marimo_gmさん
コメントありがとうございます
眼が見えなくても
相手の心はよく見えてくるのかもしれません
物忘れが進んでも
小さかったときの我が子の想い出は
ときどきふと記憶が蘇り
その時代に帰ります
「100歳まで生きる」
とても大切な思いだと思います
【優しさは失われない】
一年前に観た南湖公園。
今年も厳しい冬の寒さを乗り越え
あと2週間足らずで また桜の花を観ることができる。
千代さんに「いくつですか」と尋ねると
素直に「40歳かな」と涼しく答える(本人は本当にそう思っている)。
65歳を越えた息子だが、千代さんの気持ちのなかでは まだ小学生の息子なのだ。
高熱をだし体が弱っているから 何か栄養のあるものでも、食べさせてあげたい。
たどたどしい足どりでキッチンまで行き
煮魚を温めた。
人間は 誰かの役に立ちたい。
誰かの役に立つことにより
自分自身の居場所や存在感を感じる。
千代さんの場合は
重い認知症を患っていても 高熱を出した
わが子のことを思い 母親の役目を果たそうと
ガスコンロに火を点けた。
真っ黒に焦げた魚に目がいき
「あぶないじゃないか、火事を起したどうする」と 強い口調で叱ってしまいがちになる。
叱ることよりも「ありがとう」の声かけが大切。
千代さん当人にしてみれば
彼女は 高熱をだし何も食べていない息子のためにしたこと。
何故叱られたのか(怒られたのか) 意味がわからない。
認知症を患っても
人間の優しさは失われていない。
火事にならなかったのが幸いであった。
それ以降 ガスの元栓は閉められた・・・。
コメントありがとうございます
眼が見えなくても
相手の心はよく見えてくるのかもしれません
物忘れが進んでも
小さかったときの我が子の想い出は
ときどきふと記憶が蘇り
その時代に帰ります
「100歳まで生きる」
とても大切な思いだと思います
【優しさは失われない】
一年前に観た南湖公園。
今年も厳しい冬の寒さを乗り越え
あと2週間足らずで また桜の花を観ることができる。
千代さんに「いくつですか」と尋ねると
素直に「40歳かな」と涼しく答える(本人は本当にそう思っている)。
65歳を越えた息子だが、千代さんの気持ちのなかでは まだ小学生の息子なのだ。
高熱をだし体が弱っているから 何か栄養のあるものでも、食べさせてあげたい。
たどたどしい足どりでキッチンまで行き
煮魚を温めた。
人間は 誰かの役に立ちたい。
誰かの役に立つことにより
自分自身の居場所や存在感を感じる。
千代さんの場合は
重い認知症を患っていても 高熱を出した
わが子のことを思い 母親の役目を果たそうと
ガスコンロに火を点けた。
真っ黒に焦げた魚に目がいき
「あぶないじゃないか、火事を起したどうする」と 強い口調で叱ってしまいがちになる。
叱ることよりも「ありがとう」の声かけが大切。
千代さん当人にしてみれば
彼女は 高熱をだし何も食べていない息子のためにしたこと。
何故叱られたのか(怒られたのか) 意味がわからない。
認知症を患っても
人間の優しさは失われていない。
火事にならなかったのが幸いであった。
それ以降 ガスの元栓は閉められた・・・。