こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

加西よいとこ・風土記の里を歩く

2016年04月06日 01時16分55秒 | 文芸
3月29日。

またまたウォーキングに参加。

風土記「三重の里」を見渡す

小谷城祉と

横尾街道ひなまつりコースがそれ。

北条鉄道の始発駅北条町駅まえ広場に

集まったメンバーは100人前後。

前回の300人に比べると

いささか寂しい。

神戸電鉄のスタッフがいわく。

「阪急のウォーキングは500人以上がふつうだよ」

そりゃそうでしょ、

加西は田舎町。 

山を背にした盆地なのだ。

神戸あたりから遠征してくるには

とにかく不便すぎるのだ。

北条鉄道も

1時間に1本、

それも単線に1両のレールバスが

トロトロと走っている。

ひなびた風情には事欠かないが、

真剣に不便なのだ!

列車の時間に合わせるから、

スタートは10時40分。

もうお昼なのだ。




ともあれ帝国にスタートした一行は

北条の宿から酒見寺、住吉神社と歩く。

この近辺では

かなり有名な『五百羅漢』のわき道を進む。

塀越しに素朴な石彫りの羅漢像群が覗く。

また機会があれば

ゆっくりと見物してほしい名所だ。

戦国武将赤松一族の菩提寺『陽松寺』

の境内を抜けて

いよいよ山登りだ。

200メートルの山。

その頂上に赤松の居城『小谷城』の城址がある。

かなりきつい。

やはり年のせいかな。

頂上に着いたときは

息も絶え絶え状態。

いやはや情けない。




息を整えて

弁当を開く。

明石海峡大橋まで見える

最高の眺望を前に、

もう何を食べてもうまい!

苦労したかいは

ちゃんとあるのだ。




40分後、下山にかかる。

下りはラクダ。

勝手に足が前に出る。

ほいほいって調子。




横尾街道に入ると、

豪商水田家の旧家を覗く。

ひな祭りのシーズンは

見るものが華やかだ。

歴史を経たひな人形が

ズラリ。

貧しい部類の

我が家では

二人の娘に用意したひな人形は

ガラスケーに納められたコンパクトなもの。

格差を癒すには

いい見物ではないか。




ゴールの北条町駅に着いたのは2時過ぎ。

北条鉄道は2時40分発だ。

加西に住む私は

これからまだ40分ちょっと歩いて帰宅だ。

たぶん

2万歩は間違いない。

いやいやご苦労さんと

自分をほめたい。

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