はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

人間関係ならぬ、人犬関係の構築について3 コムギが教えてくれたこと

2019年03月17日 02時28分55秒 | いぬ

犬との信頼関係。。。

そんなの、以心伝心、言葉なんか無くても伝わるもの、カンの鋭い動物なら分かってくれる、そう思い込んでいました。
が、現実はそんなに甘くない。。。

 

犬も、やりたいことはある。

ご主人様でもない人間の言うことなんぞ、聞く必要も無い。

一方、人間には都合というものがある。

で、圧倒的な力を持っていて、いざとなったら力づくで服従させることもできる。

 

エサをくれたり、いつも散歩に連れてってくれるご主人様は別として、ご主人様の召使い(犬にはそう見えている)なんかと仲良くする必要はない。

人間は犬を飼って癒されたい。

 

言葉の通じないもの同志で意見が食い違うとどうなるでしょうか。

特に双方が仲よくしようとする動機が無ければ、普通は決裂します。

決裂とは、争いが起きるか、力の弱いものが屈服するかです。
例えこちらは仲良くしたいと思っていても、相手側にその気がなければダメ。。。

今回の場合は、決裂するパターンですね。

・・・って、ダメじゃないですか、そんな結論出しちゃ!!

なんとかしないと。。。

 

そのとき、、、ふと思いました。

「人間にもいるよなぁ。。。言葉の通じない人」

このところ、道理の通じない人と話す機会が何回かあり、通常の通り、決裂して終わっていたのです。

ただ、思い返すと・・・

会社では、論理的思考を進め、科学的に判断して物事が進んでいきますので、それが当たり前になってしまっていますが、そういうことの出来ない人に対するボクの態度は。。。
一生懸命誠心誠意言葉で合理性を説明はするのですが、通じない・・・

きっとコムギとの関係と同じだったかもしれません。

とすると、結果も同じ。

警戒して寄って来ない、とか、話を理解せずに一方的にシャットダウンされる、とか・・・

それで良かったのだろうか・・・

いやいや、よくないでしょう。

 

言葉が無くても、というか、言葉は無しで、意見の対立を乗り越えて信頼関係を構築すること。

これは今も昔もいつもどこででも、普遍的に必要となる能力であるはず。

 

こむぎと仲良くできないなら、ボクは人とも仲良くできないということです。
こむぎの信頼を勝ち得ることが出来なければ、ぼくは人として何かが欠けているということ
言葉が話せないが故に、ピュアにそれが試されるのです