子供の折り畳み傘が壊れたらしい。
最近の傘は骨が弱くてすぐに折れてしまう。。。
安いから仕方ないかもしれませんが、普通はそれで捨ててしまうんでしょうね。
イギリスで買ってきたお気に入りのジャガーの傘を治し治し使っているうちに、傘の骨の修理はお手の物になってしまいました。
残念ながらジャガーの傘は紛失してしまいましたが、技術はその後いろんな傘の修理に活かされてきました
さて今回も同じ調子で・・・
「んん??」
骨が金属ではなく、複合材になってますね・・・
さすが現代の傘です、時代とともに技術は確実に進歩している、、、折れたけど・・・
刺さっていたものが抜けたのか。。。
他の壊れてない場所のを見てみると、複合材のホネはカシメてある部分からさらに奥まで伸びています。
カシメがゆるくて外れ、その奥の部分に力がかかって折れたのでしょう。
奥に複合材の残骸が残っていました。
応急的にはギュッとカシメればとりあえずはOKだと思いますが、強度的には心配。
なので、しっかりとカシメたうえで、カシメ部分をさらに針金でグルグル巻きにしました。
これだけ巻けば十分だろう、という気になってしまいますが・・・・
結局、力がかかった時に強度が持つか持たないか、だけの話なので、一度折れたということはまた折れます。
今度は針金の手前の部分が折れるのでしょう。
そうなったらどうやって直すかなぁ・・・
添え金して針金で巻くしかないけど、端部で折れると補強できないかもね・・・
他の壊れてない場所全部、カシメ強化しようと思ったのですが、カシメ部の端の部分が折れることになり、修理が難しくなるのでやめました。
今回のように、カシメ部の奥で折れれば、一回までは修理できますからね~