こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

親のつとめ

2016年09月25日 01時17分25秒 | 文芸
朝7時、家を出た。

加古川まで車を走らせ(運転は妻)

新快速で明石に向かった。




9時16分にJR明石駅コンコースで、

催されるオープニングセレモニーが目的だ。

2016ひょうごまちなみガーデンショーin明石が明石公園を会場に行われる。そのセレモニーである。




弦楽4重奏で始まる。

そこで第2バイオリンを担当するのが末娘。

つまり、親ばかちゃんりんで、駆け付けたのである。




エーデルワイスで始まり、コブクロの蕾、SMAPの世界でひとつだけの花と演奏が続いた。




喧噪な駅ナカでの演奏。

娘の物おじしない演奏姿に驚かされた。

父とそっくりの性格で、超人見知りだったのに、すごい変わりようだ。

これが、B型父とAB型娘の違いなのか。

娘は、新たな出会いで素直に変貌できたのだ。

父のように愚かな頑なさは、柔軟へ。そして変わった。

喜びであるが、一抹の寂しさは禁じ得ない。

娘はそのまま、たこフィルの練習に向かった。




妻と私に次のプログラムがある。神戸まで快速に乗った。

娘が通う学校の教育懇談会への出席のためだった。

いつもなら妻ひとりで出向くのが、わたしにお呼びがかかった。




懇親会があって、ビュッフエ形式の食事がある。

つまりわたしの役割は料理の運び人というわけだ。

妻は教授や講師先生らとの懇談である。

娘のためと思えば、なんら苦痛ではない。しかも御馳走をご相伴できるのだ。何も言うことはない。




加西に帰ったのは夕方7時過ぎ。

疲れたが、漫然とした日々に、いい刺激剤となった1日だった。

あと2年。

娘のために父親の役割が続く。

これで最後だ。おろそかにはできない。娘の記憶に父親が残るためのあがきを精一杯続けるだけだ。

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