はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

直感とは・・・

2014年08月31日 23時40分34秒 | つぶやき

「直感」とは・・・・「経験」のことだと思います

直感と言えば、なんとなく一瞬の神がかり的な閃きとか、第六感のようなものを思い浮かべてしまいます。

確かにその要素も一部あるかもしれませんし、特殊な場合(時とか人とか)に限っては、それそのものの場合もあるでしょう

でも、少なくとも自分の経験から、直感が働くものは、自分が良く知ってるもの、長く経験してきたものに限られますね。。。

例えば、バイクに乗っているとき「あ、前の車左折しそう」なんてなんとなくわかる時があります(当然分からない時もあります)。

でもそれって、前を走っている車の左折する前の微妙な挙動とその後の左折するという一連の行為が、ボクの経験として脳にインプットされていて、「この挙動をしたら左折だ」と反射的に解るようになっているのだと思います。

この家を買うときも、一瞬で決めましたが、それまでの数年間数多くの物件を見て、こんなのはダメ、こんなのならいい、というデータベースが出来上がっていたから

この人とはウマが合うとか、この人は神経質そう、と顔を見ただけで直感的に解るのも、それまで会った人の中にそういう類の人たちが居て、その情報がおそらく脳の中でカテゴリー分けされているのでしょう。

ただ注意すべきは、直感的に物事を決める場合は2種類あるということ。

前述のようにデータベースが揃っていて、正しい答えを導き出す場合。

もう一つは、どうだってよい場合。

後者は、判断する対象に成功/失敗も無い場合、もしくは成功しようが失敗しようが別にこだわりや興味が無い場合です。

ビデオカメラを選ぶとき、直感で一瞬にして選べる人がいます。

判断が速いのは当然あると思いますが、「普通に使えればいい」と思っている人は、同じ価格帯ならどれを買ってもどれも似たような性能なわけで、結果としては失敗はないわけで・・・

つまり、直感での判断の結果が意味をなさない場合は、単に決めるのが速かったというだけですかね??

ちょっと種類が違う気がします。

なので、「ボクは物事を直感で判断する人です」というと、ボクのことを知る人の中では「えーっ!?」と言う人が多いと思いますが・・・

例えば電化製品などはどんどん情報が新しくなっていって、データベースが無いので「直感で選びようがない」から時間がかかるだけなんで・・・・

データベースが構築出来たら、あとは直感で・・・・ うむむ、、、ここまで来ると、ただの優柔不断で決められないだけのような気もしてきましたが、、、

後で後悔するのが嫌で・・・・

うん、解りました、こうです

直感とは、「経験と適切な判断能力」のことです

 

適切に物事を判断するためには、それなりの蓄積された知識が必要で、それに基づいた分析能力、状況判断能力も。

経験と知識を駆使して一瞬のうちに判断を下すこと・・・・が、直感?

・・・なんのことやら分からなくなってきました・・・・

が、まぁとにかく、一朝一夕にモノにできるものじゃないということですね

子供に「そんなもん直感で決めなさい」なんていうのは、失敗することによって経験と判断力をつけさせるという意味では良いですが、ちょっと酷かもしれませんね~