定年を前に孤独感募る
家の中がシーンと静まり返っている。もうすぐお昼。夜勤明けのわたしが目覚めれば、最近いつもこんな感じ。夫婦と子ども4人、少し前までは、いつもにぎやかだったのが、まるでうそみたい。孤独感に襲われる瞬間だ。
長女は介護施設の職員。長男は今年から大手の居酒屋チェーン店に勤め始めた。二人とも夜勤が多くて時間もまちまちの職種。次男は大阪で学生生活だ。それにこの時間は、パートの妻や小学生の末娘がいるはずもない。
ひとりでごそごそと用意して食べる昼食。むなしさは募る。実は今年いっぱいで定年を迎えるわたし。先を考えればなおさらわびしくなる。
若い時は、気にもかけなかったひとりぼっちの状況が、かなりこたえ初めている。「人間ひとりじゃ生きられないんだよ」って言葉が実感をもって迫る。
でも、負けてはいられない。子どもたちの巣立ちは喜びだが、そのあとをどうするか?自分で見つけだすしかないんだ!余生をどう充実させられるかの道は。
(神戸・2008・7・19掲載)
家の中がシーンと静まり返っている。もうすぐお昼。夜勤明けのわたしが目覚めれば、最近いつもこんな感じ。夫婦と子ども4人、少し前までは、いつもにぎやかだったのが、まるでうそみたい。孤独感に襲われる瞬間だ。
長女は介護施設の職員。長男は今年から大手の居酒屋チェーン店に勤め始めた。二人とも夜勤が多くて時間もまちまちの職種。次男は大阪で学生生活だ。それにこの時間は、パートの妻や小学生の末娘がいるはずもない。
ひとりでごそごそと用意して食べる昼食。むなしさは募る。実は今年いっぱいで定年を迎えるわたし。先を考えればなおさらわびしくなる。
若い時は、気にもかけなかったひとりぼっちの状況が、かなりこたえ初めている。「人間ひとりじゃ生きられないんだよ」って言葉が実感をもって迫る。
でも、負けてはいられない。子どもたちの巣立ちは喜びだが、そのあとをどうするか?自分で見つけだすしかないんだ!余生をどう充実させられるかの道は。
(神戸・2008・7・19掲載)
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