近くの駐車場脇にある「桝水地蔵尊の名水」です。
が、湧いているわけでなく、雨水のように溜まっていたので、汲むのは止めました。。。

気を取り直して、大山を眺めると「天空ソフト」ののぼりが!!

この天気、この景色にソフト!!

これは食べねば。

えっちらおっちら売店まで登っていくと・・・

山に登るチケットは売っていますが、ソフトを売っている気配がありません。。。

グルグル回ってみたのですが、最後あきらめて店員さんに聞いてみました。

「あの、天空ソフトはありますか?」

「ソフトですか、、、ここにはありませんよ。ソフトならすぐ下のミルクの里にありますけど」

「はぁ、そうなんですか。。。ありがとうございます」

いぶかしげな店員を不審そうに見つめるオッサン。

駐車場まで下っていく間に、謎が解けました。。。
「天空リフト」でした・・・

店員さん、変な質問をしてすみませんでした~

 

すっかり気分はソフト。

すぐ下の「大山まきばみるくの里」に突入。

「ソフト、ソフト、みるくのソフト(三菱電機のお風呂のCMのイメージ)」と口ずさみながらお店に行くと・・・

「ガガーン・・・

準備中。。。あと30分。

9時には門脇家に到着しているはずが、もう9時半で、すでに1時間ほど遅れています

それでもソフトはあきらめきれず、この先の鍵掛峠展望台まで行って、帰って来るつもり、、、

でしたが、駐車場でスズキのバイク乗りの方と話していたら、あっという間に10時過ぎ。

急いで行って見ると、すでに長蛇の列が!!

待っている間、周りを見ていると、女性のバイク乗りが一人でソフトを食べてました。

「かっこいいなぁ」

女性ライダーはかっこいい。

一人でも様になってます。

女性の一人旅は、「訳アリか?」「失恋旅行?」など周囲の様々な想像を掻き立て、とても危険です。

タクシーの運ちゃんに何度も誘われて不快な思いをしたという人を知っています。

でもライダーは一人でも普通なので、妄想の対象とはならず、ただカッコいいだけです。

さらに、全国津々浦々すべてのライダー(男も女も)が味方で、手厚くサポートします。

女性が一人旅するならバイクですね。。。

 

みるくソフト、ゲット!! うんまーい!!

 

大山サイコー!! VIVA!!大山


激走!!鳥取ツーリング 河上旅館

2022年08月31日 00時55分49秒 | ツーリング(バイク)

山から海に近いところまで下りて来ました。

すっかり日が暮れて、辺りは暗くなっています。
これから走って、暗い中テントを設置して、寒さに凍えて寝るのかぁ・・・

ちょっと憂鬱で、物寂しい感じです。

宿が決まっていない夕暮れ時は、必ずこんな気持ちになるのですが、寒いのはもう嫌だなぁ。。。

 

「この辺りに宿は無いかな・・・?」

そういえば、米子の明るい賑やかな街中に惹かれて宿を探していましたが、別に暖かい場所があればそれでいいんですよね。。。

ふとそう思い、停まって調べてみると・・・

ありました!!

河上旅館、4000円/日

即答で決めました。

キャンプ場は無料、出費は痛い。
だけど、ちょっともう寒いのは勘弁です

せっかく海の近くの宿に泊まったので、ちょっと奮発して、ごはんは近くのお店で美味しい魚でも食べようと、宿のおかみさんに教えてもらった食事処「活魚ふじ」に勇んで行って見ると、、、
その日はお店が貸し切りで、お断りされてしまいました・・・

うむむ、、、国道まで出てラーメンか何か食べるか。。。

トボトボと歩き出します。

「あぁ魚、食いたかったなぁ・・・

気持ちはすっかり魚の気分だったのですが、仕方ない。


と、思ったら、スーパーマーケットを見つけました!!
丁度残っていた刺身セット400円(安っ!!)を購入し、スキップで宿に帰って冷蔵庫に。

ゆっくりと風呂に入って体を温めた後、ご米を炊いて晩飯にしました。

温かい部屋、パリッとした浴衣、熱々ごはんに美味しい刺身、自然と笑みがこぼれ、、、
しあわせです~

 

あたたかい布団でぐっすり寝て、朝ちょっと遅めの起床。

4000円払った甲斐あって、体力は完全復活!!

 

階段の途中に色紙と写真がありました。

バナナマンの日村さんですね。

あとは出川哲郎さん。

けっこう有名なお宿なのかな・・・

 

ともあれ、気力もスマホのバッテリーも充電完了!!

出発です

 


激走!!鳥取ツーリング 河本家住宅 大山町所子伝統的建造物群保存地区 門脇家住宅 美甘家住宅

2022年08月29日 23時27分47秒 | ツーリング(バイク)

投入堂を出て、大山方面に向かいます。

途中ハワイに寄りました。

嘘だと思うなら、これが証拠です。

鳥取県東伯郡湯梨浜町でした。

羽合(はわい)温泉があります。

ソフトバンクのCMで一時期話題となりましたね。

 

ライフワークの旧い家を訪ねます。

途中、名探偵コナンの作者の故郷の近くを通ったので、眠りの小五郎のベンチで写真でも撮って子供に送り付けてやろうかと思ったのですが、、、
オッサンが一人で写真を撮っている図が、あまりにも恐ろしかったのでやめました。。。

 

岸本家住宅、、、に行ったのですが、どうやら公開されるのは年に一回らしく、結局どの家かも分からず、ウロウロして時間を浪費してしまいました。

そして河本家住宅に到着したのが16時過ぎ。

この時間なら、次の門脇家も見れるかもしれません。

急げ!! とばかりに中に入ります。

さすがにすごい。。。

広い土間です。
しかし、誰もいない。。。上がっていいのかな。。。

外をぐるりと回ってみます。

蔵がたくさん。

なまこ壁ですね。

誰もいないな、、、ちょっと不安になってきました。

パンフレットを見てみると・・・ややっ!?
どうやら公開は16時までだったようです。。。

今気づいたのですが・・・
どうやら入場料が必要だったみたいです
すみませんでした・・・

 

続いて、大山町所子伝統的建造物群保存地区にある門脇家に向かいます。

間に合うかなぁ、、、ギリギリか

やっぱり、、、、そうか。。。

まぁ家の前まで来たということで。

中には入りたいけど、時間が合わず断念した旧家もたくさんあるので、そのうちの一つになっただけさ。

と、自分に言い聞かせて、もう一軒の美甘家に歩いて行ってみることにしました。

この地区は、なんだか風情がありますね。

電信柱が無くて舗装されてなければ、タイムスリップしたような気になるんでしょうね。。。

美甘家。

門は開いていますが、おそらく営業時間外なので、パンフだけもらって帰ります。

けっこう歩いて楽しい地区でした。

夕暮れ時なので、ちょっと物寂しい感じがまたよろしいでんな~

 

さて、これからどうする。

まだ明るいので、かなり走れます。

米子と境港は家族で行ったので、今回はパスしてもいいかな。。。
とすると、大山の周りをぐるっと周って、無料の大山池キャンプ場に行くか・・・

大山の周辺は、湧き水とか見どころはありますが、必須ではないのが多いので、パスするかな。。。

「とりあえず大山寺にいこ」

 

大山寺に行く道、とってもいい道で、クルマが全然いない。

(そりゃそうか、こんな時間から大山登る人もいないし)

で、あっというまに大山寺の広い駐車場に到着。

「あれ? ここって。。。」

以前ヨメと来て、登ったとこではないですか。

じゃあここもパスしていいか

 

誰もいない大山寺から日が暮れるのを眺めていたら、なんだかちょっと寂しくなってきました

ここからキャンプ場まで約1時間ですが、途中の見どころに寄ってると完全に日は暮れそうです。
そこからテントを張って、ご飯作って、そしてまた、寒さに凍えながら寝袋で寝るのか・・・

賑やかな米子の街中で、安いホテルがあったら泊まろうかな、、、

と、ちょっと思って、電話をかけてみました。

2~3軒に確認しているうちに、どんどん日は暮れて来て、さらにキャンプ場まで走るのがイヤになり、さらに電話をかけ続けて、さらに日は暮れる。。。

結局、安いところどころか、空いている宿すらなく、無念の断念。
ほぼ日が暮れかけた状態で、途方に暮れる無計画なおっさん・・・

仕方なくキャンプ場に向かうことにしました。

大山を周回する山道は夜走りたくないので、少々遠回りですが海側に一旦降りてから東進、南下することにしました。

 

途中の展望台。

陽は完全に沈んで、赤みがかった空が一部明るいだけで、周りは薄い闇に覆われつつあります。

自業自得ですが、もう少し計画的に行動出来たら、こんな寂しい思いはしなくていいんですけどね。。。

 

しかしこの後、大どんでん返しが。。。?


激走!!鳥取ツーリング9 投入堂3

2022年08月26日 00時26分06秒 | ツーリング(バイク)

投入堂の続きです。

最初の難関。

木の根っこ登り。

こりゃあすごい!!

でも、楽しくはあれ、登るのはそれほど大変ではないです

 

垂れている鎖をつたって登ります。
ここはまだ鎖無しでも登れないことは無いですが、この上の方は鎖だけが頼り

一番の難関です。

 

意外と早く到着。

いやあ、これはすごい。

落ちたらタダじゃあ済まないのに、手すりも無い。

自己責任の世界ですね。
こんなところによく建てたもんです

と、思ったら、まだ先がありました。
ここは投入堂では無かったのですね・・・

 

さぁ、ついに見えてきました、投入堂

さすがにすごい!!

こんなところまで、よく材料とか運んでこれたものです。

 

いやぁ、これはすごい!!

・・・さっきの建物と同じのような気が。。。

もしかしてこれも違うのかな??

案の定まだ先がありました。

うむむ、、、最初のだけでも十分感動的だったのですが。。。

 

そしてやっと到着、これが本物の投入堂です。

ここから眺めるだけで、中には入れません。

しかし、誰だか分かりませんが、よくこんなところに寺を造る気になりましたよね。。。

落ちたらひとたまりも無いのに。

おカネを払ってからここまで丁度1時間。

帰りは早いかと思ったら、狭いところで片側交互通行になっていて大渋滞。

結局1時間弱くらいかかりました。

 

行程としては、アスレチックのコースくらいの難度かと思います。

が、一か所、落ちたら絶対見つからない、と思えるような場所がありましたので、安全では決してありませんので、心していく必要がありますね

ハイヒールやサンダルなどでの入山が禁止なのは、歩きにくかったり、躓いて怪我をするといけないからだと思っていましたが・・・

滑って落ちたら死ぬからなのか。。。

ここまで厳しく規制するのには、それなりの理由があるからなんですね~

 

思えば、ここではいろいろありましたので、心に残る参拝でした


激走!!鳥取ツーリング8 投入堂2

2022年07月17日 21時31分25秒 | ツーリング(バイク)

最初は、ペースも違うだろうし、別々に行けばいいや、と思っていたのですが。。。

せっかく何かの縁でこうなったのだし、悪い人でも、しゃべりちらすうるさい人でも、無愛想な人でも無かったので、ボチボチ話しながら歩きます。

愛媛県の方でした。

近くの温泉に泊まっているそうです。

その方も、最初からここに来るつもりではなく、ふらっと立ち寄ったのだそうで、サンダル履きでした。

実は、投入堂まで行くのにはちゃんとした靴を履いている必要があり、受付でチェックされます。

で、サンダルやハイヒールなどの歩きにくい靴の人はわらじを購入することになります。

自分のバイク用の靴はトレッキング用の靴なので心配ありません。

連れの人はわらぞうりを購入、靴ずれ等もなく、最後まで歩ききりました。
ちょっとうらやましい感じがしました。。。

せっかくなので、記念に買って登っても良かったかも。

 

白いタスキを渡されて、出発、、、の前に。。。

自分は一応ペットボトルの水を持って来ていますが、連れの人はふらっと立ち寄っただけなので、何も持っていません。

二人で水場の水をがぶ飲みしておきました。

さて出発です。

ちょこちょこ会話をしながら進みます。

「旅行ですか」

「はい」

「お一人で」

「はい」

「一人は気楽でいいですよね」

「まぁ、、、」

「どこに泊まってるんですか」

「三朝温泉です」

「おぉ、ダム湖の温泉で有名なとこですね!!(すみません、湯原温泉と間違えてました)」

「そうなんですか、知りませんでした」

「この次はどちらへ?」

「ずっと三朝温泉にいます」

「へぇ~お気に入りの温泉なんですね」

「放射線が多いんです。。。。実はがんで療養中で・・・」

「あ、そうなんですか」

ちょっと立ち入ったことを聞いてしまいました。。。
こういうときはどうしたらいいのか

少なからず動揺してしまいましたが、とりあえず普通、普通に。。。

「岐阜県の恵那にろうそく温泉というのがあって、放射線含有量は日本一らしいですよ」

「へぇ、そこは知りませんでしたね」

とにかく、気を遣われるのは嫌だと思うので、普通を心掛けて、一人でつらいと思うので、少しでも気が晴れるように話しました。
と言っても、自分は話下手で会話が苦手なので、会話もとぎれとぎれだし、どこまで効果があったのかは分かりませんが。。。

 

今から思うと、病気のことを話してくれたということは、もう少し突っ込んだ話をしても良かったのかなぁ

病状についてちゃんと聞いて、そのうえでそれなりの話をしたらよかった。

どこまで踏み込んだらよいのかわからず、怖くて結局最後まで聞けずじまい。。。

なので、会話も中途半端に病気に触れて、様子を見て、という風になってしまいました。

一番よくなかったのかも。

病状が分からないので、どういう励まし方をしたらよいのかも分からないので、そういった言葉もかけられず。。。

ちょっと後悔。。。

でも、最後まで普通に接してくれたので、まずい対応はしていなかったと思います。
そう願います

 

降りてきたらお昼時でした。

せっかくなので、お昼を一緒に食べることにして、近辺でおそらく一軒しかない食事処へ。
お店に入ると、「50分待ち」の札が・・・

50分かぁ。。。

でもこれも何かの縁、やっぱり食べていくことにしました。

待合室で待つこと50分。

お座敷に案内されるかと思ったら、食事が運ばれてきました・・・

「え、ここで?!」

バスの時間が15分後に迫ってきているので(これを逃すとまた当分」来ない)急いで食べます。

とちもち入り天ぷらうどんに、名物の三徳豆腐が付いていました。

とちもちは揚げてあったのかなぁ、、、忘れましたが、少し甘くて意外とおいしかったことは覚えています。

しかしゆっくり食べる間もなく、かき込んでバス停へ。

ほどなくバスが来て、お別れです。

短い間でしたが、一人で登るのと違って楽しかったです。

ありがとうございました。

なかなか思ったことが言えなくて、もう少しましな対応が出来たらよかったのに。

何かの縁でこうなったのですが、これに何かの意味があるのだとしたら、自分に何か使命の様なものがあったのだとしたら、、、

その人の心に何か安心感や希望の様なものを生じさせることだった気がします。

心が通う人ならそっと寄り添うだけでいいかもしれませんが、この短時間でできること・・・

それが何だったのか、今でも分かりません。

何も言わず、気も遣わず、淡々と普通に接して、これで良かったのだろうか。

ベストではなかったかもしれないけど、それで悪くはなかったかもしれません。

でも本当は言いたい言葉があったのです。

無責任な言葉の様な気がして言えなかった。。。

でもやっぱり言っておけばよかった。

「大丈夫ですよ、きっと治りますよ。」

投入堂の法力と放射線と意志の力がガンを駆逐し、元気になられることを心からお祈りしています


激走!!鳥取ツーリング7 投入堂

2022年07月10日 01時19分49秒 | ツーリング(バイク)

山の中にある鳥取県の観光名所、国宝「投入堂」。

グーグルマップで「史跡」「観光名所」で検索して、必ず出てくるのでルートに入れました。

直前まで知りませんでしたが「なげいれどう」と呼びます。

その名前を聞いて思い出しました。。。。

会社の人が一度行ってみたいと言ってた、あのお寺です。
参道の山道は非常に険しくて、崖を鎖でのぼったりするのだとか・・・
高いところに登るのが好きだし、そういう冒険的なの大好きなので、是非行かねば。。。

 

投入堂は、役小角が下界から投げ入れたという伝説があります
どういうことかというと・・・

崖の中腹の窪みにすっぽりはめ込まれるような形で建造されていて、一体どうやって建てたんだか分からない

近くで撮影していますが、ものすごい山奥の高いところにあり、険しい登山道のため、そこまで行けない人用に、下界に遥拝所まで設定されているのです。

 

最初、下界からの遥拝所に停めてしまいましたが、そこではなく。。。

少し先に駐車場がありました。

そこから少し歩きます。

けっこう人出があり、皆さん、登山チックな格好の方々ばかりでちょっとビビりましたが、、、
でも、小学生くらいの子供もいて、「まぁそんな程度か」と、ひとまず安心

道路からけっこうな階段をゼイゼイ言いながら上って、さぁ登山の始まりだぁ~ とか思っていたら、

参道の受付所がありました。
まだ始まっていなかった。。。

 

早速受付に行ったところ、

「お連れの方はいらっしゃいますか」

「いいえ」

「お一人様で?」
「はい。(ほっとけぃ!!)」

「申し訳ございません、二人以上でないと入れないのです」

「えっ、、、? ダメなんですか?」

「はい、滑落して行方不明になられる方が多くて」

「でもこれだけ人がいるし、だめですか」

「はい、申し訳ございません」

「誰かの後ろについていくんで、そこをなんとか」

「警察からも指導がありまして、こちらの一存では・・・」

「わかりました・・・」

 

すごすごと引き下がります。

と、見せかけて、実は腹案が。
少し離れたところで参拝客を蟻地獄のように待ち伏せし、一緒に入ってもらえるよう交渉すれば
相手の入場料を払ってもいい、それでも行きたいのです

一旦入ってしまえば、別々に行動しても大丈夫でしょう。

若いアベックなどの二人組は避け、家族連れを狙います。

来ました、親子三代の大所帯。

「すみません、かくかくしかじかで、一緒に入っていただけませんか」

「あ、はぁ」

「すみません、よろしくお願いします」

「なんか面倒なことにならないですよね」

「受付にはきちんとこちらで説明しますので(それでだめならあきらめるし)」

「う~ん」

「(あれ?なんで?断られるのか?)お金は当然自分で出しますし、入ったら別々でも」

「う~ん、自分だけでは決められないんで・・・」

「(大人なんだからそれくらい自分で判断してくれよ~)わかりました、すみませんでした」

 

なんだか悪いことをしているような気がしてきました。

受付で同行者だと言ってくれるだけでいいので、すぐにOKがもらえると思っていたのですが。
そんなに嫌なもんなのか。。。

でも確かに、若者なら助けてあげようかという気になるかもしれませんが、こんなオッサンがそんな無計画なお願いをしてきたら、何か裏があるのか、いい加減な人なのか、と思わなくないなぁ・・・
それで、最初の一件目にして精神的に大きなダメージを受けてしまいました・・・

次々を登ってくる人を見ながら、「もういいか。。。」という気がしてきた。

これまでも閉店や休館で見れなかった文化財も多々あるし、来たというだけでいいか。

と、あきらめて歩き出したとき、ふと拝観料が2種類あったことを思い出しました。

登山道は登らなくても、せめて下のお寺(本堂?)だけでも参拝して行こ。

引き返して受付へ。

「すみません、下のお寺まで行きます」

「あ、先ほどの。。。ちょうど良いです、あの方もお一人なので、よろしければご一緒されては?」
「え、そういうのいいんですか(いいんだ・・・)」

「はい、これも何かのご縁ですので。そういったご縁は大切にします。そちらの方もよろしいです?」

「はい、大丈夫です」

ものすごいタイミングで、同じ境遇の一人旅の方が受付にいたのでした

その方もあきらめて下のお寺だけ参拝するところだったのです。

なんという偶然!!
これも何かのご縁、本当にそうなんでしょうね。。。

ということで、一旦あきらめたものの、たまたま出くわした見知らぬ方と同行することになったのでした

(つづく)


激走!!鳥取ツーリング6 龍見台 魚見台 因伯の清水 布施の清水

2022年07月07日 23時39分25秒 | ツーリング(バイク)

朝起きて、やはり景観がよろしくない。

寝るときに左右にいたライダー達は、朝早くにテントを畳んで出発してしまいました。

出発で出遅れると、なんだか負けた気になるんですよね~ 不思議です。。。

仲間(しゃべってもいないですが)が居なくなって、一人・・・

「ここで朝ご飯もなぁ。。。」

まだ早い時間ですが、目の前の遊歩道を誰かが通るかもしれないし。

そういえば昨日は山の上に移動して食べたし、いつも海辺のキャップは砂浜まで持っていってたな~

それに、昨晩はそれほど寒く無かったので、湯たんぽ用に作っていたお湯が水筒の中に残っています。
そのお湯でコーヒーを作れば沸かさずに済む。。。

さすがに砂丘まで行って帰ってくるのは面倒なので、初の試み!!
朝ご飯は出発してから食べる、というのはいかがかな?

 

ということで、テントを畳んで出発!!

といっても、すぐそこの駐車場に停めて、少し歩きます。

一応砂丘での飲食についてネットで調べてみましたが、特に禁止はされていないみたいです。

(ダメだったらごめんなさい)

海が遠いのが残念ですが、いかにも砂丘ですね。
お湯を沸かさないのも初の試みだったのですが、どうもやはり雰囲気が出ないなぁ~

お湯を沸かしている時間ののんびり感が無く、落ち着かない感じで食事終了。

 

出発して海沿いを走っていると、「龍見台」の看板発見。

とりあえず行ってみると。。。

展望台でした。

龍見台の少し先にある魚見台です。

ここから魚の群れが来ているかどうかを、昔の人はこの丘から見ていたそうです。
そうだとすると、龍見台は龍がいるかどうかを見てたんですかねぇ。。。

この先のワインディングが楽しそうでしたが、方向が違うので後ろ髪惹かれながら引き返しました・・・

 

因伯の名水(お地蔵さんの水)です。

なんだか薬っぽい味がするような気がしました。
この時期暑くないのでのどもそれほど乾かないし、あまり有難みを感じないんですよね。。。

 

名水百選の布施の清水。

を目指して走っていたら、途中にあったので、引き返してきました。

場所が違うので別の湧き水かと思ったら、目指すのと同じものでした。

「水道の蛇口だし、今一つありがたみに欠けるなぁ。。。」

しかし、のどかな良い場所です

などと考えながら水を汲んで出発。
すると、また布施の清水がありました

うむむ、、、なんでこんなたくさん?

そもそも地図に載ってるのはなんだ?

とりあえず地図の場所に向かうことにします。

ホンモノがありました。

 

けっこうな量の水が湧いているらしく、町内では水道で各戸で使用されていたそう。

それで畑の真ん中に水道があったんですね。。。

ここは池の中で湧いているので、汲むのが難しい。
というか、ズボっと手を突っ込むしか手は無いのですが・・・

湧き立ての場所を狙って、水筒を入れていると、手が冷えてきました。

かなり冷たいです。

水を補給して、次の目的地の国宝「投入堂」を目指します

(つづく)


見晴らしカップ麺と見晴らし珈琲

2022年07月03日 21時53分39秒 | ツーリング(バイク)

昨日行ったところです。

お昼のカップ麺を食べる場所を求めて、山の中を走っていて見つけました。
日陰で涼しかったのですが、地面が熱い。。。

ついさっきまで日が当たっていた感じですね。
ケータイ座布団を2つ折りにして対応

 

コーヒーはこちらで。

さらに走ったところにあった、完全に砂で埋まった砂防ダムです。

中洲のようなところに陣取ったので、左右を水が流れていて、せせらぎの音がさらさらと心地よく響いています。
ときおり吹き抜けていく風が涼しくて気持ちいい

 

低く見えますが、そこそこの高さがあります。

走ってるときは暑いけど、のんびりと気持ちよい一日でした。


激走!!鳥取ツーリング5 柳茶屋キャンプ場 鳥取砂丘

2022年07月01日 01時03分44秒 | ツーリング(バイク)

海です。。。

海はいいなぁ

のんびりしていると時間を忘れます。

日本海側はどこに行っても水がきれいですね。

ただ水辺の生物が太平洋側に比べて少ない気がします。
岩場を覗いても、あまり生物がいない

太平洋側だと潮だまりにウツボやタコがいたりしましたが。。。

ワクワク感が無いんですよね~
それでも夏の日本海は、風がベトベトしてなくてとても爽やか、過ごしやすいので好きです

 

さて、14時過ぎに海に着いてしまいましたが、本日のお宿はどこにするかそろそろ考えないと。

候補は浜坂県民サンビーチキャンプ場と無料の柳茶屋キャンプ場。

晩ご飯は鳥取市内でカレーを食べると決めていたので、市内にある柳茶屋が望ましい。

鳥取砂丘に隣接という抜群のロケーションで、しかも無料とくれば、文句なしです。
ただ、、、GW真っただ中で、ゲロゲロに混んでいる可能性は非常に高いです

 

一方、浜坂県民は鳥取市街まで40分、ここから20分。

これから行ってテントを張って海でのんびりして、鳥取に行ってカレーを食べて風呂に入って帰ってくるとちょうどいい感じ。

値段は、2000円払うけど500円キャッシュバックで実質1500円とのこと。
ここにするか。。。

ただ、また兵庫県に入ってしまうことと、明日の朝にはまた鳥取市内を通ることになるので、行ったり来たり無駄な感じがします。

 

うむむ、、、とりあえず行ってみるか、柳茶屋。

で、到着。
写真は無い、というか、撮るのがはばかられるくらい、、、これはずごい・・・

バイクは狭い通路の両脇にずらりと並べられ、たいして広くないキャンプ場はテントで埋め尽くされています。

バイクをたまたま空いていた隙間に突っ込んで、トイレに行くのですが、、、
どこを通っても誰かの領海侵犯です。。。

当然新たにテントを張る隙間はなく、かろうじて空いているのは出入り口の前。

今ならここに張っても文句は言われないでしょうけど、、、

 

無料とは言え、この状態でくつろげるはずもなく、楽しくないキャンプになりそう

ただここまで来てしまった、というのと、鳥取砂丘まですぐという立地はやはり魅力です。

バイクの置いてある通路の向こうは。。。

遊歩道がありますが、その脇の草むらにはまだスペースがありました。

「ここか。。。

景色が良い訳でもなく、単に寝るだけですね。

ちょっと前までそれで何も問題なかったのですが、最近は見晴らしを気にします。

 

浜坂県民は海辺のキャンプ場なので、そっちにするか、と思ってちょっと調べたら。。。

どうやらキャンプ場は林の中にあり、海はというと国道を挟んだ向こうにあるらしい。
それなら海辺のキャンプ場の意味がない。。。

とりあえずテント張ってみました。

鳥取砂丘には何度も来ていますが、今回は砂丘に沈む夕陽を見るのがテーマ。

日没は19時前なので、それまではカフェにでも行ってのんびりするか~

と、思って行った海辺のカフェは、ちょっとイメージが違っていました。

海で自分で作って飲んだ方が良かったかな。。。

 

日没前。

鳥取砂丘に沈む夕陽を見に、キャンプ場から歩いて出掛けました。

南西側からアプローチするのは初めて。

普通の人は、馬の背(砂の山)に近い東側の砂丘ビジターセンターから出発します。

南西側から入る人は人はあまりいないみたいで、一面に風紋が残っています。

 

これぞ砂漠、という感じですね。

 

火星に生物発見!! って、感じ。

雨が降った後だからなのか、砂漠の表面はけっこう固い。

踏むと割れる感触があります。

 

同刻ヨメと飲んでいた義理の妹が、自撮りして写真を送れというので、撮ってみました。

自撮り画像。

鳥取砂丘の夕日です。

 

沈むぅぅぅ~

「ジュゥゥゥゥ」と音が聞こえそう。

 

そこからキャンプ場に帰って、バイクでカレーを食べに行きました。

鳥取県はカレーの消費量が日本一なのです。

さぞかしカレー屋が多いのかと思いきや、意外と少ない。

しかも、ゴールデンウィークだからなのか、休みのところが多い。

何カ所も回ってウロウロしていましたが、とうとう万策尽きて、あきらめました。

ところが、この町、、、ご飯屋さんが無い。

ラーメン屋や牛丼屋や焼肉屋やうなぎ屋やとんかつ屋やそんな店が並んでいる通りがあってもいいのですが、どこも真っ暗。

かろうじて駅前の商店街に明かりが点いていました。
ゴールデンウィークってこんなもんなのかなぁ。。。

お食事処浜市で刺身定食をいただきました。

ご飯大盛で1000円くらいだったと思います。

食べ終わったら10時前。。。

お風呂はもう間に合わない。

カレー屋を探してウロウロしてたのがあだになりました。

キャンプ場に帰って寝るだけです。

明日以降どこかでカレーを食べないと・・・


激走!!鳥取ツーリング4 西ヶ岡の棚田 そば処春来てっぺん 横尾棚田 

2022年06月20日 21時37分10秒 | ツーリング(バイク)

棚田シリーズ。

西ヶ岡の棚田は、行くのが大変です。

デカいクルマだと、かなりキツイ。
細く狭い道をぐんぐん登り、つづら折り、最後はダートです

こんなとき、小回りの利くバイクはホントにいいなぁ~と、つくづく思います。

棚田、時期的にちょっと早かったかも・・・

やっぱり水を張ってからですよね、見ごろは。

 

さて、そろそろお昼の時間なのですが、、、

その頃、、、福井県に出掛けていたヨメから、おいしそうな蕎麦屋の写真が送られてきました。

「むむむ、、、」

こちとら節約志向で切り詰めて旅をしているとはいえ、旅行トータルでは何万円もの出費。

文句は言えません。

なんでもいいや、と、道沿いの食事処を探すのですが・・・

なかなか飯屋自体が無く、あっても「う~ん、、、いまいち」と、通り過ぎてしまう。

このままだと食いそびれるパターンになりそうな予感。。。

そこに蕎麦屋ののぼりが目に飛び込んできました。

「蕎麦は高いからな~」

と、そのまま通り過ぎたのですが、急に対抗心がむくむくと。。。
「せっかく旅に出てるのに、おいしいものを食べずしてどうする。こっちだって美味しい蕎麦を食ってやるぞ!!
Uターン

幹線道路から数キロあって、意外と遠い。

満を持して到着。

蕎麦処春来てっぺん。

・・・なるほど、そうですよね、、、混んでますよね・・・

40分待ちだそうです。

そうやって、これまでもたまたま通りかかった蕎麦屋で食べずに帰ってきて、あとで有名店だったことを知るパターンが非常に多いのです。。。

またいつものように同じ轍を踏むか、、、
ヨメに対抗するために、待つか。。。

しかし40分はさすがに長い。

あきらめました、、、
食べていないので、インプレはありません、すみません・・・
GWは混んでる、という参考情報として見てください

ちなみに到着は12時15分です。

コンビニでカップ麺とおにぎりを購入したので、いつでもどこでも食べれます

 

横尾棚田に来ました。
一日半かけて、やっと目的の鳥取県に入りました

兵庫県、長かった~

最近はやり(自分の中で)の、棚田でカップ麺。
見晴らしは良いし、「棚田百選」とはいえほとんど誰も来ないので。。。

のんびりとさせていただきました。

ココを出ると、次はいよいよ海に向かいます。
念願の海

つづく。。。

 


激走!!鳥取ツーリング3 と思ったら、兵庫県だった。。。別宮の棚田、木の殿堂、はちまき展望台、板仕野区の棚田

2022年06月06日 00時37分00秒 | ツーリング(バイク)

ハチ北高原から鳥取の海までは、棚田三昧

すぐのところにある、別宮の棚田。

天気がいいと棚田もきれいです。

バイクの写真を撮っていたら、近くに来て何かを待っている風の人がいる。

道路にバイクを停めていたので、きっと此処で写真が撮りたいんだと思って、

急いで済ませます。

撮り終わってバイクを動かそうとしたら、

「懐かしいですね、TZR」

昔バイクに乗っていた方でした

「ワインガードナーとか、ケビンシュワンツとか、見てましたよ」

「おぉっ!! 懐かしい。あれ、そのころ年齢は、、、?」

「中学生くらいでしたかね」

若く見えたので聞いてみたら、40代後半とのこと。

2ストのバイクの輝かしい姿を見ていた最後の年代です。
乗ろうとした頃にはもう既に廃れかけて、誰も見向きもしない状況だったはず。。。

それから何度も声をかけてもらっていますが、大抵が同じ40代後半の方ばかり。
当時実際に乗れる環境にあった50代に比べて、2ストへの憧れ度が強いのかもしれませんね。。。

 

次に向かったのは、木の殿堂。

何じゃそれ?

ですが、最初自分もそう思いました・・・

行って見たら、木造建築に関わる博物館?みたいなものでした。

実際に木工できる教室等もあるようです。

なんだかんだで1時間もここに居座ってしまいました。。。

展望所もあり。

但馬アルペンロード、最高です

天気が良いのもあり、ちょっと細いところもありますが、高台のワインでキング。
クルマもほとんど走っていないので、気持ちよく走れます

 

ところが・・・
はちまき展望台に行こうと思ったら、痛恨のダート路・・・

チャレンジしてみましたが、そこそこの悪路でさすがに断念しました。

これも但馬アルペンロードです。。。

板仕野区の棚田。

読めません・・・

つづく


激走!!鳥取ツーリング3 と思ったら、兵庫県だった。。。 逆水キャンプ場(奈良尾キャンプ場)2

2022年05月31日 00時21分56秒 | ツーリング(バイク)

目が覚めた。。。

やはり。

時刻は、、、2時半。
寝たのは12時半頃だったので、2時間しか寝てない

湯たんぽはまだ十分暖かいけど、上が寒い。

寝袋の上から冷気が降りて来る感じがする。

 

今回初めての試みとして、有りっ丈の服を全部着込むのを止めました。

これまでは、服と服の間にウインドブレーカーを挟んで、空気の層を何重にも作ろうとしていたのですが、、、、

ウィンドブレーカのせいで体温が外側の層に伝わらず、一旦外側の層が冷えてしまうと、冷たい服の塊りになってしまう気がしたのです。

今回は暖かい大きな層を一つ作る、というコンセプトで、空気の流れを遮る服は着ずに寝袋に入っています。
というわけで、上着類が余っているのでそれを寝袋の上にかけて、ひたすら朝が来るのを、、、

すぐに寝てしまいました。。。

 

また目が覚めた。。。覚めてしまった

異常に寒い。

時間は4時半。

夜明けまでまだまだ時間があります。

湯たんぽはちょっとぬるくなっていますが、まだ換えなくてもいいくらい。

今使ってしまうと、夜明けの最低気温の時に耐えられないかもしれませんので、我慢できるところまで我慢します。

しかし、寒い、、、異常な寒さです。

特に下半身が冷気に包まれているよう。

とうとうカッパを引っ張り出しました(せっかく畳んだのに。。。

上にかぶれるものは全て寝袋の上に被せて、表面積を出来るだけ減らすように丸まって、ひたすら寒さが通り過ぎるのを・・・

 

・・・朝です。。。

明るくなっていました・・・

不思議だ、全然寒くない。

6時なので、あれから約1時間半。

そんなに気温が違うとは思えないのですが、「よし、起きるぞ」と思うと、急に寒さが消し飛びました。

すがすがしい、気持ちよい朝です

昨日の地獄の様な寒さと真っ暗闇がうそのよう。

あんなにおどろおどろしく、近寄りがたかった炊事場と炭置き場も、、、

陽が出てみれば、こんなにいい場所でした。

ふと見上げると、山の中腹に白いものが・・・

残雪が。。。どうりで寒いはずです。

 

いつもなら早速朝ご飯にするのですが、、、

今回はせっかく見晴らしの良い場所がすぐのところにあったので、

くわえて、すでに登山客が何組か歩いてたりしているので、行き止まりとは言え道路の真ん中にテントを張っているのはどうかと思われたため、

テントを畳んで、山の上で朝ご飯とすることにしました。

 

キャンプ場を流れる小川ですが、上流には民家もないし、雪解け水でコーヒーもいいかなと思って、

この水を汲んでいきます。

 

景色の良いところで飲むコーヒーは格別ですね。
あぁ、気持ちいい。しあわせ~

 

山を下る途中、道路の脇にも雪が・・・

来るときは暗かったし、気が付かなかったなぁ~

近くのハチ高原。

もろ残雪です。

この奥のキャンプ場は温泉が近くて良かったのですが、少々高かったので止めました(3千円くらい)。

正解だったかな。
こちらの方が寒そうです。。。

そうそう、キャンプ場のおカネは1000円で、スキー場の旅館街の民宿に払います。

今年は異常に寒くて、ストーブが仕舞えないとおっしゃってました。

・・・そんな時に来てしまうなんて。。。

まぁでも、想定外ではありましたが、自分の感覚が間違っていたわけでは無いということで、納得。

ただその場合は「いつもいつも運が悪いね、、、」っていう話になるので、それはそれでちょっと・・・


激走!!鳥取ツーリング2 と思ったら、兵庫県だった。。。 逆水キャンプ場(奈良尾キャンプ場) 合格の湯

2022年05月30日 00時30分19秒 | ツーリング(バイク)

近くにある合格の湯(天然温泉まんどの湯)であったまってからキャンプ場に向かいます。

面白いクルマがありました。
パジェロミニに無理やり付けたみたい。。。

雨がパラついていたので、カバンにカッパを被せて防水対策。

正解でした

 

かわいい看板

露天風呂に浸かっていると、けっこうな雨が降ってきました。
うむむ、、、あのままキャンプ場に行っていたら、雨に降られてのんびりするどころではなかったなぁ~

などと、のんきなことを考えながら、閉店まで過ごし、体が冷えないようにしながらキャンプ場に向かいます。

所要時間は30分。

上り坂、、、どんどん登る、ぐんぐん上る、、、だんだん体が冷えて寒くなってきました。。。

これだけ登っても民家がたくさんあるのが心強い、などと思っていたら・・・

「え、、、氷の山国際スキー場って・・・

もしやここはスキー場?
スキー場のキャンプ場・・・寒いはずです

そしてまだまだ登る。

そして細い山道に入る。

やはりこの展開か・・・ いつものやつです。

心細さに耐えながら、キャンプ場という明かりを心の中に灯しながら、ひた走る。

 

「着いた。。。のか?」
真っ暗闇です・・・
誰もいない

ちょ、、、ちょっと待て。

ホントに真っ暗闇で、街灯もない。
一組いるって言ってたけど、いないやん

とにかく明かりが欲しい

という思いも空しく、炊事場には電灯は無く、街灯もない。

唯一の救いはトイレ。

センサー式で明かりが点く。

ほっと一息つきました。

これが無かったら、真っ暗闇の中、非常に心細い状態で適地を探すことになったのです。

雨が降ったので、草地のキャンプ場はびしょ濡れ状態で、とてもテントを張る気になれない。

風も強いし、完全防備でカッパを着ていても寒い。

できれば屋根付きの乾いた場所にテントを設置したいところ。

 

このトイレは、男女に加え広い多目的トイレがあり、扉の前にけっこう広いタイルのスペースがあります。

「ここにテントを・・・」

誘惑にかられましたが、誰かが利用するかも(来ないとは思うけど)しれないのと、、、

さすがにトイレの扉の前でテント張って寝るのはちょっとはばかられます。

一段降りた草地なら・・・

尖った石がゴロゴロしていてキツイ、かつ濡れているので、水が沁みて来て寝袋が濡れると、この寒さです。
致命傷になるので、どうしても濡れてない場所で寝ないと・・・

強い横風が吹き付ける。

トイレを風除けにしようと、裏側の軒下を調べてみると、、、

「なんかクッサ~」
う〇こがありました・・・

 

炊事場など屋根のあるところはないかウロウロ探し回ったのですが、あいにく見つかりません。

(実は暗くて気づきませんでしたが、上の方にもう一つ炊事場がありました。。。)

とにかく寒い。
良い場所を見つけないと、明け方の最低気温にはとても耐えきれない。。。

 

時間はもう10時を過ぎていて、早くテントを張って寝ないと体が冷え切ってしまうし、ご飯も食べてない。

かくなる上は、道路の脇の舗装された退避所部分にテントを張ることにしました。

セットしてバイクを取りに行き、戻ってくると、、、

「・・・・テントは? テントが、、、無い・・・

バイクのライトに照らされたそこには、あるはずのテントが無い。
確かにここに張ったはず。。。

記憶違いか? いやいや、間違いない。
しかし跡形もなく消えてしまっていたのでした

「うむむ、、、風に飛ばされたか・・・」

高台に張ったので、風で転がり落ちたのでしょう。

と、思って、その辺りを探したのですが、どこにも見当たらない。

月明りもない真っ暗闇なので、頭に装着するヘッドライトだけが頼り。

「ど、どこに行った?」
周囲をひととおり探したが見つからず、神隠しに合ったみたい

この寒さではテント無しでは絶対に無理です。

かといって、これから宿があるような街まで行って宿を探すのもかなりきびしい。

もう10時半をまわってて、鳥取まで70kmの1時間半。

意地でもテントを探したほうが良い。
いざとなったら多目的トイレで寝るしかない

頼む、見つかってくれ。。。

捜索範囲を広げて、かなり下まで降りて行って、さすがにここまでは、、、と思われたところで、

「あ、、、あれは?

暗闇の中、道路上にひっくり返ったテントを発見!!

一時はどうなるかと思いましたが、これでなんとかなる。
ホッとして泣きそうになりました。。。

 

幸い破れも骨が折れてるとかもなく、ラッキー。

ここは風も弱いし、舗装した道路の先は行き止まり(と看板に書いてあった)なので、そのまま道路上設置。

今度は飛ばないように重りをしたうえで、バイクを取りに行きました。

荷物を中に入れて、テントに引きこもると、やっと人心地がついてきました。

異常に寒い。

晩ご飯は、昼に食べた中華がまだ胃の中に残っている気がするので、無しにしました。

 

さて、いよいよです。

明け方の最低気温に備え、ペットボトル2本にお湯を入れてタオルでくるんで、湯たんぽ代わりにします。

さらに、朝までの間に湯たんぽの温度が下がっていることを想定して、お湯を水筒に満タンにしておきます。

お湯さえあれば、なんとかなるはず

明日の予定をいろいろ調べて就寝。

つづく。。。