島根の美保関にメテオプラザという施設があります。
ちょうど水木しげるロードがある境港の真北になります。
町内に落ちた隕石が展示してあるのですが、そのメテオプラザの西側ひと山越えたところに、その隕石が実際に落ちた家がありまして、ここには絶対行こうと思っていたのです
昔々、ここを通りかかってたまたま案内板を見つけて寄ったのですが、当時はメテオプラザは無かった気がします(気が付かなかっただけか・・・?)
小さな碑があるだけですが、実際に落ちた家があって「あぁ、ここに落ちたんだ・・・」と実感がわきます
碑の前で写真を撮っていたら、隕石の家から人が出てこられました。
あ、、この方がこの家の・・・と思っていたらなんと・・・
「中を見てみますか?」
とおっしゃるのです!!
「え、、、ほんまに? ええんですか?!」
二つ返事でお言葉に甘え見せていただくことに
二階にお邪魔すると、家の主がおられて、色々と説明してくださいました。
2階の屋根を突き抜けて1階の床下に埋まった隕石。
落ちた時は相当大きな音がしたと思われますが、当時雷が鳴っていて気が付かなかったそうです。
屋根や床に穴が開いたわけですが、まさか隕石が落ちたなんて思わないので、落雷と思って事実が判明するまでに相当じかんがかかったみたい(翌日?翌々日?記憶が定かでなく・・・)
隕石の穴は現在は修復されていますが、梁には隕石が削り取った痕跡が!!
写真の黒で囲った部分の3枚の板を突き破ったんですねぇ~
ちなみに、屋根や床の修理は保険がきいたそうです
色々説明いただきましたが、ご主人の天文に関する造詣はとても深くて、あちこちで講演されてるようです。
たまたま落ちた隕石が、ご主人の人生に大きな影響を与えたのでしょう・・・・
まことにうらやましい限りです。
ウチにも隕石落ちないかなぁ・・・・
怪我さえしなければウェルカムなんですけどねぇ~
本物の隕石は今はメテオプラザに展示してあって、ここにはレプリカのみ。
当時売って欲しいという話もあったそうですが、切り刻まれてしまうことに抵抗を感じて売らなかったそうです
そのおかげで、今ボクらはそのままの姿の隕石を見られるわけですねぇ~
でも、時間もなかったし(水木しげるロード・・・)、ここまで貴重な経験をさせていただいたので、メテオプラザはパスしました・・・
もし機会があれば次回・・・・無いか・・・・